FXでは色んなアプリや
ツールがありますよね。
特にFXの場合、
MT4のインジケーターが
色々とあるので、
それを利用したアプリが多いです。
その中でも、
チャートに対して
線を引くアプリなんかは
特に人気があるようで、
使っている人が多いです。
しかし、私個人の意見としては、
本当に自分の力で稼ぎたいなら、
線引きアプリは使うべきでないと
考えています。
今回はこの事について
私の考えをお伝えしていきます。
目次
FXでチャートに線引きアプリを使うべきでない理由
FXではチャートに対して
自動で線引きをしてくれる
アプリが多くありますが、
私は使うべきでないと
考えています。
なぜなら、
このような線引きアプリに頼ると
自分で考える力が衰えてしまい、
トレードの上達スピードが
格段に遅くなるからです。
確かに、チャートに自動で
線引きをしてくれるアプリって
いちいち自分で考えながら
チャートにラインを引かなくて済むので、
すごく楽なんですよね。
それでいて、
引かれたラインが
それなりに機能もしますし。
ですが、
線引きアプリに慣れてしまうと、
自分で考える事を放棄してしまうので、
本当の実力がつくのに
時間が掛かってしまいます。
トレードで迷いが起きる事も多い
チャートの線引きアプリに頼ると、
自分の実力がつきにくいだけでなく、
トレードで迷いが起きる事も多いです。
なぜなら、
自動で線引きがされたライン上で
エントリーして損切りが続くと、
「本当にこのアプリ使えるのか?」
なんて疑ってしまい、
トレードで迷いが起きるからです。
そして更に連敗が続くと、
「このアプリ使えねー」
なんて捨ててしまい、
また別のアプリ探しをして
どんどん迷走する事になります。
こんな事をしているうちに
トレードの上達が遅れていき、
FXでの勝ちも遠ざかるのです。
ラインの強弱が判断できずトレードの精度が落ちる
チャート上に
自動で線引きをするツールを使うと
ラインの強弱が判断できずに
トレードの精度が落ちる事が多いです。
反発するラインには強弱があって、
各ラインで反発の強さが違います。
例えば、
5分足チャートよりも
1時間足チャートのラインの方が
反発する力が強いです。
1時間足チャートよりも、
日足チャートのラインの方が
反発する力が強いです。
このように、時間軸によって、
ラインの反発力が変わるので、
ライン反発でエントリーした後に
どこまで伸びるかを
判断しづらくなります。
これによって、
反発力が弱いラインで
エントリーした際に
利益を伸ばそうとして
損切りになる事が多くなり、
トレードの精度が落ちます。
更に、反発力が強いラインで
利益が伸ばせずに
チキン利食いしてしまい、
リスクリワードが
悪くなる事も起きます。
チャートに自動で
線引きをしてくれるアプリを使うと、
このようなことも起きやすいです。
チャートに自分でラインを引くのは簡単
チャートに自動で
線引きをしてくれるアプリは
物凄く便利ですが、
自分で線引きをした方が
絶対にトレードの実力はつきます。
しかも、ラインを引くこと自体は
何の難しい事もないので、
なおさら自分で引いた方がいいです。
因みに、
チャートにラインを引く時は
長期足から見ていき、
今のレートから近い場所に
ラインを引いていきます。
例えば、下記チャートは
週足チャートなのですが、
今のチャートが
以下のようになっていたとしましょう。
この時に今のレートから
近い場所に対して
何度か反転している場所に
ラインを引きます。
あなたならどこに引きますか?
私であれば以下のようにひきます。
そしたら次に日足チャートに
時間軸を落として、
同じようにラインを引きます。
日足チャート
上記は週足チャートで
引いたラインが
表示されている状態ですが、
ここからあなたなら
どこにラインを引きますか?
私なら以下のように引きます。
次に4時間足チャートに
時間軸を落として
ラインを引いていきます。
同じく週足と日足チャートに引いた
ラインが表示されていますが、
この状態からあなたなら
どこにラインを引きますか?
私であれば、
週足と日足のラインで
すでに事足りているので、
もうラインは引かないですね。
なぜなら、今回の場合、
週足を見ると上昇トレンドなので、
買いしか狙っていないからです。
その為、
今現在のレートから近い場所に
サポートとなりそうな場所が
もうないので、
ラインはこれ以上引かないです。
一応、4時間足の
押し安値に引いておいてもいいですが、
すでにそこは抜けているので、
私は無理には引かないです。
引くとしても、
週足と日足のサポートラインを
しっかり下抜けしてから
戻り売り候補として
ラインを引くぐらいです。
これがもし、
4時間足と1時間足に
時間軸を落としても、
サポートとなるラインが
引ける場所があれば引きますけど。
では、その後の動きを見てみましょう。
日足チャート
日足で引いたラインが効いて
そこから大きく反発していますね。
このように、ラインを引くのなんて
長期足のチャートから
順番にラインを引いていけば、
普通に反応するラインを自分で引けます。
線引きアプリなんて
頼る必要はないんです。
こんな簡単なことを
自分の力でやらずに
アプリに頼っていたら
力がつかないのは当然ですよね。
もし、線引きについて、
もっと詳しく知りたい場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。
⇒FXで水平線の引き方はシンプルに6本引くだけで十分!
チャート分析ツールも使うべきでない
線引きアプリの他に
チャート分析ツールもありますが、
コチラの記事でも書いたように、
FXで安定して勝てるようになりたいなら、
これも使うべきでないと
私は考えています。
チャート分析ツールとは、
過去チャートと照らし合わせて
未来の動きを予想するような
ツールのことです。
国内のFX業者がけっこう出してますよね。
例えば、こんなやつです(笑)
こういうツールも使ってしまうと、
自分で考える事を放棄してしまうので、
チャートを読む力がつかないどころか、
落ちる事の方が多いです。
特にチャート分析ツールで
未来の予想値動きを見てしまうと
チャートの見方に偏りが出て
臨機応変に対応できなくなります。
人間は必ずと言っていいほど、
どこかで手に入れた視覚情報を
記憶しています。
そして、その情報によって、
「ここからこう動く可能性が高い」
と無意識にバイアスをかけてしまいます。
これによって、
チャートの情報を
フラットに見る事ができなくなり、
トレンド転換しているのに、
「まだここから上がる」
なんて思い込んで、
流れとは逆のトレードをして
負けまくってしまうのです。
チャート分析ツールを使うと、
特にこのバイアスが強くなるので、
使わない方がいいです。
むしろ、チャート分析こそ、
自分の力でできるようにならないと
絶対にFXで
勝てるようにはなりません。
それにチャート分析自体も
特に難しい事はないですから。
自分で出来るようになれば
あっという間に終わります。
もし、チャート分析の仕方が
よくわからない場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。
⇒大衆心理を使ったトレードをするコツは順序立てて考えること
FXでおすすめの無料チャート分析ツールは?
「チャート分析ツールは使うべきでない」
なんて書いておきながら、
「おすすめのチャート分析ツールってなに?」
って思いますよね(笑)
これは、
未来の動きを予想するような
チャート分析ツールの事ではなく、
単なるチャート分析ツールの事です。
その分析ツールの中でおすすめは
MT4かMT5です。
このチャート分析ツールは
世界中のトレーダーが使っていて、
自分の好みにカスタマイズができるので、
かなりおすすめです。
特にカスタムインジケーターが抜群で
「この機能があればいいのに」
っていうのを
ほぼ全てといっていいぐらい
網羅しています。
その中でも私が特に気に入っているのが、
ラインを同期するインジケーターです。
これは1つのチャートにラインを引くと、
その他のチャートにも
自動でラインが引かれます。
このお陰で
ラインを引く手間が省けるので
物凄く役立っています。
また、インジケーターを開発してる人も多く、
ネットで探せば無料で
多くのインジケーターが手に入るので、
チャート分析がしやすくなります。
このツールは本当に使いやすいです。
MT4のデメリット
無料のチャート分析ツールとしては
MT4が抜群ですが、
デメリットもあります。
それがけっこう重いことです。
このツールを使うと
メモリやCPUの容量をけっこう喰うので、
パソコンのスペックが低いと
重くなりやすいです。
また、使うインジケーターによっては
インジケーター自体が
容量を喰うものもあるので、
それを使っても重くなりやすいです。
ただ、MT4を改良したMT5に関しては、
かなり軽くなりました。
それでいて使い方は
MT4とほとんど変わらないので、
パソコンに負荷をかけたくないなら
MT5がおすすめです。
国内FX業者の無料高機能チャートの弱点とは?
無料のチャート分析ツールなら、
MT4やMT5があるのですが、
国内のFX業者が出している、
独自の高機能チャート分析ツールもあります。
例えば、ヒロセ通商のLION FXとか、
GMOのプラチナチャートなどです。
これらのツールも悪くないのですが、
高機能チャートという割には
いたって普通です。
MT4やMT5と機能は変わりません。
むしろ、MT4やMT5のような
インジケーターがないので、
自分の好みに完全に合った
チャート分析ツールは作れません。
特に国内のFX業者のツールは
ラインをチャートに引いても
他のチャートに同期されないので
かなり面倒くさいです。
仮に4つのチャートを使って
トレードをしているとしたら、
4つのチャート全てに
トレンドラインや水平線を
引かなければいけません。
特にトレンドラインなんかは
ちょっと角度がずれるだけで
見え方が大きく変わるので、
チャート分析にズレが出やすいです。
国内のFX業者のツールだと
この辺りがストレスなので
私は使っていません。
有料と無料のツールはどっちがいい?
FXのチャート分析ツールには
有料のものもあるのですが、
「無料とは何が違って、
どっちが使いやすいの?」
なんて疑問が沸くかもしれません。
正直、チャート分析ツールに関しては
有料も無料も変わりません。
有料だとFXで勝つ為の
特別な機能がありそうに思えますが
全然そんなことないです。
もし、そんな機能があるなら、
FXで億トレーダーが続出してるはずです。
そもそもチャート分析の仕方は
有料だろうと無料だろうと変わらないので
それであれば無料のもので十分です。
スマホ版のチャート分析ツールは何がおすすめ?
FXはスマホでもトレードができるのですが、
スマホ版のチャート分析ツールは
何がいいのか迷う事もあると思います。
ただ、スマホ版に関しては
正直、何でもいいです。
なぜなら、
スマホ版のチャート分析ツールは
MT4やMT5であっても、
インジケーターを使って
自分の思い通りのチャート画面を
作ることができないからです。
しかも、MT4やMT5だと、
画面分割もできないし、
注文もやりづらいので、
スマホ版はかなり使い勝手が悪いです。
パソコン版と何でこんなに差があるの!?
っていうぐらい使い勝手が悪いです(笑)
この事を考えると、
スマホ版の分析ツールは
国内のFX業者の方が使いやすいかもしれません。
私が特に使いやすいのが
GMOのチャート分析ツールです。
GMOのツールはスマホ版なのに
4画面表示ができるので、
マルチタイムフレーム分析ができます。
(ラインの同期はないですが)
あとはワンタップで注文できる、
スピード注文もあるし、
ニュースも見れるので、
スマホ版のツールとしては
かなり使い勝手がいいです。
FXはスマホでのチャート分析が最強?
スマホでもチャート分析ツールがあって
トレードができるのですが、
これをメインにしてチャート分析や
トレードをするのはおすすめしません。
やっぱりスマホの小さい画面だと
マルチタイムフレーム分析ができても
トレンドの判断がやりづらいです。
しかも、スマホだと、
縦長の画面になるので
ローソクの動きが大きく見えます。
このせいで、
ボラティリティがあると勘違いしてしまい、
間違ったトレードをしやすくなります。
だから、
FXで安定して勝てるようにならない限り、
スマホをメインにしてチャート分析をしたり、
トレードをしたりするのはおすすめしません。
やっぱりなんだかんだ言って、
パソコンが最強です。
関連記事:スマホでのFXは色々と失敗しやすい?その理由とは?
まとめ
今回は、チャート上に
自動で線引きをしてくれるアプリは
使わない方がいい理由について
私の考えをお伝えしました。
自動で線引きをしてくれたり、
チャート分析をしてくれるアプリは
物凄く便利な反面、
自分で考える力を奪ってきます。
そうなると、
臨機応変に対応できなくなり、
チャートを読む力もつきません。
その結果、
FXで稼げるようになるまで
時間も掛かることになります。
ですから、
このようなアプリに頼らずに
面倒くさくても自分の力で
線引きやチャート分析をするべきだと
私は考えています。
P.S. メルマガを始めました
大衆心理を中心に、
FXで勝つ為のコツをお伝えしていきます。
という方には特におススメです。
もちろん、"勉強すべき事がわからない"
という場合にもオススメです。
メルマガの詳細内容はコチラ
登録はもちろん無料で、
解除もワンクリックで出来ます。