私の元には、

「FXに使える時間が
寝る前の数時間しかない」

「この数時間で出来る
トレード方法を知りたい」

といった悩みが多く来ます。

 

このような悩みは、
特にサラリーマンの方に多いです。

私自身もサラリーマン時代は、
帰宅後の2~3時間ぐらいしか
トレードをする時間がありませんでした。

 

ですから、この悩みに関しては
痛いほどよくわかります。

そこで今回は、
FXに取れる時間が少ない場合の
対処方法について
私の考えをお伝えしていきます。

 

トレードスタイルをスキャルピングにする

FXに使える時間が数時間しかない場合、
まず考えられる対処方法としては、
トレードスタイルを
スキャルピングにすることです。

 

スキャルピングであれば、
1回のトレードが
数十秒から数分程度で終わるので、
たった2~3時間程度の時間でも
それなりにトレード回数もあります。

それに、欧米時間であれば、
流動性が高くトレンドも出やすいので、
1分足の短期トレンドを捕まえれば、
満足できるぐらい
トレードができて稼ぐ事も可能です。

 

ただし!

 

スキャルピングの場合、
FXのトレードスタイルの中でも
もっとも難しいスタイルです。

その為、
高度なトレード技術がない限り
まず稼げることはないでしょう。

 

むしろ、スキャルピングをすることで、
値動きに翻弄されて
損切りの嵐が起きる可能性が高いです。

 

しかも、損切りになると、
損失を取り返そうとして
すぐに再エントリーをしやすくなります。

 

また、再エントリー後に
再度損切りになれば、

「この損を取り返すまでは止められない」

となって、また再エントリーをするし、
逆に上手く損を取り返したとしても、

「今日はもう少し稼ぎたい」

なんて思ってしまい、
またすぐにトレードをしてしまいます。

 

そして、こんな事をやっている内に
どんどんポジポジ病が加速していき、

“寝る時間になっても寝れない”

なんてことが起きて、
寝不足のまま次の日を迎えるのです。

 

私もスキャルピングで体調を崩した

私もサラリーマンの時に
このことをしたせいで、
寝不足になって体調を崩しました。

 

しかも、
前日にマイナスで終わった時って、
その悔しさが次の日も残るので、
お昼休みなども
ポチポチトレードをしてしまうのです。

そして、そこでも負けたりすると、
イライラが増して、
周りに意味もなく当り散らしたりして、
とにかく仕事の効率が物凄く悪くなりました。

 

更に、帰宅後も今までの損を取り返そうとして
またガンガントレードをするのですが、
全然上手くいかずに
また寝る時間が遅くなって
睡眠不足のまま仕事に行っていました。

 

こんな事をひたすら繰り返していたら、
日中は常に眠くて仕事にならないし、
それでいてトレード資金が
どんどん減っていくので
肉体的、精神的、両方がおかしくなって
鬱(うつ)っぽくなってましたから。

 

だから、デイトレードなど、
時間軸が長いトレードをしても
FXで利益を出せないような場合は、
スキャルピングは絶対にしない方がいいです。

 

確かにスキャルピングは
数時間程度でサクサク稼げますが、
それはFXで結果を出せる力が
ある事が前提です。

関連記事:私がFXで失敗して1000万を失った原因は1分足にあった!

 

トレードスタイルを1時間足以上にする

FXで使う時間が少ない場合、
もう1つの対処方法としては、
トレードスタイルを
一気に1時間足以上のデイトレへ
変えてしまうのです。

 

私個人としては、
この方法が一番オススメです。

 

なぜなら、1時間足以上になると、
エントリー後、決済するまでに
時間が掛かるので、
ずっとチャートを見る必要がないので、
心に余裕を持ってトレードができるからです。

 

しかも、
1時間足以上の時間軸になると、
水平線の効き目が強くなるので、

・エントリーの指値
・損切りの逆指値
・利食いの指値

この3つの指値を使って
放置トレードができます。

 

例えば、今現在のチャートが、
以下のようになっていたとしましょう。

 

この場合、下落トレンドなので、
売りに狙いを定めていきます。

そしたら次に、
反転しそうな場所へ水平線を引きます。

 

私であれば、以下の場所に
水平線を引きます。

 

そしたら後は、
この水平線付近に

・エントリーの指値
・損切りの逆指値
・利食いの指値

といった3つの注文入れて
放置しておくだけです。

 

因みに、利食いに関しては、
pipsで決めても良いし、
直近の安値まで狙うでも良いです。

 

ただ、1時間足以上になると、
値幅が大きく取れるので、
損切り幅の2倍以上の
利食い幅にした方が良いです。

 

大体、平均的な値幅としては、

・損切り:-30~-50pips
・利食い:100pips以上

といった感じですね。

 

では実際に、
その後の値動きを見てみると、
以下のようになりました。

 

赤の水平線でぴったり反応して
利食いが出来ていますよね。

因みに、上記の利食い場所だと、
ちょうど+100pipsの場所になります。

 

このような感じで、
1時間足以上のトレードなら、
放置しておくだけで、
1発100pipsオーバーの利益を
取る事も十分可能です。

 

これだったら、
数時間でスキャルピングをやって
体力、神経、資金をすり減らすよりも、
はるかに楽ですよね。

 

トレード回数はどうする?

FXに使える時間が
1日数時間しかないなら、
1時間足以上のトレードにした方が
物凄く楽です。

 

しかし、1時間足以上になると、
エントリーポイントに来るまでに
時間が掛かるので、
エントリーチャンスが少なくなります。

 

ただ、その部分に関しては、
トレード対象通貨を増やせば
十分カバーできます。

FXの場合、
トレードができる通貨は
数十種類以上あるし、
監視通貨を増やしたとしても、
1時間足以上であれば、
値動きがゆっくりなので
慌てふためくことはありません。

 

よって、1日に数時間しか
FXに使う時間がない場合は、
1時間足以上のデイトレがオススメです。

 

因みに、私自身も、
スキャルピングで失敗してからは
トレードの時間軸を
4時間足に変更しました。

そしたら、1日に数回、
チャートをチェックするだけで済む上に、
トレード内容も安定していき、
FXで安定した成績を出す
きっかけをつかむことができました。

 

その時のメリットやデメリットについて、
更に詳しくまとめたので、
興味があれば、
以下の記事も読んでみてください。
4時間足のデイトレがFXで勝てるきっかけになった!

 

時間が少ないならトレードをしないのがベスト

もし、今現在、
FXで結果が出ていない状態で
1日に使える時間が数時間しかないなら、
トレードはせずに、
その時間を検証や勉強に使うのがベストです。

 

FXの場合、相場は気まぐれなので、
いつトレードチャンスが来るか
全く予想ができません。

 

その為、数時間の間に
チャンスが来ないで、

「ただチャートを眺めているだけだった」

なんて事はしょっちゅうです。

 

FXで稼いでいる人は、

「どんな場所であっても
ガンガントレードをして稼いでいる」

なんて思われがちですが、
実際は正反対です。

 

自分のポイントに来るまで
じっと我慢して
確率の高いところだけで
トレードするから稼げているのです。

むしろ、待っている時間の方が
圧倒的に多いですからね。

 

だから、数時間程度しか
FXに使う時間が取れないのなら、
思い切ってトレードはせずに
検証をする時間にあてて、
自分の手法や相場観を
洗練させていった方が
圧倒的に早く結果は出ます。

 

もしくは、上記でお伝えしたように、
1時間足以上のトレードスタイルにして、
のんびりトレードしながら、
FXに使える数時間を
検証や勉強に使えば、
資金を増やしながら
トレード技術を磨くことも可能です。

 

因みに、自分に合った手法を
作る為の検証方法を知りたい場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。
FXで勝てる手法を作れる具体的な検証方法とは?

 

まとめ

FXに使う時間が
1日に数時間しかないなら、

・スキャルピングをする
・1時間足以上のデイトレにする

といったように、
トレードスタイルを
最短のものにするか、
長めのものにするかの
どちらかに絞った方がいいです。

 

ただし、スキャルピングの場合、
高いトレード技術がないと、
大損することになるし、
肉体と精神に負荷を掛ける事にもなります。

 

ですから、私個人としては、
1時間足以上のデイトレで
ゆったりと落ち着いてトレードしながら、
FXに使える数時間を
検証や勉強に使うのがベストだと考えています。

 

FXは資金を増やせるようになるまで
かなりの時間が掛かりますが、
トレード内容が安定すれば、
長く費やした時間を補っても
余りあるほどに
加速的に資金が増えていきます。

その為、無理に焦る必要はないですから。

 

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