FXでエントリーの迷いを克服!自信がつくトレード術

 

エントリーをする時って、
ちょっと迷いながらしていませんか?

 

私も昔は常に迷いながら、

「どうかなー上手くいくかなー」

なんてエントリーをしていました。

 

そして迷いながらエントリーして
結局損切りになってしまうと、

「やっぱりトレードすべきじゃなかったか・・・」

なんて思ってしまい、
次からエントリーの躊躇が更に起きたり、
最悪損切り後に切れて
リベンジトレードをしたりしてしまいます。
(昔の私が思いっきりこれでした)

 

そこで今回は、
可能な限り迷わずに
エントリーをする方法について、
私の考えをお伝えしていこうと思います。

 

可能な限りエントリーを迷わずにするには?

可能な限りエントリーを
迷わずにするには

“エントリーの根拠を複数そろえる”

というのが一番です。

 

FXで上手く結果が
出ていない人のトレードを見ると、
実はエントリーの根拠が
単発であることが多いです。

 

もし、あなたがエントリーした後に
すぐ逆行することが多い場合、
エントリー時の根拠はどうですか?

単発もしくは2つぐらいの根拠で
エントリーしていませんか?

 

例えば、先日私は、
下記チャートの黄色マルで
売りエントリーをして
水色マルで利食いをしました。

 

そこで、
この時のエントリー根拠を
順番に解説していきます。

 

まず、上記の画像は15分足ですが、
これを1時間足で見ると、
以下のようになっていました。

 

キレイな下落トレンドになっていますよね。

これが1個目のエントリー根拠になります。

 

そして次に、この1時間足で、
レジスタンスとなりそうな場所を探すと
以下のように
水平線を引くことができました。

 

直近の高値で反転してきたので、
そこが相場参加者に意識されています。

これが2つ目のエントリー根拠になります。

 

因みに、
上記のチャート画像を見ると、
水平線にタッチした時に
エントリーすれば良いように見えますが、
ここではまだエントリーはしません。

 

なぜなら、直近の流れを見ると、
高値と安値を切り上げているので、
短期上昇トレンドになっているからです。

その為、水平線を上抜けて
上昇する可能性がありました。

 

この動きが予想できたので、
一旦エントリーを見送って
しばらく様子を見る事にしました。

そして、その後の動きを見ていると、
15分足で押し安値を下抜けてきました。

 

これによって、
短期の上昇トレンドが終わって
下落トレンドに入り出したので、

・1時間足:下落トレンド
・15分足:下落トレンドに入った

といった感じになり、
長期と短期の流れが同じ方向になりました。

 

そうなると、
下落する可能性が高まったので、
これがエントリー根拠3つ目です。

 

次に、押し安値を抜けた後に
その場所までレートが戻ってきました。

 

こうなったら、最後に1分足を見て
エントリータイミングを計ります。

1分足を見ると以下のようになっていました。

 

ここですぐに入るのではなく、
ちゃんと反転を確認してから
エントリーをします。

今回だとローソク足を少し進めると、
以下のような形になりました。

 

小さくダブルトップができていますよね。

しかも高値を切り下げているので、
上昇の力が弱い証拠です。

 

つまり、このチャートパターンも
エントリーの根拠となります。

 

よって、4つの根拠をまとめると、

・1時間足で下落トレンド
・レジスタンスとなる場所があった
・15分足で押し安値を抜けた
・15分足の押し安値でミニダブルトップ

といった感じになります。

 

これだけ根拠があれば、
下がる可能性がかなり高いので、
迷わずエントリーをする事ができます。

 

因みに、損切り位置ですが、
今回の場合は
直近の高値を上に抜けた場所です。

 

利食いに関しては、
直近の安値でもいいし、
伸ばしてもいいです。

15分足

 

今回は1時間足で下落トレンドだったので、
利食いを少し伸ばして、
15分足で伸びきったところで決済しました。

 

このような感じで、
エントリーをする際は
複数の根拠が揃った状態で
トレードをしていくと精度が上がります。

トレードの精度が上がれば、
それが自信になって、
迷わずエントリーできる事へつながっていきます。

 

エントリー根拠は環境認識を重視

「エントリー根拠は複数あった方がいい」

こう聞くと、
エントリーポイントに対して
いくつも根拠があった方がいいように聞こえますが、
環境認識の部分も含めてのエントリー根拠です。

 

もちろん、エントリーポイントに対しても
複数の根拠があるに越した事はないのですが、
どちらかというと、
まずは環境認識の部分を重視した方がいいです。

 

いくらエントリーポイントで
複数の根拠が揃ったとしても、
全体の流れと逆にエントリーをしたら
負けやすくなります。

 

例えば、
下記のチャート画像を見てください。

 

これは15分足チャートなのですが、
大きく見るとダブルトップが出来ていて、
そのネック付近で反転し始めていますよね。

しかも、
ダブルトップは高値も切り下げているので、
下落する可能性が高いダブルトップです。

 

 

更に、直近の下落の流れに対して、
半値戻しをしています。

フィボナッチで言うと50%戻しです。

 

また、ここにMAを加えると、
そこでも反応しています。

 

つまり、エントリーの根拠としては、

・ダブルトップネック
・フィボナッチ50
・MA

といった3つの根拠が揃っているので、
売ることができます。

 

しかし、この後の動きを見ると、
以下のようになりました。

 

大きく逆行されていますよね。

この理由は1時間足を見るとわかります。

 

思いっきり上昇トレンドで、
押し目買いが入って上昇していく過程で、
売りを狙っていたのです。

 

このように、
いくらエントリーの根拠が複数揃っていても、
環境認識を疎かにすると、
負ける確率が高くなります。

よって、エントリー根拠の中では、
環境認識の部分を特に重要視しましょう。

 

例えば、今回の場面なら、
1時間足が上昇トレンドなので、
買いを狙っていく場面ですよね。

この時に1時間足のサポートラインで
買っていくのも1つの手です。

 

ただ、直近の流れを見ると
下落トレンドになっています。

 

これだと、
サポートラインで買ったとしても、
直近の売りの流れに飲みこまれて、
負ける可能性もそれなりにあります。

 

こういう場合は、短期足の流れが
長期足と同じ方向になってからの方が
相場参加者の目線が一致するので、
より上昇しやすい環境が揃います。

 

例えば、15分足で見ると、
戻り高値を上に抜けた場所がそれにあたります。

 

戻り高値を上に抜けることで、
15分足でもトレンド転換をしたので、
長期足と短期足の流れが上に揃いました。

 

よって、長期足を見ている相場参加者と
短期足を見ている相場参加者の目線が
買い方向に一致するので上昇しやすくなります。

こうなれば、
エントリーポイントが多少悪くても、
損切りの位置を間違わなければ、
勝つことはできます。

 

だから、エントリー根拠としては、
環境認識の部分を特に重要視しましょう。

ここをちゃんとやった上で、
エントリーポイントの根拠も合わせていけば、
精度がより上がるので、
迷わずにトレードができるようになります。

関連記事:FXで複数の時間足チャートをシンクロさせてトレードする方法

 

エントリーポイントで迷う場合

エントリーを迷わずにするには、
環境認識を含めたエントリー根拠を
複数揃えるのが効果的です。

 

しかし、中には、

「エントリーポイントに迷ってしまい、
上手くトレードができない」

という人もいます。

 

こういう場合は、
エントリーポイントに対して
テクニカル指標を加えて、
複数の根拠を揃えるのが効果的です。

例えば、下記チャート画像の
黄色マルで買いエントリーをするとしましょう。

 

ここで買う場合、
このポイントに水平線が引けます。

 

この水平線だけの根拠でも
エントリーはできるのですが、
これだけで不安なら、
フィボナッチとMAも加えるのです。

 

もし、水平線の場所に、
フィボナッチとMAが重なっていれば、

・水平線でトレードをする人達
・フィボナッチでトレードをする人達
・MAでトレードをする人達

これらの人達のエントリー根拠が合わさるので、
反転上昇する確率が水平線だけの時よりも
かなり上がります。

 

エントリーポイントが不安で
迷っているような場合は、
こんな感じでテクニカル指標を組み合わせて、
エントリーの根拠を複数揃えるのがいいでしょう。

 

エントリー根拠はいくつあればいい?

エントリーに迷わなくするには
エントリー根拠を複数揃えるのが効果的ですが、

「エントリー根拠はいくつあればいいの?」

なんて思うかもしれません。

 

これに関しては
特に決まりはありません。

あればあるだけいいと思います。

 

私の経験上、3~4つぐらいあれば、
トレードの精度が高くなるので、
そのぐらいあればいいと思います。

 

例えば、先程紹介した、
私のトレードがありますよね。

 

このトレードの場合、
テクニカル指標を使わない状態で、

・1時間足で下落トレンド
・レジスタンスとなる場所があった
・15分足で押し安値を抜けた
・15分足の押し安値でミニダブルトップ

といった4つのエントリー根拠があります。

 

もし、テクニカル指標を使わないで
3~4つのエントリー根拠が見つからないなら、
テクニカル指標を使って、
根拠が揃ったらトレードをすればOKです。

 

例えば、1時間足でチャートを見た時に、
下記の黄色マルで買いを考えているとします。

 

この時に、水平線とフィボナッチ、MAを使うと、
この3つがぶつかる場所である事がわかります。

 

この時点ですでに、

・1時間足上昇トレンド
・水平線
・フィボナッチ
・MA

といった4つの根拠が揃っているので、
短期足でトレンド転換を待たなくても
エントリーができます。

 

こんな感じで、まずはエントリー根拠を
3~4つほど揃えていけば、
大きく負けるようなことはないです。

更にここから、
短期足のトレンド転換や、
チャートパターンも重なっていけば、
勝率はどんどん上がっていきます。

 

エントリー根拠は無理に多く探さないこと

迷わずにエントリーをするには
エントリー根拠が複数揃うのがいいのですが、
無理に5個も6個も探す必要はありません。

 

エントリー根拠を
多く探そうとし過ぎると、
今度はエントリーチャンスが減ってしまい、
トレード自体できなくなる事があるからです。

 

例えば、

「根拠数を5個以上でエントリー!」

なんて決めつけてしまうと、
根拠が3つあればエントリーできて
勝てていたトレードを逃すことになります。

 

また、

・MA
・ボリンジャーバンド
・RSI
・ストキャスティクス

といったテクニカル指標や
オシレーターなどをいくつも表示させて、
無理矢理根拠数を増やすのも止めましょう。

 

なぜなら、
このようなものを多数使って
フィルターを掛け過ぎてしまうと
過剰最適化が起こって、
トレード回数が激減するからです。

それでいて、
必ず勝てるとは限りません。

関連記事:FXはテクニカル指標を多く使えば勝てるとは限らない理由

 

だから、私個人の意見としては、
複数の根拠を見つけると言っても、
まずは3つ以上あれば大丈夫です。

その時に、チャートパターンなど、
他の根拠も揃いそうであれば、
それを待ってエントリーしていくのがいいです。

 

あくまでチャートの形状を主体にして
探していくのがいいと思っています。

テクニカルなどを使うにしても、
1つか2つで十分です。

 

エントリー根拠が複数ある時の更なるメリット

エントリー根拠が複数あると、
迷わずにエントリーできるし、
トレード精度も上がります。

 

そして、この根拠が
複数ある時の更なるメリットとして、

“損切りの苦痛を減らせる”

というメリットがあると、
個人的には思っています。

 

例えば、
自分の損切りトレードを見返すと、

「ここが〇〇になってから
入るべきだったなー」

なんて思って、
ちょっと後悔したりしません?

 

でも、自分が考えられるだけの
根拠を複数揃えてエントリーすると、

「これだけ根拠が揃ってダメなら
仕方ないよなー」

と思えるようになります。

 

これによって、
損切りになっても諦めがついて
変なリベンジトレードなどが
起きにくくなります。

だから、
複数のエントリー根拠を持つのって
実はすごく大事だったりします。

もちろん、損切りになれば
イラっとはするんですけどね(笑)

 

トレード記録を見返すのも効果が高い

トレード記録を見返すのも
エントリーの迷いを減らすには
地味ですが効果は高いです。

 

なぜなら、トレード記録を見返すことで、

・負けやすいパターン
・勝ちやすいパターン

というのが見えてくるからです。

 

これらのパターンを把握することで、
トレードすべきポイントがわかるので、
エントリー時の迷いが大きく減ります。

 

更に、トレード記録を見返す時に
エントリーの根拠数も確認すると、

・根拠数が少ない時は負けやすい
・根拠数が多い時は勝ちやすい

といった事も見えてくるので、
トレード記録の見返しは、
エントリーの迷いを減らすのに
大きく役立ちます。

 

もし、トレード記録の取り方について
詳しく知りたい場合は、
以下の記事を読んでみてください。
FXで勝てるようになる為のトレード日記の書き方と分析方法

 

トレード方法を絞るのもアリ

トレード方法が複数ある場合も、
エントリーに迷いが出ることが多いです。

 

例えば、トレードをする時って、

・トレンドに沿ってトレードをする
・逆張りでトレードをする
・レンジでトレードをする

といったように、
いくつかトレード方法がありますよね。

 

これら全ての相場でトレードをしようとすると、
各トレードでトレードの仕方が変わるので、
それらがごちゃ混ぜになって迷いが出やすくなります。

だからまずは、トレード結果が安定するまで、
1つの相場に絞ってトレードをしていくのがオススメです。

 

もし、現在トレード方法が複数あって、
エントリーに迷っているなら、
まずはトレンド相場だけなどに絞って
トレードをしていった方がいいです。

FXは広く浅くよりも
狭く深くやっていった方が
早く結果につながりやすいし、
1つの相場でトレードをするだけでも
十分稼ぐことはできます。

 

色んな相場で利益を取れるような
トレーダーになりたいのはわかりますが、
それを目指すのは
1つの相場で勝てるようになってからで十分です。

まずは1つに集中して、
スペシャリストを目指していきましょう。

 

迷ったらエントリーをしない事も大事

エントリーにどうしても迷う場合は、
エントリーをしないのが一番です。

仮にエントリーを見送って
利益を取り逃したとしても、
そのポイントを記録しておけば、
次に活かすことができます。

 

逆に、迷っているのに
強引にエントリーをして損切りになると、

「やっぱりエントリーしなきゃよかった」

なんて後悔の気持ちが強くなるし、
損を取り返したい気持ちも湧いてきます。

 

そこで損を取り返す為に
また強引にエントリーして負けてしまったら、
更に怒りが強くなって、
リベンジトレードやポジポジ病が起きます。

これによって大事な資金が
全て吹き飛ぶ可能性も普通にあるので、
迷ったらエントリーを見送りましょう。

 

そして、見送った場所を記録しておいて、
データが溜まってきたら見返すのです。

溜まったデータを見返した時に
トータルで勝っていれば、
次からエントリーしていけばいいだけです。

 

逆にトータルで負けているなら、
“エントリーすべきじゃない”
というのがわかりますよね。

こうやっていけば、迷いもなくなるので、
まずはエントリーに迷ったら見送るようにしましょう。

 

トレードシナリオもしっかり立てる

迷わずにトレードをしたいなら、
トレードシナリオもしっかり立てましょう。

 

先程、私のトレードを紹介しましたが、
それと同じように、

・全体の流れを把握する
・反転しそうな場所を把握する
・どうなったらエントリーするか頭に入れておく

これを事前にやっておくだけでも、
エントリーの迷いは大きく減ります。

 

また、シナリオを立てる時は
1つだけでなく、
2つか3つぐらい考えておくと、
急な動きがあったとしても、
焦らず対応する事ができます。

 

 

まとめ

FXをしていると、
お金を早く稼ぎたい気持ちから
エントリー根拠が少ない状態で
無理矢理トレードする事が多いです。

 

しかし、これをやってしまうと、
トレードの精度が落ちて、
逆にすぐにお金を失うことになります。

 

更に、損切りになった時も
悔しさが強くなって、

・リベンジトレード
・ポジポジ病

といったことも起きやすくなります。

 

ですから、エントリーをする際は
まずは3つ以上の根拠を揃えてから
エントリーをするようにしましょう。

 

その他のエントリーの精度を
上げる方法については
以下の記事でも解説をしています。
FXでエントリー精度を上げるならチャートで反発を確認してから!

エントリーの精度を上げる為のちょっとしたポイントとは?

FXのあらゆる手法でエントリー精度を上げる方法とは?

 


P.S. メルマガを始めました

大衆心理を中心に、
FXで勝つ為のコツをお伝えしていきます。

「FX歴が長いけど勝てない」
という方には特におススメです。

もちろん、"勉強すべき事がわからない"
という場合にもオススメです。

メルマガの詳細内容はコチラ


登録はもちろん無料で、
解除もワンクリックで出来ます。