FXで安定して
稼ぎ続けるには、
エントリーを待つことが
非常に重要になってきます。

 

しかし、
エントリーポイントに来るまで
待つ事が重要だとわかっていても、

「どうしても待てない」

なんて悩む人は多いです。

 

昔の私もそうでした。

そこで今回は、
エントリーを待てない時の
対処方法について、
お伝えしていきます。

 

エントリーが待てない時の対処法

FXでは待つ事が重要ですが、
待てずにエントリーをしてしまい、
負けて悔しい思いをする事が多いです。

昔の私自身も、
エントリーが待てないで
大損した経験が何回もあります。

 

そんな時に私がやってみて、
効果的だった対処法は、

・分割エントリーをする
・別口座を作る

といった2つの方法でした。

 

分割エントリーをする

エントリーが待てない時に
効果的な1つ目の方法として、
分割でエントリーする方法があります。

 

これは例えば、
いつも5万通貨で
トレードをしていたとしたら、
2.5万通貨ずつ2回に分けて
エントリーをしていくのです。

 

FXをやっている場合、
エントリーポイントに近づくと、
ドキマギしてきて、
エントリーしたい衝動に駆られます。

本来であれば、
我慢すべきなのですが、
どうしても待てない場合は、
まず半分のロットだけ
エントリーをしてしまうのです。

 

こうすれば、
本来のエントリーポイントに届かずに
反転していったとしても、
最低限の利益は確保できるので、
悔しい思いが大きく減ります。

 

逆に、エントリー後に逆行して、
本来のポイントに来たら、
そこで2回目のエントリーをします。

そしてそこから反転していけば、
本来のエントリーポイントで
エントリーできた上に、
いつものロットでトレードができるので、
狙った通りの利益が取れます。

 

このように、
分割エントリーをする事で、
置いていかれる事を防げるので、
エントリーを待てなくても
トレードをする事ができます。

 

その代わり、
本来のエントリーポイントよりも、
悪いレートになります。

例えば、本来であれば、
115.5円の位置で
エントリーするとしましょう。

 

この時に待てずに
115.8円で1回目のエントリーをして、
115.5円で2回目のエントリーを
したとしましょう。

そうなると、平均取得レートが
115.65円となるので、
本来のエントリーポイントである、
115.5円よりも15pips悪いレートで
約定した事になります。

 

これによって、本来の損切幅が
仮に-30pipsだとしたら、
それが-45pipsになるわけです。

 

「じゃあ分割エントリーしても
損切り幅は-30pipsのままでよくね?」

なんて思うかもしれませんが、
それだと損切り後に反転した場合に、

「本来の損切り位置にすべきだった」

なんて後悔や苛立ちが起きます。

 

分割エントリーによって、
置いていかれる事も防げますが、
その分、約定レートが悪くなって、
損切り幅にも影響してくるので、
この辺りをどうするかも
考える必要があります。

 

私の場合は、
損切りは根拠の崩れた場所に
設定していたので、
損切り幅が広がっても
位置は変えないようにしてました。

関連記事:損切りを我慢すべき場所とそうでない場所とは?

 

別口座を作る

エントリーが待てない時に
効果的だった2つ目の方法として、
別口座を作って、
そっちでトレードをする方法があります。

 

もう1つ別に口座を作って、
そっちでエントリーをする事で、
エントリーしたい欲望を
解放してあげるのです。

そしてこの時に非常に重要なのは、
口座には少額の資金だけ入れて、
最低ロットでトレードをする事です。

 

そもそも、
“エントリーが待てない”
というのは、

「ここから反転して
置いていかれちゃう!」

「利益を取り逃しちゃう」

なんていう欲望によって
我慢できずに
エントリーをしてしまうわけです。

 

だから、
あえてエントリーをしちゃう事で
この欲望を解消してあげるのです。

ということは、
こっちの別口座では
稼ぐ事が目的ではないので、
最低ロットでいいわけです。

 

別口座での収支をチェックする事で得られること

別口座を作って
トレードをする場合は、
それなりのトレード回数に達したら
収支をチェックしてあげましょう。

 

これをやることで、
待てずにエントリーした場合に、

「トータルで勝ちやすいのか?
それとも負けやすいのか?」

といったことがわかります。

 

もし、勝率が良くて、
トータルで勝っていれば、
待てないポイントでのトレードでも、
勝てる証拠です。

本来のポイントで
エントリーした場合の勝率や
収支と合わせて、
トータルの結果を見ながら、
最終的なエントリーポイントを
決めるのが効果的です。

 

逆に、勝率も悪くて
トータルで負けている場合は、
待てないポイントでの
トレードは負ける証拠なので、

「その場所ではトレードをしない」

という選択肢ができて、
自信をもって
本来のエントリーポイントまで
待つことができるようになります。

 

私の経験上、ほとんどの場合、
待てないトレードの勝率と
収支共に悪い結果になるので、
このことが

「エントリーを待てない」

というのを解消してくれます。

 

自分のトレードをしっかり把握する事も大事

FXでエントリーを待てない場合、

・分割エントリー
・別口座を作ってトレード

といった事をすると効果的です。

 

あとはこれらに加えて、
凄く大事なことが、

“自分のトレードをしっかり把握する”

ということです。

 

エントリーポイントに来るまでに
我慢できずに待てない場合って、

「今エントリーしないと
置いていかれちゃうかも・・・」

「利益を取り逃すかも・・・」

って思っちゃうからですよね。

 

つまりそれは裏を返せば、
自分のトレードに自信がなく、

「今のエントリーポイントで
本当に勝てるのかわからない」

といった心理の表れです。

 

ここでちょっと想像してみてください。

 

もし、あなたのトレードが
必ず“勝率80%になると、
完璧にわかっていたら、

“エントリーが待てない”

なんて事が起きると思いますか?

 

起きないですよね。

むしろ、ワクワクしながら
ちゃんとエントリーポイントまで
待てるはずです。

 

このように、
自分のトレードを
ちゃんと把握して自信があれば、
エントリーポイントに来るまで
絶対に待てます。

それなのに待てないということは、
自分のトレードが
どれぐらいの勝率で
どれぐらいの収支になるのかを
理解していない証拠です。

 

ですから、
もしエントリーが待てないなら、
今一度、自分のトレードが
どのような結果になるのか、
検証をしてみるといいでしょう。

徹底的に検証をして
何百というトレード回数をこなして、
その結果勝てるのであれば、
今の手法に自信を持ちましょう。

 

そうすれば、
“エントリーが待てない”
なんてことはなくなりますから。

 

もし、検証方法について、
よくわからない場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。
FXの検証回数は最低100トレードは必要!その理由はなぜ?

過去チャートでFXの検証をするなら右端でしないと意味がない

 

逆に、トレードルールがない状態で
適当にトレードをしていて、
エントリーが待てないような場合は、
まずはルールを作りましょう。

その作り方がわからない場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。
検証方法がわからずに自分のトレードルールが作れない場合はコレ!

FXで自分に合う手法のルール作りはどうやればいい?

 

まとめ

今回は、FXでエントリーが
待てない場合の対処方法について、
私の考えをお伝えしてきました。

 

エントリーが待てない場合、

・分割エントリー
・別口座を作ってトレードをする

といった方法を使うと効果的です。

 

更にこれに加えて、
再度自分のトレードが
完全に構築されているかを
見返すことも効果的ですので、
是非、試してみてください。

 

 

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