FXでデイトレをするとなると、
取引回数を多くした方が
勝ちやすいと思う人が多いです。

取引回数が多いということは、
それだけトレードチャンスが
多いということでもあるので
そう思うのは間違いではありません。

 

しかし、実はそんなことはなくて
むしろ取引回数が多い方が
失敗しやすい傾向にあります。

では、なぜ取引回数が多いと
逆に失敗しやすいのでしょうか?

 

今回はこのことについて
私の考えをお伝えしていきます。

 

取引回数が多いと失敗しやすい理由

FXのデイトレで
取引回数が多いと
失敗しやすい理由に

“トレードが雑になる”

というのがあります。

 

そもそもデイトレをする場合、
1日の取引回数は
多くても2~3回ぐらいです。

大体が1日1回、もしくは
トレードなしというのが普通です。

 

それなのに、
5回も10回も取引回数があるのは
明らかにトレードが
雑になっている証拠です。

しかも、取引回数が増えるにつれて
脳が疲れていき、
判断力も鈍ってくるので、
その分、負ける確率も高くなります。

 

そして、負ける回数が増えてくると
負けた時の損失を取り返そうとして
また雑にトレードをしやすくなります。

 

こうなると、また負けてしまい、
そこから損失をまた取り返そうとして・・・

という感じで
損に損を重ねていき、
最後は大損することになります。

 

昔の私もデイトレなのに
1日10回とか取引回数があったのですが、
その時のことを思い返すと
明らかにトレード内容が雑でした。

 

ましてやFXの場合、
24時間取引ができるので、
雑にトレードをして損を重ねるほど
どんどんドツボにハマっていき
取引回数も多くなりました。

だから、
何度も資金を失っていました。

 

このような個人的な経験談からも、
FXのデイトレは
取引回数が多いほど
失敗しやすくなるのです。

関連記事:FXはトレード回数が多いほど勝てるのは本当なのか??

 

1日の目標額を決めると取引回数が増える傾向に

FXをやっていると、
多くの人たちが、

「1日に最低1000円は稼ぎたい」

なんて考えます。

 

だから、それを目標にして
トレードをしがちなのですが、
これをやると
取引回数が増える傾向があります。

 

なぜなら、
自分でノルマを決めてしまうと
それを達成するために
無理にトレードをしやすくなるからです。

これによって、
自分のエントリーポイントでもないのに
強引にエントリーをして
負けてしまいます。

 

そして、負けてしまうと
1日のノルマ達成が遠くなるので
更に無理にトレードをして
損を重ねていきます。

このような感じで
1日の目標額を設定してしまうと
取引回数が増えやすくなります。

 

もし、このことについて、
更に詳しく知りたい場合は、
以下の記事も読んでみてください。
「デイトレーダーとして1日1万稼ぐ!」って目標が危険な理由

 

取引回数を絞ることがFXでの結果につながる

デイトレで取引回数が多いと
逆に損をする確率が高くなります。

もちろん、
ルール通りにトレードをして
取引回数が多いのであれば
特に問題ないのですが
ほとんどの場合、そうではありません。

 

むしろFXで
安定した結果を出すには
取引回数を絞った方がいいです。

なぜなら、取引回数を多くすると
勝つ機会が増えるのですが、
負ける機会も同時に増えるからです。

 

それよりも、
自分のトレードルールに沿って
ピンポイントでトレードをした方が
勝率も良くなって、
結果も安定しやすくなります。

 

何よりも取引回数を絞ると
脳の疲労も少ないので
判断力の低下を防ぐことができて、
雑なトレードを減らせます。

 

実際に私も今は
15分足のデイトレがメインですが、
取引回数は1日に1~2回です。

チャートが動かない時は
1日トレードしない事も普通です。

関連記事:FXのデイトレでは1日の売買回数はどのくらいあるの?

 

取引回数が多い時の対策方法

もし、FXでデイトレをしているのに
明らかに取引回数が多い場合は、

・デイトレの時間軸を変える
・トレード時間を限定する
・資金量を減らす

という対策方法を
使ってみるといいと思います。

 

デイトレの時間軸を変える

FXの場合、
デイトレとはいっても

・15分足のデイトレ
・1時間足のデイトレ
・4時間足のデイトレ

といったように、
いくつか種類があります。

 

その為、今現在、
取引回数が多くなっているなら、
時間軸を1つ大きくして
トレードをするのがいいでしょう。

例えば、今15分足のデイトレで
取引回数が多くなっているなら
1時間足のデイトレにするなどです。

 

こうやって時間軸を大きくすることで、
トレードチャンスが減るので、
必然的に取引回数も減っていき
トレード結果も安定してくるはずです。

 

実際に私自身も、
取引回数が多くて
ポジポジ病になっていた時に
4時間足のデイトレに変更しました。

そしたら、
取引回数が一気に減って
トレード内容が安定し、
FXで結果を出すきっかけを
つかむことができました。

 

因みに、私の中では
デイトレはレベル別に
使い分けるのがいいと思っています。

これについて、
もう少し詳しく知りたい場合は、
以下の記事も読んでみてください。
FXのデイトレでやりやすい時間足は?見る時間足をレベル別に解説

 

トレード時間を限定する

取引回数が多い場合、
トレードをする時間を
限定するのもオススメです。

 

FXの場合、
24時間市場が開いているので
いつでもトレードができます。

これが取引回数を
多くする要因にもなりえます。

 

その為、トレードをする時間を

・午前中だけ
・午後だけ

といったように限定して
それ以外はチャートを
見ないようにするのです。

 

これをやることによって、
必然的に取引回数が減るし、
何よりもFXに生活が
振り回されるのを防ぐ事もできます。

特に日中仕事をしている場合は、
トレード時間を帰宅後だけに絞った方が
仕事中に余計な事を考えなくて済むので
仕事もトレードも集中できます。

 

実際に私自身も、

“トレードは欧州時間以降”

と決めた途端に
取引回数が減って
トレード内容も安定しました。

 

何よりも、
午前中の時間が空いたことで、

・検証をする
・運動をする
・違うことを勉強する

など、自分の時間ができました。

 

これによって、
精神的にも余裕ができて
トレード結果がより安定しました。

ただし、やみくもに
トレード時間を決めるのではなく、
トレード記録をチェックして、
勝ちやすい時間帯を確認しましょう。

 

そして、勝ちやすい時間帯だけで
トレードをするようにするのです。

そうすれば、
トレード回数を絞りつつ、
トレード結果も出ますから。

関連記事:FXで検証をする際は時間帯別収支を出すと手法の癖がわかる!

 

資金量を減らす

3つ目の対策としては、
資金量を減らすことです。

 

資金量を減らしてしまえば、
同時に何通貨も
ポジションを保有することが
できなくなります。

取引回数が多い人は
同時に何通貨もポジションを
持っている人が意外に多いです。

 

ですから、
あえて資金量を減らすと、
取引回数も減って
トレード内容が安定するでしょう。

 

因みに、

「資金量を減らすと
トレード自体出来なくなるじゃん」

なんて思うかもしれません。

 

そんな時は、
海外のFX業者を使うと
いいかもしれません。

 

なぜなら、海外のFX業者は
国内のFX業者に比べて
レバレッジが高いからです

 

その為、少ない資金でも
ポジションを持つことができるので

“証拠金が足りなくてトレードができない”

ということは起きません。

 

しかも、海外のFX業者を使う場合、
トレードスタイルも
デイトレが一番適しているので
普通に使いやすいと思います。

もし、この理由について
更に詳しく知りたい場合は、
以下の記事も読んでみてください。
海外FXではデイトレがベストなトレードスタイル!その理由は?

 

まとめ

今回はFXのデイトレで
取引回数が多いと
失敗しやすい理由を中心に
お伝えしてきました。

 

FXは取引回数が多いほど
資金が増えるイメージがありますが、
実はそんなことはありません。

 

むしろ、
エントリーポイントを絞って
取引回数を少なくした方が

・冷静な判断ができる
・トレードが雑にならない

といった状態になるので、
結果は安定しやすいです。

 

Visited 1 times, 1 visit(s) today

P.S. メルマガを始めました

大衆心理を中心に、
FXで勝つ為のコツをお伝えしていきます。

「FX歴が長いけど勝てない」
という方には特におススメです。

もちろん、"勉強すべき事がわからない"
という場合にもオススメです。

メルマガの詳細内容はコチラ


登録はもちろん無料で、
解除もワンクリックで出来ます。