FXをやっていると、

「いつかは専業になりたい」

なんて思いますよね。

 

でも、
実際に専業になるタイミングって
「いつがいいの?」
なんて疑問に思う事もあるでしょう。

そこで今回は、私の実体験から
FXで専業になるタイミングについて
お伝えしていきます。

 

FXで専業になるタイミングはいつがいい?

FXで安定して
勝てるようになってくると、
専業になるタイミングを
考えると思います。

 

そのタイミングに関してですが、
私の経験上、

“今貰っている手取り給料の
2倍以上を稼げるようになったら”

というのが最低ラインです。

 

なぜなら、FXの場合、
お金を常に危険に晒しながら
稼いでいく職業である事に加えて、
会社員のように
毎月必ず同じ金額を
稼げるとは限らないからです。

 

例えば、FXの相場というのは、

・トレンド相場
・レンジ相場
・ボラティリティが高い相場
・ボラティリティが低い相場

といったように、
日々の値動きが変わってくるので、
稼げる金額が変わってきます。

 

その為、毎月必ず
同じ金額を稼げるという訳ではなく、
大きく稼げる月もあれば、
負ける月も出てきます。

よって、
専業としてやっていくには、
最低でも今貰っている手取り給料の
2倍以上を稼げる力がないと、
負けた月が出てきた時に焦りが生じます。

 

そして、その焦りから、
無理に損を取り返そうとして、
ルールに無いトレードをしてしまい、
余計損失を重ねてしまいます。

更にこの事で、
余計焦ってしまい、
今度はハイレバで
リベンジトレードをする事になります。

 

こうなってしまうと、
もうダメで、
ほぼ確実に大損してしまい、
あっという間に破産して、
次の日から無職状態になります。

 

仮に、今貰っている手取り給料の
2倍以上稼げる力があれば、
万が一、その月に負けたとしても、
生活だけは何とかなります。

ですから、
FXで専業になるタイミングは、
今貰っている手取り給料の
最低2倍以上稼げるようになってからなのです。

 

専業トレーダーは税金も考慮する必要がある

会社員として給料を貰っていると、
毎月銀行口座に振り込まれる金額は
全ての税金を引いた金額ですよね。

 

しかし、FXの専業トレーダーの場合、
その月に稼いだ金額に対する税金は
来年やってきます。

ですから、税金の事も考慮した上で
専業になるタイミングを決めるべきです。

 

例えば、今の給料の手取りが
25万あったとしましょう。

そうすると、
専業になるタイミングは
“50万稼げたら”
と思いますよね。

 

ですが、実際に
50万稼げるようになったとしても、

・所得税
・住民税
・国民年金
・国民健康保険

といった税金を考えると、
国内口座で稼いだ場合で
手取りが35万ぐらいになります。

 

ということは、
この手取り金額だと、
25万の2倍にはならないので、
税金額を考慮すると、
最低でも7~80万ぐらいは
稼げないと厳しくなります。

この事も考慮しておかないと、
いざ専業になった時に
“生活が意外に苦しい”
なんて事にもなりかねません。

 

FXで勝てない状態での専業は絶対やってはいけない

FXで専業になりたい人の中には、
まだ勝てていない状態なのに

「1年分の生活費の貯金はあるから、
とりあえず専業になるか」

なんて考えて、
専業になってしまう人がいますが、
これは絶対に止めましょう。

 

なぜなら、
私がこれをやって
地獄を見たからです(笑)

当時の私は、
とにかく仕事が嫌で、
早く辞めたくて仕方ありませんでした。

 

その為、
この気持ちがMAXになった時に

「とりあえず貯金もあるし、
専業になってみるか」

「1年後には稼げるようになってるだろ」

なんて甘い考えをして
専業という名の
ニートレーダーになったのです。

 

そしたら、1日中
チャートを見る時間があったせいで、
エントリーポイントでもない場所で
無理にトレードをしていました。

これのせいで余計な負けが増えて、
負けた悔しさから
すぐに取り返そうとして
また強引にエントリーをしていました。

 

こんな事を繰り返していたら、

・ポジポジ病
・ハイレバでリベンジトレード

といった悪い癖がついてしまい、
1年も経たない内に
全ての資金が溶けしまいました(笑)

 

更にこれ以外にも
生活費や去年の給料の分の
税金の支払いもあったので、
恐ろしいスピードで貯金もなくなりました。

結局、1年経つ頃には
来月生活ができるかもわからないくらいにまで
お金がなくなってしまったので、
また派遣として働くハメになりました。

関連記事:FXの専業トレーダーになって失敗したら何も残らなかった

 

今思い返しても、
あのタイミングは完全に間違っていました。

ですから、
昔の私のようにならない為にも、
FXで勝てない状態で
専業になる事は絶対してはいけません。

 

専業の生活はつまらない

これは実際に専業になってみれば
わかるのですが、
専業トレーダーの生活はつまらないです。

 

専業になりたての頃は
好きな時間に寝たり、
起きたりして自由なので
楽しく感じます。

しかし、これが毎日続くと、
トレードをしない時間の方が
圧倒的に多くなるので、
物凄く暇になります。

 

ですから、
トレード以外に何か趣味や
別の仕事などやる事がないと、
つまらない生活になりやすいです。

あと、一人でいることが
平気な人でないと、
けっこうきつくなってくると思います。

 

専業トレーダーと聞くと、
毎日ガンガントレードをして
華やかなイメージがありますが、
実際はめちゃくちゃ地味ですからね(笑)

だから、専業になる前に、
これらの事も考慮した方がいいです。

関連記事:専業デイトレーダーの一日は質素?それとも贅沢?

 

ベストはやっぱり兼業トレーダー

実際に私自身、
専業トレーダーになって気づいたのは、

“やっぱり兼業トレーダーが一番”

という事でした。

 

やはり、FX以外にも
生活できるくらいの収入があると、
心にも凄く余裕ができるので、
無理にトレードをしません。

そして、この事が、
ルール通りのトレードを
可能にしてくれるので、
FXでの収入も安定しやすいです。

 

仮に、FXで資金を全て失っても、
生活だけは継続できるし、
貯金もできていれば、
再挑戦だっていつでもできます。

 

特に会社員をやっている場合、
社会保険をすでに払っているので、

・国民年金
・健康保険料

この2つの税金を
支払う必要がありません。

 

これによって、
FXでの手取り収入も増えるので、
兼業トレーダーであることは
メリットしかありません。

ですから、今現在、
会社員をしながら
FXをやっているなら、
無理に専業になる必要はありません。

 

因みに、会社員をやっていると、

「トレード回数が少なくて稼げないのでは?」

なんて思うかもしれません。

 

確かにトレード回数は減りますが、
手法を上手く調整すれば、
普通に稼ぐことはできます。

もし、兼業でトレードをする際の
手法について知りたい場合は、
以下の記事を読んでみてください。
FXを兼業でやる時の手法はどんな手法が使いやすい?

 

実際に私自身は、
最初に専業になった時は
先ほどお伝えしたように
FXで勝てない状態でした。

だから1年程で退場して、
また働き始めました。

 

そして、
次に専業になったタイミングは
この記事の最初の方で伝えた、
手取り給料の2倍以上の金額を
稼げるようになってからでした。

実際は、1度目の時に、
税金の事を色々と知ったので、
手取り給料の3倍ぐらいのタイミングで
専業になったと思います。

 

まとめ

今回はFXで専業になる
タイミングについて
お伝えしてきました。

 

専業トレーダーは
FXをしている人なら
誰しもが憧れます。

しかし、少なくとも、
今貰っている手取り給料の
2倍以上は稼げるようになってから
考えるようにしましょう。

 

タイミングを間違うと
昔の私のように
地獄を見る事になるので、
よく考えてからなるようにしましょう。

 

 

Visited 1 times, 1 visit(s) today

P.S. メルマガを始めました

大衆心理を中心に、
FXで勝つ為のコツをお伝えしていきます。

「FX歴が長いけど勝てない」
という方には特におススメです。

もちろん、"勉強すべき事がわからない"
という場合にもオススメです。

メルマガの詳細内容はコチラ


登録はもちろん無料で、
解除もワンクリックで出来ます。