FXの醍醐味といえば、
レバレッジにあります。

レバレッジを使う事で、
自分が持つ資金以上のロットで
トレードができるからです。

 

そうすれば、
1回のトレードの利益も大きくなり、
早く大きく稼ぐ事ができます。

しかし、レバレッジは
諸刃の剣でもあり、
間違った使い方をすると
大損する確率の方が高いです。

 

実際に昔の私も、
レバレッジを使いすぎて
大損した経験があります。

今回はその大損経験について
お伝えしていきます。

 

レバレッジを使いすぎて20分で100万を失う

私が一番記憶に残る大損に、
レバレッジをフルに使って
“20分で100万を失った”
というのがあります。

 

その頃は海外のFX業者を使っていて、
最大レバレッジが500倍でした。

今となっては
海外のFX業者でレバレッジ500倍は
全然低い方ですが、
当時は500倍が一番高い時期でした。

 

このレバレッジ500倍をフルに使って
私は大損したわけです。

 

大損した具体的な内容としては
特に急落などを狙ったわけではなく、
本当に適当な位置で
普通に買っただけのトレードでした。

その頃は勝てる手法などは持たず、
適当な値ごろ感でトレードをしていました。

 

とある日にいつものように、

「放置してればどうせ上がるだろ」

なんて軽い気持ちで、
海外のFX業者を使って、
フルレバレッジで
買いエントリーをしました。

 

レバレッジ500倍をフルに使ったので、
その枚数はなんと500万通貨です(笑)

もう今考えると、
頭が狂ってますよね。

だってFXで勝てない状態で
500万通貨のトレードですから。

 

1pip動いただけで5万、
10pipsで50万、
100pipsで500万の損益になります。

 

こんな状態で、
「その内上がるだろ」
なんて思って、
損切りも入れずに放置ですから。

そしたら案の定、
エントリー後に即逆行されて、
たったの-10pipsの含み損で
いきなり-50万の含み損です。

 

当時のFX市場は
今とは全然違って、
ボラティリティが凄かったです。

雇用統計でレートがワープして、
ドル円ですら
100pipsとか動いてましたから。

そんな相場状況で10pipsなんて
ノイズみたいなものでした。

 

‐50万になった時点で
損切りをすればよかったのですが、
わずか10分程度で
50万なんて失う事ができません。

だから当然損切りなんて
できるわけがないんですよね。

 

こんな状態になって震えてました(笑)

 

結局、当時のボラティリティからすると、
20pipsなんてあっという間に動くので、
その約10分後に更に10pips以上落ちて、
強制ロスカットです。

あっという間の100万の大損です。

関連記事:FXで大損失!20分で100万円を失った時の話をします

 

100万の大損直後に吐く

FXで勝てない状態で
500倍ものハイレバレッジを使って
トレードをした結果、
わずか20分で100万の大損です。

 

でも大損した直後って、
一瞬何が起きたかわからなくなります。

自分が死んでるのに
死んでるって気づかない感じです(笑)

 

そしてその内段々と
大損した事を実感してきて、
胃がキリキリ熱くなるんです。

 

そこから

 

「うわーーー!!!」

 

なんて突然叫び出して、
視界がカイジみたいに
グワーーンって
グニャグニャになるんです。

 

で、それと同時に
めまいがしてきて
急に気持ち悪くなって

 

「ウプッ」

 

ってなって吐いてしまいました(笑)

 

しかもこういう時って、
急に吐き気が来るので、
トイレまで間に合わないんですよ。

PCの前で思いっきり吐いたので
キーボードが汚物まみれです。

 

水で洗うわけにもいかないし、
吐いたキーボードなんて
使いたくないので、
結局キーボードは捨てましたから。

で、その後はしばらく放心状態です。

 

残金が1万円とかしか残らず、
放心状態になりながらも、
その1万円に対して
またレバレッジMAXで
エントリーをしました。

ですが当然、
上手くいくわけもなく、
秒で再度ロスカットされて
資金を根こそぎ持っていかれました。

 

わずか20分で100万失うって
頭おかしいですよね。

私のFX大損体験の中でも
過去最大の大損です。

 

命を絶とうとするもできない

ハイレバレッジを使ったせいで
わずか20分で100万を失うという
レコードを樹立した後は
この世の終わりみたいな感じでした。

 

「もう生きていても意味ないな」
「こんなクソな人生終わらそう」

なんて思って、
命を絶とうと考えました。

 

「どうやって逝くのがいいかなー」

なんて考えていたのですが、
その内に段々と怖くなってきて
自分では命を絶つ行動ができないんですよ。

良くも悪くもビビりだったので
何とか一線を越えずに済みました。

 

で、結局しばらく何もやる気が起きなくて
ただ毎日を茫然自失状態で
無意味に過ごしていました。

日常生活が白黒になって
無色な生活状態でしたから(笑)

 

この時に初めて、
レバレッジの恐ろしさを
実感した感じでしたね。

 

因みに、この時は
海外のFX業者を使って
大損をしたわけですが、
この話をすると必ず、

「海外のFX業者はやっぱり危ないんだな」

なんていう人がいますが、
そこは違います。

 

海外のFX業者が危ないんじゃなくて、
お金に目がくらんで
“レバレッジを過剰に使う人”が危ないんです。

レバレッジ自体は上手く使えば
逆に武器になるぐらいですから。

 

ハイレバレッジで大損したその後

ハイレバレッジを使って
FXで大損したその後は
しばらく廃人の状態でした。

 

でも、100万失ったのが悔しくて
そこで”きっぱりFXは辞める”
っていうのには
どうしてもなれなかったんですよね。

だから、2週間ぐらい
ぐるぐる頭の中で色々考えていたら、
FXを続けるという選択肢を選んでました。

 

でも、100万もの大金を失って
当然資金はないので、
一旦リアルトレードはストップして
今の自分に合った手法を
作ろうと考えました。

 

大損した時は
適当にスキャルピング的な
トレードをしていたので、
まずはこれを辞めました。

そして時間軸を大きくした
4時間足のトレードに移行しました。

 

4時間足の何が良かったって、
チャートをあまり見なくて済む事です。

やっぱりチャートをずっと見ていると、
どうしてもトレードがしたくなって、
また適当にエントリーをしてしまいます。

 

トレードの時間軸を長くする事で、
無駄なトレードが防げて、
ポジポジ病も改善されました。

 

あとはこれ以外にも、

・トレンドの判断がしやすい
・損小利大ができるようになった

など、いろんな面で改善されて、
トレード内容が安定してきました。

 

もちろん、
4時間足のトレードに変えたからといって、
すぐに効果が出たわけではなく、
1年以上紆余曲折しながら
自分の手法を作っていった感じです。

そしてその頃には
何とかトレード資金も
多少貯まってきたので、
そこからレバレッジを使わずに
最低ロットで実践です。

 

最初はちまちましてたので

「早く大損した分を取り返したい!」

なんて凄く思っていたのですが、
何とかその欲望を抑えながら
コツコツトレードをしていました。

 

そしたら段々と結果が出始めて、
何とかFXで勝てるようになった感じです。

でもコツコツトレードしてる間も
精神的にはかなり辛かったですよ。

 

「周りのトレーダー達は
どんどん勝てるようになってるのに
何で俺だけこんな事に・・・」

なんて自己嫌悪に陥ってましたから。

 

因みに4時間足のトレードについて、
詳しく知りたい場合は、
以下の記事を読んでみてください。
4時間足のデイトレがFXで勝てるきっかけになった!

 

まとめ

今回はFXで
レバレッジを使いすぎて
大損した過去について
お伝えしてきました。

 

FXはレバレッジが効くので
少額の資金から効率よく
稼ぐことができます。

しかし、昔の私のように
間違ったレバレッジの使い方をすると、
大損する確率の方が高くなるので、
考えてレバレッジを使うようにしましょう。

 

もし、今現在のあなたが
FXで勝てずに苦しんでいるなら、
以下の記事が役立ってくれるかもしれません。
FXでも相手の気持ちを考える事が重要です

 

 

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