FXを長くやっているのに
勝てない状況が続くと、

「手法が悪いのでは?」

なんて思ってしまいがちです。

 

そして、
手法をどんどん複雑にしてしまい、
逆に迷走してしまうのです。

こんなことが
FX歴が長いのに勝てないと
起きやすくなります。

 

ですが実際は
もっとシンプルに考えるだけで
FXは勝ててしまいます。

 

基本的なテクニカルをいくつか組み合わせるだけで十分

FX歴が長いのに
勝てない状況が続くと
手法をより複雑にしがちです。

 

トレードに対する知識が増えることで、

「あれを足した方がいいんじゃないか?」
「これも足した方がいいんじゃないか?」

なんて考えてしまい、
手法にどんどん手を加えて
難しくしてしまうのです。

 

しかしFXの場合、
基本的なテクニカルを
いくつか組み合わせるだけで
十分勝てるのです。

 

例えば、

・ダウ理論
・水平線
・フィボナッチ
・MA(移動平均線)

この4つを組み合わせるだけで
十分勝てるトレードができます。

 

実際にチャートを例に出して
見てみましょう。

下記チャートはドル円の1時間足ですが、
画像内の黄色マルで
売りエントリーをすることができます。

 

まず、ダウ理論に沿って
チャートの形状を確認すると、
大きく見ると高安を切り下げています。

 

つまり、下落トレンド継続中なので、
まずは売り目線で考えていきます。

 

次に水平線が引けるかを
確認してみると、
以下のように引くことができます。

 

更に次にMA(移動平均線)を
ここに加えてみましょう。

数値はMAでよく使われる、
200SMAを足してみます。

そうすると以下のようになります。

 

そして最後にザっとフィボナッチを
引いてみると以下のようになります。

(フィボナッチが見えづらくなるので
ラインは一旦消しています)

 

どうでしょうか?

基本的なテクニカルが
複数重なる場所で
見事に反転していますよね。

 

まぁ、出来上がったチャートで
後付けで見ているのですが、
それでも複数根拠が重なる場所で
トレードをしていくだけで
FXは十分結果を出すことができます。

 

なんだったら、4つじゃなくても、

・ダウ理論
・水平線
・MA

この3つが重なる場所だけでも
十分勝つトレードができます。

 

しかも、これらの重なる場所って
けっこう多いので、
トレードチャンスも十分確保できます。

 

実際に私自身も
どうやってもFXで勝てなかった時に
4時間足でこのトレードをしたら
勝てるようになるきっかけを掴みましたから。

しかも最初はMAを使わずに
ダウ理論と水平線だけです。

関連記事:4時間足のデイトレがFXで勝てるきっかけになった!

 

ですから、もしあなたが今現在、
色々手法を試しているのに
勝てずに悩んでいるなら、
一旦、シンプルな手法を
検証してみるといいと思います。

 

なぜ基本的なテクニカルだけで勝てるのか?

FXは基本的なテクニカルだけでも
十分勝つことができます。

 

「でも、なんで基本的なものだけで
勝つことができるの?」

なんて不思議に思いますよね。

 

その主な理由としては、
基本的なテクニカルは
トレードをする大多数の人々が
知っているからです。

 

例えば、

・ダウ理論
・水平線
・MA(移動平均線)
・フィボナッチ

とかって、
FXを始めたばかりの頃に
覚えるテクニカルですよね。

 

ということは、極端に言えば、
FXをやっている人ほぼ全てが
これらのテクニカルを使えるわけです。

 

よって、
ダウ理論に沿ったチャート形状や、
水平線が引ける場所というのは
多くの人々が意識しているので、
そこで買い(売り)が入りやすくなります。

ここに更に、
MAやフィボナッチも重なれば、
これらを使っている人達も
買い(売り)を狙ってくるので
より反転しやすくなります。

 

要するに、
ダウ理論だけを重視している人達よりも、

・ダウ理論を重視している人達
・水平線を重視している人達
・MAを重視している人達
・フィボナッチを重視している人達

これらの人達が集まって
一斉にエントリーをしてきた方が
反応しやすいわけです。

 

このような理由から、
基本的なテクニカルだけでも
FXで勝つことができるのです。

 

因みに、今回は一例として、

・ダウ理論
・水平線
・MA
・フィボナッチ

といったものを出しましたが、
ダブルトップ(ボトム)などの
チャートパターンや
エリオット波動などの組み合わせでも
全然問題ありません。

 

また、MAに関しても、
数値は誰もが知っているようなもので
大丈夫です。

関連記事:FXのチャートで使う移動平均線の期間設定は何がいいの?

 

オシレーターの複数組み合わせは逆効果

FXは基本的なテクニカルを
複数組み合わせるだけで
勝つことができますが、
オシレーターをいくつも使うと
逆効果になりやすいです。

 

オシレーターとは、

・RSI
・RCI
・MACD
・ストキャスティクス

といったようなものです。

 

なぜなら、
オシレーターを使い過ぎると
カーブフィッティングといって、
過剰最適化が起きるからです。

過剰最適化とは、
過去の値動きにぴったり合うように
オシレーターの数値を組み合わせる事です。

 

チャートというのは、
過去と同じような動きはしても、
全く同じは動きはしません。

その為、
オシレーターをいくつも使って
過去の値動きにぴったり合わせてしまうと
ほんの少し過去と違った動きをするだけで
急に使えなくなってしまうのです。

 

また、オシレーターを
いくつも使って、

・RSIが20以下
・RCIが30以下
・ストキャスティクスが40以下
・MACDが20以下

なんて、エントリー条件を
厳しくしてしまうと、
極端にトレード回数が少なくなって
チャンスを逃す事も多くなります。

 

ですから、
オシレーターを使うにしても
1つか多くても2つぐらいがいいでしょう。

 

メインはあくまでもチャート

FXでは色んなオシレーターや
テクニカル指標があります。

その為、これらに踊らされて
トレードを複雑にしがちです。

 

特にFX歴が長いのに
なかなか勝てない人は
この傾向が強いです。

昔の私もそうでした。

 

ですが、メインはあくまでも
ローソク足から作られるチャートです。

テクニカル指標やオシレーターも
チャートに複雑な計算式を当てはめて
作られているようなものです。

 

それであれば、
最初からチャートをメインに考えた
トレードをした方が
よりシンプルで簡単です。

 

そしてチャートというのは
相場参加者の心理によって
動かされています。

その為、チャート上手く読み解いて
トレードをするには
相場参加者の心理を読み解く訓練を
するのが効果的です。

 

特にFX歴が長いのに勝てない人は
勝てる知識は持っているのに
チャートを論理的に読み解く力が
不足している事が多いです。

ですから、相場参加者の心理を
読めるようになると、
一気に覚醒する人が多いです。

 

もし、相場参加者の読み方について
よくわからない場合は
まずは以下の記事を読んでみてください。
FXでも相手の気持ちを考える事が重要です

 

まとめ

FX歴が長くなってくると
色んな知識が身についているので
トレードを複雑にしがちです。

これによって、
余計勝てなくなって
更に迷走してしまい、
また新しい知識を入れようとしてしまいます。

 

このような事をしていると
負のループに陥って、
どんどんドツボにはまっていきます。

しかし、FXというのは
基本的なテクニカルを組み合わせて
トレードをするだけで勝ててしまいます。

 

ですから、今現在、
トレード方法を複雑にしてしまい、
迷っているなら、
一旦シンプルな方法を
検証してみてください。

 

「こんな簡単な方法でも勝てるんだ」

というのを実感できるはずです。

 

もし、検証方法がわからない場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。
FXで勝てる手法を作れる具体的な検証方法とは?

 

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