FXをやっていると、
大口投資家について
耳にすることがあると思います。

「大口の買い(売り)が入った」
「大口が狙ってダマシが起きた」

といった感じで。

 

FXに限らず株などもそうですが、
基本的にチャートを動かしているのは
大口投資家です。

ということは、
大口投資家が仕掛ける場所がわかれば
それに便乗して大きく儲かりそうですよね。

 

でも、大口投資家って
いったいどこを狙ってくるのでしょうか?

今回はこのことについて
大衆心理から考えてみました。

 

大口投資家が狙ってくる場所は確実にわかる?

大口投資家は、
いったいどこを
狙ってくるのでしょうか?

 

これについての答えは、

“わからない”

というのが本当のところです。

 

なぜなら、大口投資家の場合、
チャートを動かせるくらいの
資金量があります。

ということは、
極端に言ってしまえば
いつでもどこでも
入れるわけです。

 

それにちょっと考えてみてください。

もしあなたが
チャートを動かせるぐらい
莫大な資金を持っていたら、
適当な位置で好き放題
トレードしません?

私ならそうします(笑)

 

このことを考えると、
大口投資家が狙ってくる場所は
わからないことが
何となく想像できますよね。

 

大口投資家が狙ってきそうな場所はわかる?

大口投資家が
確実に狙ってくる場所というのは
わかりません。

ですが、
狙ってきそうな場所であれば
大衆心理を考えれば
何となく想像できます。

 

なぜなら、FXというのは、
相対取引と言って、
買いと売りの注文がぶつかり合って
成り立っています。

要するに買うには
売る人がいないと成り立たないし、
その逆もしかりです。

 

そして、大口投資家の場合、
資金量が多いので、
自分の注文とは
反対の注文が多いところでないと
自分の注文で
レートが上下してしまいます。

 

つまり、大口投資家が
狙ってきそうな場所というのは、

“注文が溜まっている場所”

というのが想像できますよね。

 

では、
注文が溜まっている場所というのは
一体どこなのでしょうか?

 

それが、

・強いサポレジ
・キリ番

といった場所になります。

 

なぜなら、強いサポレジや
キリ番といった場所は、

“誰が見ても意識される場所”

とわかるので、
買いや売りの注文が
溜まりやすいからです。

 

そのような場所を狙った方が
自分のエントリーで
不利に約定することが
少なくなりますよね。

 

例えば、もし私が大口で
売りを考えていたら、
下記チャート画像の
黄色マル辺りから売ります。

 

なぜなら、上記画像の赤ラインは
誰が見てもサポートラインと
意識されそうな場所だからです。

その為、ここには
サポートラインからの反発を狙った
指値買いが多く入っているし、
ここに来たら成行きで
逆張り買いをしてくる人もいます。

 

ということは、
自分の莫大な資金量で
売り注文を入れても
大量の買い注文で相殺されるので、
不利な約定を防ぐことができます。

 

更にこれに加えて、
サポートラインの下には

・すでに買っている人の損切り注文
・指値買いを狙っている人の損切り注文
・成行き買いした人の損切り注文
・ブレイクを狙った売り注文

といったように、
多くの売り注文が並んでいます。

 

よって、大量の売りで
サポートラインを下抜けたら
これらの注文が発動されるので、
勝手に利益が増えてくれます。

 

また、
逆にサポートライン付近で買いたい場合は、
その付近から一旦売りを入れて
わざとサポートラインを下抜けさせます。

 

これによって、
大量の損切り注文と
ブレイク狙いの売り注文が
同時に発動するので
この時に売ったポジションを
買い戻すと同時に
新規の買い注文も入れます。

 

こうすることで、
不利なレートでの約定を
可能な限り防ぐことができますよね。

 

そして、今度は上昇していくにつれて、
ブレイク狙いで売った人達の損切りと
ダマシが起きたと判断できた人達の
新規買いも入ってくるので
勝手に上昇して利益が増えていきます。

 

あとは頃合いを見て
上がりきったところで利食いをするか、
利食いをしつつまた新規で売って、
高値掴みをした人達の損切りを出させながら
また利益を取っていきます。

 

このような感じで
私が大口投資家だったら
強いサポレジやキリ番など
注文が溜まるような場所を狙って
やりたい放題やっていきます(笑)

 

こんな感じに大衆心理を考えてみると、
大口が入ってきそうな場所というのは
何となくわかると思います。
(もちろん絶対ではないです)

 

大口が資金を入れてきた痕跡はわかる?

大衆心理を考えると、
大口投資家は
サポレジやキリ番など
注文が溜まる場所で
仕掛けてくる可能性があります。

あとはこれ以外にも、
大口が資金を入れてきた
痕跡が何となくわかる場所があります。

 

それが、

・押し安値
・戻り高値

といった、
高安を更新してきた場所です。

 

なぜなら、私の考えでは、
基本的なチャートの動きとしては、

1.大口が注文をして上がり(下がり)出す
2.上級者がそれに気づいて便乗する
3.中級者が便乗してくる
4.最後に初心者が便乗してくる

といった流れになると考えています。

 

ということは、
上昇(下降)した起点というのは
大口が注文を入れてきた
痕跡になることを意味しています。

 

例えば、トレンド転換する時は

“押し安値を抜けたら”

というセオリーがありますよね。

 

この理由も、押し安値を抜けたら
大口が買った意味がなくなって
損切りをしてくるからだと
私は考えています。

 

要は大口が損切りすると
チャートを上昇させるような
買い手がいなくなるので
トレンド転換するのです。

 

因みに、買いや売りの起点は
押し安値や戻り高値以外にも
レンジをブレイクさせた
安値や高値もそれにあたると
私は考えています。

 

このような感じで
大口の痕跡も何となくですが
見つけることができます。

 

大口の動きをトレードにどう活かすか?

大口が入ってきそうな場所を
なんとなく想像しておけば、
それをトレードに活かす事もできます。

 

例えば、

「いつも自分が損切りした後に
大きく上がっていく」

なんていう場合、
大口の餌食に
なっている可能性が高いです。

 

そしたら、

“本来の損切り位置を
エントリー位置に変える”

といった対策を取れば、
上手くいけば大口と同じポイントで
エントリーができて、
大きな利益が取れるかもしれません。

 

あとは、
大口が入ってきたと思われる
買いの起点や売りの起点を
しっかり見極めることで、

「その起点を抜けるまでは
買い(売り)中心で攻める」

といったように、
大口と目線を合わせた
トレードができるでしょう。

 

そうすれば、
無駄な損失も減って、
トレード結果も
安定しやすくなるでしょう。

 

とはいっても、
あくまでも私の考えなので、
これを鵜呑みにせずに
自分で検証してみてください。

もしくはチャートから
大衆心理がどう働いているかを
考える訓練なんかもオススメです。

 

もし、大衆心理の読み方について
詳しく知りたい場合は
以下の記事も読んでみてください。
FXでも相手の気持ちを考える事が重要です

 

まとめ

今回は、

“大口投資家は
どこを狙ってくるのか?”

ということについて、
私の考えをお伝えしてきました。

 

ただし、これはあくまでも推測です。

絶対ではないので
そこだけは勘違いしないように
注意してください。

大口投資家がどこを
狙ってくるかは
当人達しか知りませんので。

 

それでもこのようなことを
大衆心理から考えていけば、
効果的なトレードができるのは確かなので、
チャートを読む訓練として
やってみるのもアリだと私は思っています。

 

実際に私のトレードも
大衆心理を考える癖をつけることで、
精度が上がったことも確かですから。

もしチャートを読む力を
身につけたい場合は
試してみてください。

 

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