FXでトレードをしていると
エントリー後に即逆行されて
負けることってありますよね。

私もこのようなことは
普通に起きます。

 

しかも、エントリー後に
すぐ逆に動くことが何回か続くと、
今使っている手法に対して
不安を感じてしまい、

「こんなに負けるなら
逆に賭けた方が勝てるんじゃね?」

なんて思っちゃいますよね。

 

そこで今回は、
FXで負けるのが多いなら
逆に賭けたら勝てるのか?
ということについて
私の経験談を交えながら
お伝えしていきます。

 

負けまくるなら逆に賭けると勝ちまくり?

自分がエントリーをしたら
高確率で負ける場合、

「逆に賭けると上手くいくのでは?」

なんて感じて、
逆に賭けようと考えます。

 

ですが、私の経験上、

“逆に賭けても
結果はあまり変わらない”

という結果になりました。

 

なぜなら、
自分のエントリーとは
逆に賭けたとしても、
損切りと利食い幅によって
結果が逆にならないからです。

 

例えば、自分のトレードが

・損切り:-20pips
・利食い:+40pips

だったとしましょう。

 

そして、この決済幅を変えずに
エントリーだけを逆に賭けた場合、
全てが逆にはなっていません。

 

その為、仮にエントリーを逆にして
上手く思惑通り動いたとしても、
20pipsに到達した時点で
利食いをしないと、

“そこから反転して逆に損切りになる”

なんてことが起きてしまいます。

 

実際に昔の私も、
いつものエントリーとは逆に賭けて
損切り幅と利食い幅を逆にしなかったら
このようなことが多発して
全然上手くいきませんでした。

関連記事:FXのトレードで負けるならわざと逆でエントリーすればよい?

 

損切りと利食い幅も逆にすればいい?

では次に、エントリーだけでなく、
損切りと利食い幅も
同時に逆にした場合はどうでしょうか。

これに関しても
私は実際にやってみたのですが、
結局、結果は変わりませんでした。

 

損切りと利食い幅を逆にした場合、
確かに勝率は上がります。

損失幅を大きくして、
利食い幅を小さくしたわけなので
勝率が上がるのは当然ですよね。

 

ただし、仮に普通にエントリーした際に
勝率が20%だからといって、
エントリーと決済を逆にしても、
実際は勝率80%にはなりません。

 

せいぜい60%程度がいいところでした。

その為、全てを逆にトレードをしても
トータルではマイナスになりました。

 

何でこんなことが起きたかというと、
トレード回数が大きく影響していました。

例えば、自分がエントリーをして
80%の確率で逆に行って
損切りになるとしても、
その時のトレード回数って
多くても10回がいいところです。

 

昔の私もそうでしたが、
ほとんどの人は10回トレードして
8回も負けたら、

「この手法使えないな」

なんて判断して
新しい手法に移ったり、
手法に手を加えたりします。

 

ですが、FXのトレードでは
同じエントリーを繰り返すので、
大数の法則が効いてきます。

要は同じエントリーを大量するほど
その手法本来の勝率へ
収束していくわけです。

 

ということは、
勝率20%だと思っていた手法でも、
100回以上繰り返していけば、
リスクリワードの比率にもよりますが
大体が勝率50%前後に収束します。

その為、
エントリーや決済を逆にしても
結局そんなに結果は変わらないのです。

 

私もこのことに気づいた時に

「逆に賭けても意味がないんだな」

と判断して、
このようなトレードを止めました。

 

すぐに逆に動く際の対処法は?

私の経験上、
自分のトレードを逆にして賭けても
結果はほとんど変わりません。

 

「じゃあどうすればいいの?」

なんて思うかもしれませんが、
そんな時、まずは、
自分のトレード記録を
見返してみましょう

 

なぜなら、
自分の負けトレードを
全てチェックしてみると、
必ずと言っていいほど
同じパターンで負けているからです。

 

これは私もそうだったのですが、
負けている頃のトレードって、
実はエントリーが
バラバラであることが多いです。

チェックしてみるとわかるのですが、
エントリーパターンが
5パターンとかに大体なっています。

 

そしてその中でも
せいぜい1つか2つのパターンで
勝率が低いパターンが出てきます。

そしたら、後はそのパターンで
トレードをしないようにすれば、
必然的に勝率が上がります。

 

このような感じで、
トレード記録をちゃんと見返せば、
自分がどんなエントリーをした時に
勝率が低いのかがわかります。

これがわかりさえすれば、
わざわざ逆にエントリーなんて
しなくてもいいのがわかりますよね。

関連記事:FXの売買履歴から自分だけの聖杯を作れるのを知っていますか?

 

逆に行きやすい時に見るポイント

エントリー後すぐに逆に動いて
負けることが多い場合、
まずはトレード記録を
しっかり見返してみましょう。

 

私もこれをやったところ、
勝率がけっこう上がりました。

そしてその時に見つけた
負けやすい形があるので、
いくつか紹介していきます。

 

サポレジ付近でエントリーしていない

FXでは基本的に、
レートが反発するような場所で
エントリーをすると
勝率が上がる傾向があります。

ということは、逆に考えると、
サポレジがないような場所で
エントリーをすると負けやすくなります。

 

自分の中ではサポレジ付近で
エントリーをしていると思っても
トレード記録を見返すと
微妙な位置でエントリーして
負けていることが多いです。

 

すぐ近くに抵抗になる場所がある

これもサポレジ関係なのですが、
例えば売りエントリーをした時に
すぐに逆行して負ける場合、

「エントリー位置付近に
サポートラインがあった」

というようなことが多いです。

 

私の負けパターンでも
これはかなり多かったです。

 

どうしてもエントリーする時って
視野が狭くなりがちなので、
こういうのに気づかずに
負けていることが多いです。

 

戻り具合をちゃんと見ていない

トレードをする時って、
押し目買いや戻り売りを
狙うのが多いと思います。

この時にレートが
押し目買いや戻り売りポイントまで
戻ってくる時の動きも
かなり勝率に影響してきます。

 

例えばあなたは、
下記チャートの黄色マルのような場所で
エントリー後すぐに逆に行かれて
負けた経験はありませんか?

 

上記の画像をよく見ると、
サポートラインまで
一方的に下げながら
レートが来ていますよね。

 

このような場合、
反転しそうな場所まで
レートが来ていても、
買いたい人の心理は、

「下げの勢いが強いから
買うのを一旦見送ろう」

となっています。

 

更に、上の方から
逆張りで売っている人達は、

「サポートラインまで下がったけど
下落の勢いが強いな」

「じゃあまだ下がるかもしれないから
一旦利食いは様子見しよう」

と考えます。

 

その為、新しい買いは入らないし、
売りの決済もあまり出ないので、
いくらサポートラインであっても
反発はしないのです。

 

これもエントリー後に
すぐ逆に動いて負ける可能性が
高くなるようなエントリーなので、
自分のトレード記録を
見返してみてください。

関連記事:反転しやすい押し目と反転しにくい押し目の形とは?

 

因みに、このような場合は、
サポートラインで
すぐにエントリーはせずに
ダブルボトムなどを作るまで
少し様子見をした方がいいです。

 

なぜなら、ダブルボトムなどができて
サポートライン付近でもみ合うと

「これ以上、下がらないかも」

と考える人が多くなってくるので、
そこから反転しやすいからです。

 

この3つが私の中で
エントリー後すぐに逆に動いて
特に負けやすいポイントでした。

 

まとめ

FXでは負けが多いからと言って、
逆に賭けたとしても、私の経験上、
あまり結果は変わりません。

むしろ、損切りや利食いの比率を
ちゃんと考えないと、
勝率が上がったとしても、
トータルではマイナスになります。

 

それであれば、
まずは自分のトレード記録を
しっかり見返して、
負けパターンを把握しましょう。

そうすれば、
わざわざ逆に賭けなくても
負けパターンで
トレードさえしなければ
必然的に勝率は上がりますから。

 

もし、トレード記録の取り方が
よくわからない場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。
FXで勝てるようになる為のトレード日記の書き方と分析方法

 

 

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