FXでは株と違って
平日は24時間トレードができます。

 

なぜなら、

・オセアニア市場
・日本市場
・欧州市場
・米国市場

といったように各国の市場があり、
これらが時間帯別によって
分かれているからです。

 

そうなると、

「勝てない時間帯はあるの?」

なんて疑問が沸くかもしれませんが、
いったいどうなのでしょうか?

 

今回はこの事について
解説をしていきます。

 

FXで勝てない時間帯はあるの?

FXでは平日は24時間、
トレードができるのですが、
勝てない時間帯があるのかというと、

「そんなことはない」

というのが私の答えです。

 

ぶっちゃけどんな時間帯であっても、
FXで勝つことは可能です。

その代わり、勝ちにくいというか、
トレードがやりづらい時間帯は存在します。

 

早朝のオセアニア市場はやりづらい

FXでは、どんな時間帯であっても、
勝てないという事はありません。

しかし、早朝のオセアニア市場では
勝ちにくいというか、
トレードがやりづらいです。

 

なぜなら、早朝というのは、
流動性がないので、
レートがあまり動かないからです。

 

FXでよく言われる言葉の1つに、

「トレーダーを殺すには刃物はいらない」
「ボラティリティをなくせばいい」

なんて事が言われます。

 

要するに値動きがなければ、
トレードができないので、
稼げずに生活ができなくなるわけです。

この事が早朝の時間帯で起きるので、
勝てないとまでは言わなくても、
勝ちづらいのが現状です。

 

また、早朝というのは、
流動性が低いことから、
突然意味もなく大きく動いたりします。

その為、この動きに巻き込まれて
逆に損をすることだってあります。

 

更にこれに加えて、
流動性が低いと、
スプレッドも広がっているので、
とにかくトレードがやりづらいです。

ですから、早朝の時間帯だと、
他の時間帯に比べて、
勝てない可能性は上がるので、
無理にトレードをする必要はありません。

 

早朝でも勝ちやすい場面がある?

たった今、早朝の時間帯は
トレードがやりづらいので、
他の時間と比べると
勝てない可能性が上がると
お伝えしました。

 

しかし、それ言った直後に
これを言うのもおかしな話ですが、
早朝でも勝ちやすい場面が
実は存在します。

それが月曜朝一に窓が開いた場面です。

 

窓は週末に何かニュースがあった時に
それが月曜朝一に反映されて開きます。

そして、開いた窓というのは、
開いた方向に埋めやすい傾向があります。

 

上記の画像であれば、
下に窓が開いているので、
上へ動いて窓を埋めていますよね。

このような場面で、
窓埋めを狙ってトレードをすると
勝ちやすくなります。

私も昔はこの窓埋めトレードで
かなり稼いだ事もあります。

 

しかし、月曜朝一というのは、
スプレッドが大きく広がる上に、
窓の開き具合によっても
勝ちやすさが変わってきます。

 

例えば、下に窓が50pips開けば、
仮にスプレッドが10になっても
40pips分の伸びしろがまだあるので
勝ちやすくなります。

逆に窓が20pipsしか開かないと
スプレッドが10開いたら
伸びしろは10pipsしかないので、
負けやすくなります。

 

また、昔は毎週大きな窓が
開いていたので、
かなり勝ちやすかったのですが、
今はあまり開かなくなりました。

その為、
窓埋めトレードを狙うというよりも、
“窓が開いていたらトレードする”
ぐらいの感覚になります。

関連記事:FXで早朝のトレード手法なら窓埋めトレードが効果的!?

 

FXで勝ちやすい時間帯はある?

基本的にFXでは、
どの時間帯であっても
勝てないという事はありません。

ただし、早朝の時間帯は
トレードがやりづらいです。

 

一方で、勝ちやすい時間帯というか、
トレードがやりやすい時間帯も
存在することは確かです。

それが、
欧州と米国市場の時間帯になります。

 

この時間帯は
夕方15時(冬時間で16時)から
夜中までの時間なのですが、
値動きが大きくなります。

やはり、金融市場の中心である、
欧米市場は相場参加者も多く、
活発に取引がされるので、
ボラティリティも高くなります。

 

よって、この時間帯をメインに
トレードをする場合は、
勝ちやすいと言ってもいいでしょう。

ただし、値動きが大きい分、
損もしやすい時間帯でもあるので、
損切りをしっかりやる必要があります。

 

経済指標の動きに注意

欧米時間というのは、
取引が活発になって
大きな値動きをしやすいのですが、
経済指標に注意が必要になります。

 

特に、雇用統計や
政策金利などは一瞬で大きく動くので、
大損する可能性も高くなります。

また、経済指標が発表される時間帯は
スプレッドも広がるので、
その時に手を出すと
勝てないことがほとんどです。

 

とはいえ、
経済指標で大きく動けば、
トレードチャンスでもあるので、
上手くトレードができれば、
けっこう美味しいです。

もし、経済指標での
トレード方法について
詳しく知りたい場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。
FXの経済指標でトレードする時の勝ち方は?必勝法はある?

FXの指標も大衆心理を使ってトレードができる

 

どんな手法が勝ちやすい?

欧米時間は値動きが大きいので、
チャンスでもあります。

また、
トレンドが出やすいので、
全体の流れに沿ったトレードをすると、
勝率も高く、利益も伸びやすいです。

 

その為、勝ちやすい手法としては、
トレンドに沿った押し目買いと
戻り売りが一番効果的です。

関連記事:FXが戻り売り、押し目買いの単純な手法でも十分結果が出る理由

 

あとはブレイクの手法なんかも、
この時間帯にやると効果的です。

ただ、ブレイクの場合は、
上手く波に乗れれば、
大きな利益を取れますが、
ダマシもあるので、
押し目買いや戻り売りに比べると
勝率は落ちる傾向にありますが。

 

時間帯に左右されたくないなら

FXはどの時間帯であっても、
勝てない事はないですが、

・勝ちやすい時間帯
・勝ちにくい時間帯

といったものは存在します。

 

その為、
時間帯別にトレード方法を
調整する必要があるのですが、

「調整が面倒くさい」
「時間帯別の動きで心を揺さぶられたくない」

と感じる事もあると思います。

 

そんな時は、
トレードスタイルを
1時間~4時間足メインにすると
時間帯別の動きに対して
影響を受けにくいです。

このぐらいの時間軸になると、
大体の動きは吸収するので、
落ち着いてトレードができます。

 

因みに、時間軸の長いトレードは
今現在、FXで勝てない人にもオススメです。

特にFX初心者には最適と言っても
良いぐらいです。

 

なぜなら、時間軸が長いと、
落ち着いてトレードができるので、
おかしなことをしにくいからです。

それでいて、
損小利大のトレードができます。

 

更にこれに加えて、
ポジポジ病などの悪い癖も
つきにくいので、
遠回りをせずに済みます。

 

実際に私自身、
スキャルピングが原因で、
FXで1000万以上を失いました。

その後に、
4時間足のトレードに変えたところ、
勝てるきっかけをつかむ事ができましたから。

関連記事:4時間足のデイトレがFXで勝てるきっかけになった!

 

まとめ

今回は、FXでは
勝てない時間帯があるのかについて
解説をしてきました。

 

基本的にどの時間帯でも
勝てないということはないですが、
やりにくい時間帯や
やりやすい時間帯は存在します。

ですから、時間帯別の動きを
ある程度把握して、
自分のトレードスタイルに合わせると
効果的にトレードができるでしょう。

 

もし、時間帯別の動きについて、
より詳しく知りたい場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。
FXには時間帯で動きに特徴が!その際のトレードの注意点とは?

 

 

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