FXではエントリー位置や
損切り位置というのは
ある程度明確な場所が存在します。

 

ですが、利食いとなると、
どこまで伸びるのか
わからないし、

「できるだけ大きく取りたい」

といった欲望も働くので
明確なポイントを決めにくいです。

 

とはいっても、
なるべく利食いを伸ばして
大きく利益を取りたいですよね。

そこで今回は、
私が実際に試してみて
使いやすかった利食い方法を
お伝えしていきます。

 

利益を伸ばしやすかった方法

私が実際に使ってみて
利益を伸ばしやすかった方法は、
分割決済を使う方法でした

 

これは誰でも知ってる方法なので、

「そんな方法なの!?」

なんて拍子抜けしたと思いますが
実際に使ってみると
精神的にかなり良かったです。

 

例えば、エントリー後に
含み益が20pips乗ったら
半分を利食いして
もう半分は放置します。

この時、半分利食いをしたら
もう半分のストップは
建値の位置まで持っていきます。

 

こうすることで、
利益を確保しながらも
完全に損はなくなったので
かなり心に余裕が出てきます。

いたって単純ですが、
利益を伸ばすには
この方法が一番使いやすいです。

 

利益をどこまで伸ばすか?

分割決済を使って、
ある程度の含み益で
半分利食いをすると、
心に余裕ができて
利益を伸ばすことができます。

 

ただ、そうはいっても、

「もう半分はどこで利食いすべきなの?」

なんて思いますよね。

 

仮に半分利食い出来て、
もう半分が100pips以上伸びたのに
それを建値にしてしまったら
さすがに怒りが沸いてきますよね。

 

ですが、これに関しては、
正直、答えはないです。

ある程度のところで
利食いをしてしまってもいいし、
ひたすら伸ばしてもいいです。

 

とはいえ、
ある程度明確な基準を
知りたいと思うので、
私が使っていた方法を
いくつか紹介します。

 

強いサポレジで利食いをする

一番王道の利食い方法としては、
強いサポレジで利食いする方法です。

特に1時間足以上で
パッと見て目立つ高安の
少し手前を利食いポイントにします。

 

なぜなら、
パッと見て目立つ高安というのは、
誰が見ても

「ここが意識されるだろうな」

とわかる場所だからです。

 

その為、そのような場所に来ると、

・売買してる人の利食い
・新規の売買エントリー

といったアクションが起きやすいので
反転しやすくなるからです。

 

例えば、下記チャート画像の
黄色マルで買ったとしましょう。

 

この場合、あなたにとって、
パッと見て目立った高値は
どこになるでしょうか?

 

恐らく、
逆V字を作った頂点になりますよね。

私もパッと見た瞬間、
そこが意識されると感じました。

 

その後の動きを見てみると、
以下のようになりました。

 

やはり、パッと見て
目立った高値が意識されて
そこから反転してますよね。

 

ここでは

・下から買っていた人達の利食い
・新規の逆張り売り

といった
アクションが起きたので
反転下落していったわけです。

 

このような感じで、
半分利食い後は
1時間足以上で
パッと見て目立つ高安に
利食いをするのが効果的です。

因みに、今回のチャート画像だと、
黄色マルのエントリーポイントから
目立った高値まで
ちょうど200pipsあります。

 

1回でこれだけ取れれば、
十分すぎるほど十分ですよね。

 

壁がない場所を狙うと伸びやすい

強いサポレジを目安に
利益を伸ばす場合、
そこへ到達するまでに
壁となる場所がない所を狙うと
すんなり伸びやすいです。

 

壁がない場所というのは
直近にサポレジが
あまりない場所のことです。

例えば、
上記で紹介した画像なんかが
それにあたります。

 

最高値まで
レジスタンスとなる場所が
1か所ぐらいしかないですよね。

このような場合は
すんなりと上昇しやすいので
利益を伸ばしやすいし、
保有中のストレスも少ないです。

 

逆に壁がある場所というのが
下記チャート画像の黄色マルで
買った時のような場合です。

 

この場合、
レジスタンスとなる場所が
いくつも存在しますよね。

 

こんな感じになっていると、
レジスタンスにレートが到達する度に
そこで跳ね返される事が多くなります。

こうなると、利食いを伸ばすにしても
時間が掛かってイライラするし、
半分決済後にすぐ戻ってきて
建値になる可能性も高いです。

 

その後の動きを見てみると、
以下のようになりました。

 

結局、上がっていきましたが、
レジスタンスで跳ね返されながら
時間を掛けて上がっていますよね。

このように、
壁となる場所が多い所で
エントリーをすると
利益が伸びにくい事がけっこう多いです。

 

こんな時は、
一旦全てを利食いして、
再度入り直すのが
個人的には効果的です。

 

トレーリングストップを使う

利益を伸ばす方法として、
トレーリングストップを
使う方法もあります。

これも有名な方法ですよね。

 

上昇(下降)していくにつれて、
ストップをずらしながら
利益を確保していく方法です。

 

例えば、下記チャート画像の
黄色マルで売ったとしましょう。

 

この時に、
安値を更新していくたびに
ストップの位置を下げていくのです。

 

これをやることで、
利益を大きく伸ばす事ができます。

ただ、この場合、
MAXの含み益から
ある程度戻ってきたところで
利食いをすることになるので、
利益の取りこぼしが発生します。

 

また、トレーリングストップで
決済が終わった後に
更にレートが思っていた方向へ
伸びることもあるので、
人によってはこの辺りが
ストレスになると思います。

 

私も昔はこれを使っていたのですが、
この2つがストレスになる
タイプなのがわかったので、
今はトレーリングストップを使わないです。

 

でも、ストレスにならない人にとっては
かなり良い利食い方法だと思います。

 

N値を使う

次に利食いを伸ばす方法として、
N値を使って
利食いする方法があります。

 

例えば、N値はトレンド相場では
利食いの目途によく使われます。

これも有名な方法ですが、
見方としては、
レートが上昇する場合、
前回の安値から高値までの同じ値幅が
また出て反転するというようなものです。

要するに、
ダウ理論に沿った
利食いの仕方ですね。

 

チャートの動きというのは
フラクタル構造なので
同じような波形を描きながら
上昇(下降)していきます。

その為、この特性を活かせば
反転する目安がわかるので、
変に取りこぼすことも減ります。

 

これは実際のチャートでも
かなり頻繁に出てきます。

例えば、先程のチャートでも
N値で反転しています。

 

これ以外にも、
E値やNT値など
色々あるのですが、
個人的に一番わかりやすくて
使いやすかったので
今回はN値だけを紹介します。

もし、E値やNT値なども
知りたい場合は
是非、ご自身で調べてみてください。

 

以上が、私が分割決済で
利益を伸ばす時に
使いやすかった方法です。

 

因みに、今の私は、
トレーリングストップ以外を
使ってます。

特に強いサポレジとN値は
相性が良いので、
この2つを組み合わせて
使うことが多いです。

 

例えば以下のように。

 

この使い方は
けっこう精度が高いし、
最高益で利食い出来る事もあるので、
私個人としては
気に入って使っています。

 

分割決済を使い始めにやると良い方法

利益を伸ばしたい場合、
分割決済を使うのがオススメですが、
最初にこれをやる時って

「半分利食い後に戻ってきたら嫌だな」

なんて感じる事が多いので、
やっぱり少し抵抗が出てきます。

 

この時に精神的に
楽になる方法として、

“自分がいつも取っている
利益を確保する”

というやり方があります。

 

これはどういう事かというと、
例えばあなたが、
いつも利食いをする時に
10万通貨でエントリーをして
30pipsで利食いしていたとしましょう。

その時に分割決済で
まずは半分の5万通貨を
20pipsで利食いをします。

 

そして、
もう半分は伸ばすのですが、
例えば、もう5万通貨が
60pipsまで伸びたとしますよね。

この時にストップの位置を
建値から+40pipsの位置へ
移動させるのです。

 

こうすることで、
仮にレートが戻ってきて
ストップに掛かったとしても

・5万通貨:+20pips
・5万通貨:+40pips

となるので、
10万通貨で換算すると
+30pips取れた事になりますよね。

 

つまり、この方法を使うことで、
最低でもいつもあなたが取っている
+30pipsの利益は確保できるのです。

しかも、上手くいけば、
そこから更に利益を伸ばせるので、
この方法を使えば、
精神的にも物凄く楽になります。

 

私も分割決済を使って
利益を伸ばし始めた時は
この方法使ったら
すごく精神的に楽になって
伸ばせるようになりました。

 

分割決済にもデメリットはある

利益を伸ばすなら、
分割決済をするのがオススメですが、
実はデメリットもあります。

それが、勝率が悪いと
トータルの成績がマイナスになる事です。

 

例えば、
10万通貨で分割決済を使った場合、

・5万通貨:+20pips
・5万通貨:建値

というのが多いとしましょう。

 

こうなると、10万通貨で
利益を換算すると、
+10pipsの利食いになりますよね。

 

そしてこの時に、
自分のトレードの損切り幅が
-20pipsだとしましょう。

この場合、損切りは
分割決済をしないので、
1回で-20pipsの損になりますよね。

 

ということは、
トータルで-10pipsの
損失になります。

その為、勝率が50%など
あまりよくない状態で
分割決済を使い続けると
どんどん資金が減っていきます。

 

分割決済は
このような事も起きるので、
自分のトレードが

「どれくらいの含み益で
戻ってきやすいのか?」

「いつも利食い後に伸びやすいのか?」

といったことも
チェックしておきましょう。

関連記事
FXで分割決済って実際どうなの?メリットやデメリットは?

 

まとめ

今回は、利食いを伸ばす時に
私が使ってみてよかった方法を
お伝えしてきました。

 

エントリーや損切り位置は
ある程度決まりがありますが、
利食いに関してはありません。

その為、伸ばしたいけど
利益を失うのが怖くて
伸ばせない人が多いです。

 

そんな時は、
分割決済を取り入れると
伸ばせるように
なるかもしれませんね。

 

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