FXをやっている人に
スキャルピングをする人は
かなり多くいます。

 

しかし、
スキャルピングをしても
勝てない人が非常に多く、
私のところにも、

「スキャルピングをしてるけど
どうしても勝てません」

という相談がよく来ます。

 

そんなスキャルピングですが、
本当に勝てないのでしょうか?

今回はこの事について
私の考えをお伝えしていきます。

 

スキャルピングは本当に勝てないの?

FXをやっている多くの人達は
スキャルピングをして、
勝てていませんが、
スキャルピングをしても、
本当に勝てないのでしょうか?

 

私の考えでは、

「デイトレード以上で勝てないと勝てない」

という答えになります。

 

なぜなら、スキャルピングは
FXでのトレードスタイルにおいて、
最高難度のスタイルになるからです。

 

その為、デイトレードなど、
時間軸を大きくした
トレードで勝てないと、
勝つことは非常に困難です。

要するに上級者がやる
トレードスタイルなわけです。

 

スキャルピングって
基本的に数pipsを狙いにいく
トレードスタイルですよね。

 

だから、

「2~3pipsぐらいなら簡単に取れそう」

なんて感じてしまうのですが、
実際にやってみると
全然簡単ではありません。

 

値動きに翻弄される

スキャルピングをする場合、
1分足チャートを見ながら
トレードをしていきます。

 

1分足チャートって、
実際に見るとわかるのですが、
値動きが上下に激しく動いて
大きく動いているように見えます。

 

その為、この激しい動きによって、

・上に動いたら買いで飛びつく
・下に動いたら売りで飛びつく

といった事が起きて、
値動きに翻弄されます。

 

欲張ってしまう

FXでのスキャルピングは
2~3pipsを狙うような
トレードスタイルですよね。

 

しかし、
スキャルピングをして
2~3pipsで利食いをするつもりでも、
実際に3pipsなど含み益が乗ると、

「もう少し伸びてくれ」

なんて欲張り出します。

 

こうなると、
レートが戻ってきてしまい、
本来は利食いだったトレードが
損切りになる事が増えます。

 

そして実際に損切りになると
次にトレードした時に

「さっきの損切り分も取り返す」

なんて考えてしまい、
また利益を伸ばそうと欲張ります。

 

で、また損切になって、
次のトレードで欲張って・・・
なんて事を繰り返す内に
負けが重なっていき、
勝てなくなってしまうのです。

 

損切りができなくなる

スキャルピングは
数pipsで利食いをするので、
損切りの方が利食い幅よりも
基本的に大きくなります。

つまり、
コツコツドカンになります。

 

ですから、
いざ損切の場面になると、
今まで積み重ねた利益が
一気に持っていかれる事が
脳裏をよぎってしまい、

「損切りできない・・・」

なんて事が起きます。

 

そして、結局損切りできずに
放置してしまい、
含み損がどんどん大きくなると、
更に損切ができなくなり、
最後にドカンとやられるのです。

典型的なコツコツドカンですよね。

 

ハイレバレッジでトレードしやすい

スキャルピングをしていると、
数pipsで利食いをするので、
1回のトレードの利益が小さいです。

 

これによって、

「1回でもっと大きく取りたい」

という欲望が沸いてきて、
ハイレバレッジで
トレードをしやすくなります。

 

確かにスキャルピングは
1回の利益が少ないので、
レバレッジを大きくして
トレードをする事が多いです。

しかし、
自分の精神的許容値を
超えるレバレッジだと、
損切りができなくなります。

 

ただでさえ、スキャルピングは
損大利小になりやすくて、
損切りに抵抗が出てくるのに、
ハイレバレッジでトレードしたら
尚更損切りができなくなります。

こうなると、
最後は高確率で大損に終わります。

関連記事:FXでハイレバを使い過ぎて失敗!大損して地獄を見た話

 

ポジポジ病になりやすい

スキャルピングは
短時間のトレードなので
1日に何回もトレードをします。

これをやっている内に段々と
常にトレードをしていないと
気が済まなくなってきます。

 

これによって、
どこでもエントリーをしてしまい、
負けが重なっていきます。

 

こうなると、
負けを取り返そうとして、
更にエントリーが増えてしまい、
損に損を重ねて、

“気付いたら大損していた”

なんて事になるのです。

 

スキャルピングは悪い癖がつきやすい

FXでスキャルピングをすると、
値動きに翻弄される上に、
欲望によって、

・損切りができない
・ハイレバレッジでトレード
・ポジポジ病

といった事が起きやすいです。

 

しかも、
トレード回数が多くなる特性から、
これらの行動が癖になりやすいです。

こうなってしまうと、
スキャルピングをするたびに
同じ行動を繰り返して
どんどん癖が根深くなって
抜け出せなくなります。

 

このように、
スキャルピングをすると
欲望に支配されやすいので、
デイトレード以上で勝つ力がないと
勝てないのです。

 

実際に私自身も
FXを始めた当初に
スキャルピングをしたせいで、
これらの事が癖づいてしまい、
大損しました。

そして、その癖が抜けなくなって、
FXで5年以上勝てない時期が続きました。

 

この時のことについては、
以下の記事で紹介しています。
私がFXで失敗して1000万を失った原因は1分足にあった!

 

スキャルピングで勝てるようになるには?

FXのスキャルピングで
勝てるようになるには、
上記でも簡単にお伝えしたように、
デイトレード以上の
時間軸の大きいトレードスタイルで
まずは勝てるようになることです。

 

なぜなら、時間軸が大きい方が
値動きに翻弄されにくいし、
1分足まで見る必要がないので、
難易度が大きく下がるからです。

その為、難易度が低いスタイルで
勝てるようにならないと、
スキャルピングをしても
ずっと勝てないままです。

 

ですからまずは、
時間軸を大きくしたトレードで
安定して勝てるようになって、
その後で資金効率を上げる為に
スキャルピングに移行するのがベストです。

 

実際に私も
スキャルピングで大損してからは
4時間足のデイトレードに変えて、
FXで勝てるきっかけをつかめました。

関連記事:4時間足のデイトレがFXで勝てるきっかけになった!

 

デイトレードで勝てるようになったら効果的な方法

スキャルピングで
勝てるようになりたいなら、
まずはデイトレード以上で
勝てるようになりましょう。

そして、そうなったら、
次に効果的なのが、
大衆心理を学ぶことです。

 

大衆心理とは、チャートから
相場参加者の気持ちを考えて、
トレードをすることです。

本来チャートというのは
相場参加者の意思が
作ったものです。

ということは、
その意思を読めるようになれば、
トレードの精度が格段に上がります。

 

スキャルピングの場合、
1分足までチャートを
読み解く必要があるので、
大衆心理が読めるようになれば
当然トレードの精度も上がります。

 

実際に私も
デイトレードで勝てるようになったら
スキャルピングに移行したのですが、
その時に物凄く役立ったのが
大衆心理からチャートを読み解く
テクニックでした。

今はスキャルピングは疲れるので、
またデイトレードに戻りましたが、
今でもこのテクニックを使って
トレードをしています。

 

ですから、
デイトレードで勝てるようになって
スキャルピングに移行する時は
このテクニックを使うのがオススメです。

関連記事:FXで1分足のスキャルピング手法を作るなら大衆心理を使おう!

 

まとめ

今回は、スキャルピングは
本当に勝てないのか?
といった事について
私の考えをお伝えしました。

 

スキャルピングは
FXのトレードスタイルの中で
最も難易度が高いです。

その為、デイトレードなど
時間軸が大きいトレードで勝てないと
スキャルピングをしても勝てないでしょう。

 

だから、もしあなたが今現在、
スキャルピングをしていて、
勝てないと悩んでいるなら、
まずはデイトレードから
勝てるようになりましょう。

このまま続けていても、
昔の私のように
大損する可能性が高くなりますから。

 

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