FXで安定した成績を出すには、
チャートを読めるようになる事が
重要だと私は考えています。

その為、時間が許す限り、
チャートを見る事は大切です。

 

ただ、チャートを見る事とはいえ、
意味のある見方と、
そうでない見方があるのも事実です。

 

では、FXが上達するための
チャートの見方とは、
どんな見方なのでしょうか?

この辺りについて、
今回は私の考えをお伝えします。

 

意味のないチャートの見方

まずは意味のないチャート見方ですが、
これはボーっと見る事です。

 

「ボーっと見るだけでも、
チャートから得るものがある」

なんてことをよく聞きますが、
私からすれば、
FXで結果を出せていない人が
チャートをボーっと見たところで
何も頭に入ってこないと考えています。

 

これはFXで勝てない頃の
私がそうだったのですが、

「FXで勝てるようになるには
とにかくチャートにふれておこう」

なんてやっていたのですが、
ただボーっと見るだけだと
何も頭に入りませんでした。

 

それでその内、
つまらなくなって、
ネットサーフィンをしたり、
Youtubeを見たりと、
結局、何も得られませんでした。

 

ボーっと見る事で何か得られるのは、
FXで結果を出している人に限ります。

このような人の場合、
自分なりのチャートの見方が
意識に刷り込まれているので、
何も考えなくても
今現在がどうなっているのかを
判断できるようになっています。

 

その為、ボーっと見る事でも、
実は頭の中にチャートの状態が
入り込んでいるので、
何か変な動きをした場合などに

「あれ?この動きってなんだ?」

みたいな感じで、
チャートの変化に気づきます。

 

そしてそこから、
不思議に思ったことについて、
詳しく検証していくことで、
また新たなチャートの見方を覚えて
それを自分のものにしていけるのです。

その為、FXで結果が出ずに
チャートの見方が定まっていない人が
ボーっとチャートを見る事で
得られる事というのはほとんどないのです。

 

むしろ、ボーっと見るくらいなら、
検証をして自分の手法や
トレードスタイルを作る作業をした方が
数百倍効果的です。

関連記事:FXで勝てる手法を作れる具体的な検証方法とは?

 

意味のあるチャートの見方

FXで結果が出ていない人にとって、
意味のあるチャートの見方とは、
ボーっと見る事の逆で、
考えながら見る事です。

まぁ、これはある意味当然なのですが、
しっかり考えながら見る事で、
それが自分の意識の中に刷り込まれていき、
自分流のチャートの見方が定着していきます。

 

例えば、まずはチャートをパッと見た瞬間に
今現在のトレンドがどっちなのかを考えます。

 

上記のチャートを見ると、
大きく上昇した後に
レンジに状態になっていますよね。

 

だから、今の状態だと、
どっちにも動く可能性があるので、
「少し様子見かも」
ということがわかります。

 

そして次にすることが、
パッと見て目立つ高安値に
水平線を引くことです。

例えば以下のように。

 

これによって、
どっちかへ抜けた場合、
損切り注文が出て、

「抜けた方向へトレンドが出そうだな」

というふうに見る事ができます。

 

もしくは、更に細かく見るなら、
今現在はレンジだけど、
レンジ下限の方で上に行けずに
ダブルトップみたいな形を作っていますよね。

 

ということは、
上がる力が弱ってきているので、
もしかしたら”下へ抜けるかも”
なんてチャートを見る事もできます。

 

そして、ここから時間をおいて、
自分のチャートの見方が
どうだったのかを答え合わせします。

 

今回のチャートであれば、
実際の動きは以下のようになりました。

 

結局、レンジ下限で下抜け出来ずに
上昇していき、
レンジ上限を上抜けることで、
損切りが出て上昇トレンドを作りました。

 

このような感じで、
チャートを見るにしても、
考えながら見る事で、
自分の予想と実際の動きが

「違っていたのか?
それともあっていたのか?」

ということがわかるので、
この時に初めて
自分の力となっていきます。

 

特に効果的なのが、
相場参加者の心理を考えながら
チャートを見ることです。

そもそもチャートというのは、
相場参加者の心理によって
作られています。

 

よって、相場参加者の心理を
考えながらチャートを読む訓練をすれば、
次にどう動きやすいかを
段々と読めるようになって、
トレードの精度が上がります。

もし、相場参加者の心理を
読めるようになりたい場合は、
まずは以下の記事を読んでみてください。
FXでも相手の気持ちを考える事が重要です

 

トレードをする為にずっと見る事は止めた方がいい

上記では、意味のあるチャートの見方と、
意味のないチャートの見方について
お伝えしてました。

しかし、もしトレードをする為に
チャートをずっと見るのであれば、
それは逆に危険なのでやめた方がいいです。

 

なぜなら、チャートをずっと見ていると、
突然大きく動いたりすると、
自分のエントリーポイントでもないのに、
ついエントリーしてしまう事があるからです。

 

このようなトレードをしてしまうと、
損切り位置や利食い位置も決まっていないので、
どこで決済すればいいかわからなくなります。

 

その為、含み損を抱えると、
損切りできなくなるし、
含み益を抱えると欲張って
利益を伸ばそうとして決済できなくなります。

 

しかも、仮にこのようなトレードで
損切りになってしまった場合、
悔しさから、すぐに再エントリーして
損を取り返そうとします。

 

これをやってしまうことで、

・ポジポジ病
・リベンジトレード

といった事が癖づいてしまい、
自己資金を失うだけでなく、
FXで失敗する悪い癖が身に付いてしまい、
物凄い遠回りをすることになります。

 

過去の私自身が思いっきり、
これに当てはまりました。

 

FXでは自分のポイントまで
待つことが大事なのに、
チャートをずっと見る事で
つい余計なところでエントリーを
してしまうんです。

そして、それが損切りになると、
切れて倍のロットで
すぐに再エントリーをしていました。

 

しかも、こういう時に限って、
また逆行されて損切りになり、
更に怒りが増して、
リベンジトレードを繰り返す内に
ポジポジ病に掛かり、
資金を全て失っていました。

 

こんな事を繰り返していたら、
FXで1,000万以上失った上に、
結果が出るまでに5年以上掛かりました。

関連記事:FXで1000万を失う失敗をした私の末路・・・とは!?

 

だから、トレードをする際に
ずっとチャートを見る事は
逆に危険なのでやめた方がいいです。

特にFXで結果が出せない状態で
ずっと見続けると、
余計失敗しやすくなります。

 

それだったら、
先程もお伝えしたように
検証をやっていた方が
ずっと早く勝てるようになります。

 

まとめ

今回は、FXのチャートを
ずっと見る事の意味について
お伝えしてきました。

 

チャートをずっと見て
練習をするにしても、

・ボーっと見る
・考えながら見る

といった2つでは、
考えながら見る事の方が
圧倒的に得るものは大きいです。

 

また、トレードをする為に
チャートをずっと見る事は
余計なトレードをしやすくなるので、
逆に危険です。

だから、チャートを見る訓練以外に
ずっと見る事は止めた方がいいです。

 

もし、チャートの見方について、
効果的に読むコツを知りたい場合は、
以下の記事も参考にしてみてください。
FXのチャートが動く理由を見つけた!これで読むコツがわかる!

 

 

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