FXでは時間帯別に
市場が別れているのですが、
その市場別に動きの特徴が違います。

その為、市場別の時間帯に合った
手法を使うようにすると
効率的にいい結果を出す事が可能です。

 

その中でも、
ニューヨーク時間といえば、
FXではトレードの
ゴールデンタイムになります。

そこで今回は、
このニューヨーク時間の特徴と、
その時に使いやすい手法について
解説をしていきます。

 

ニューヨーク時間の動きの特徴は?

FXのトレードで
ゴールデンタイムと言われる
ニューヨーク時間ですが、

・オープン時間:21時から
・クローズ時間:6時まで

となっています。

 

これが11月からの冬時間になると、
1時間後ろにずれて、

・オープン時間:22時から
・クローズ時間:7時まで

となります。

 

そして、
この時間帯の動きの特徴ですが、

“ボラティリティが一番高く、
トレンドが出やすい”

といった特徴があります。

 

21時~24時までが特によく動く

更にニューヨーク時間の場合、

・夏時間で21~24時
・冬時間で22~25時

この間の時間が
特によく動きます。

 

なぜなら、この時間帯というのは、
ロンドン時間と重なるからです。

その為、ロンドン勢とニューヨーク勢、
通称、欧米勢が同時に取引をするので
出来高も多く、
ボラティリティも特に大きくなります。

 

逆にロンドン時間が終わる、
24時(25時)以降は
ニューヨーク時間のみになるので、
動きが徐々に小さくなってきます。

特に私が見ている感じだと、
4時過ぎぐらいから
一気に動きが静かになって
終わっていく感じです。

 

ニューヨーク時間は指標が多い

ニューヨーク時間の
次なる特徴として、
指標発表が多いです。

 

しかも、この時間帯は、

・雇用統計
・ISM製造業
・ISM非製造業
・消費者物価指数
・小売売上高
・GDP
・FOMC

といった、
大きく動く指標が多いです。

 

その為、
これらの指標をきっかけに
市場が大きく動いたり、
荒れた動きになりやすいです。

雇用統計とFOMCなんかは
特にこの傾向があります。

 

あとはこれ以外にも、
カナダ系の指標も
ニューヨーク時間にあって、

・政策金利
・雇用統計

といった指標が大きく動きます。

 

よって、指標がある時間帯に
ポジションを持っていると、
指標で大きく動いた時に
思わぬ損を喰らうこともあるので、
少し注意しましょう。

 

ただ、指標も上手くトレードすれば
収入源にはなります。

もし、指標時のトレード方法を
知りたい場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。
FXの指標も大衆心理を使ってトレードができる

 

因みに指標の時間帯は、

・21時30分
・23時

この2つが一番多くて、
FOMCだと夜中3時になります。
(冬時間はこの1時間後ろ)

 

ニューヨーク時間のオープンとクローズに少し注意

上記でお伝えしたように、
ニューヨーク時間の
オープンとクローズは、

・オープン:21時(22時)
・クローズ:6時(7時)

となっています。

 

この時に、
オープンとクローズの時間は
少し荒めに動くことがあります。

私が見ている感じとしては、
21時になった瞬間に
いきなりどっちかに大きめに動いた後に
数分してから逆に動いたりします。

 

また、クローズの時間直前も、
急に大きく動いて終わったりするので
ポジションを持っている場合は
少し注意が必要になります。

しかも、クローズの時は
スプレッドも広がりやすいので
この広がりでストップに掛かって
切られることもあります。

 

ニューヨーク時間に使いやすい手法は?

上記では、
ニューヨーク時間の
動きの特徴について
お伝えしました。

では次は、
ニューヨーク時間に
使いやすい手法について
お伝えしていきます。

 

ニューヨーク時間に
使いやすい手法ですが、
上記では、

“ボラティリティが一番高く、
トレンドが出やすい”

とお伝えしましたよね。

 

ということは、
この時間帯に使いやすい手法は
トレンドフォローを狙った
順張りの手法になります

 

やはりこの時間帯は
値幅が大きく出やすいので
純粋にトレンドフォローをすれば、
勝率も高く、利益も伸びやすいです。

 

その中でも特に
私が使いやすいと思う手法が、
トレンド中の押し目買いと
戻り売りを狙った手法になります。

 

なぜなら、
トレンドフォローの手法が
使いやすいとはいえ、
ブレイクを狙ったりすると
ダマシに合う確率が高くなるからです。

 

しかも、トレンドが出るとはいえ、
毎回一方的に動くわけではありません。

 

一方向に動いたら、
その分、ポジションが溜まるので、
利食いが出てきます。

よって、利食いが出たら
その分、レートも戻ってきます。

 

ですから、
トレンドが出ている最中の
一時的な修正が起きた時に
エントリーを狙っていった方が
より勝率が高く、
利益幅も大きくなるわけです。

 

これだけを見ると
手法自体にひねりはなくて
肩透かしをされた
気分かもしれませんが
こんな単純な手法でも
十分結果を出すことはできます。

関連記事:FXが戻り売り、押し目買いの単純な手法でも十分結果が出る理由

 

水平線とMAを組み合わせて精度アップ

ニューヨーク時間に使う手法は
トレンド中の押し目買いや
戻り売りが使いやすいです。

更にこれに加えて、
水平線とMAを組み合わせると
よりこの手法の力がアップします。

 

例えば、
先程の上昇トレンドのチャートに
水平線を引くと、
以下のような感じになります。

 

水平線を引くだけでも
エントリーポイントが
明確になりますよね。

 

更にこれに加えて、
MA(移動平均線)も足すと、
以下のようになります。

 

水平線と重なる場所が多いですよね。

 

この2つが重なる場所なら、
エントリー根拠が多くなるので、
より精度の高いエントリーができます。

 

ただし、手法を作る際に、
いくつもテクニカル指標を足すと、
逆に迷いが出やすくなります。

また、フィルターを多くする分、
トレードチャンスも減るので、
テクニカル指標を足すにしても
2つまでにするのがいいです。

関連記事:FXはテクニカル指標を多く使えば勝てるとは限らない理由

 

このことからも、
手法に水平線と
MAを足すのは
かなり使いやすいです。

実際に私自身も
昔はこの手法を使っていましたが
普通に安定した成績を
出すことができました。

 

因みに、
MAの数値に関しては
自分が使いやすいと思う数値でOKです。

それでも、
MAの設定値について迷う場合は、
以下の記事も参考にしてみてください。
FXのチャートで使う移動平均線の期間設定は何がいいの?

 

ニューヨーク時間に使いやすいトレードスタイルは?

ニューヨーク時間に
使いやすい手法は
トレンド中の押し目買いや
戻り売りになります。

 

では、この時間帯に使いやすい
トレードスタイルは
どんなものなのでしょうか?

 

これに関しては、

“どのトレードスタイルでもOK”

となります。

 

なぜなら、
ニューヨーク時間は
ボラティリティが高いので、
スキャルピングだろうと
デイトレードだろうと
それなりの値幅が狙うからです。

だから、この時間帯なら
どのトレードスタイルであっても
やりやすいでしょう。

 

私の経験上では、
15分足~1時間、4時間足ぐらいの
デイトレードが一番やりやすいです。

このぐらいのデイトレードだと、
何回もトレードしなくて済むし、
1回のトレードで100pips以上の利益を
取れることも普通にあります。

 

しかも、
ボラティリティが高いことで、
比較的短時間で終わるので、
この点もいいですよね。

実際に私自身も、
ニューヨーク時間は
これらの時間軸の
デイトレがほとんどです。

 

もし、デイトレのやり方について
詳しく知りたい場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。
FXのデイトレードで戦略の立て方はどうやる?実例を紹介!

 

まとめ

今回は、
ニューヨーク時間の動きの特徴と
使いやすい手法について
色々とお伝えしてきました。

 

FXでのニューヨーク時間は
一番動きが活発で
ボラティリティも高いので
上手くトレードができれば
大きな利益を狙えます。

そしてその時に
私が使いやすい手法は、
トレンド中の押し目買いや
戻り売りになります。

 

一見、単純な手法に見えますが、
威力は絶大なので、
もし、決まった手法がない場合は
検討してみてください。

もし、ニューヨーク時間以外の
時間帯別の動きを知りたい場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。
FXには時間帯で動きに特徴が!その際のトレードの注意点とは?

 

 

Visited 1 times, 1 visit(s) today

P.S. メルマガを始めました

大衆心理を中心に、
FXで勝つ為のコツをお伝えしていきます。

「FX歴が長いけど勝てない」
という方には特におススメです。

もちろん、"勉強すべき事がわからない"
という場合にもオススメです。

メルマガの詳細内容はコチラ


登録はもちろん無料で、
解除もワンクリックで出来ます。