FXの指標は大きく動くものが多く、
危険が広がっています。

その為、
一番の指標対策としては、
トレードしないことです。

 

では、FXの指標トレードには、
どんな危険性があるのでしょうか?

その具体的な特徴をお伝えしていくので、
参考にしていただければと思います。

 

指標発表前後はスプレッドが広がる

まず、指標発表の前後は、
どのFX業者もスプレッドが広がります。

中には通常のスプレッドよりも、
10pips以上、広がることもあります。

 

その為、特に15分足以下のトレードを
メインにしている場合は、
指標発表前の持越しは避けて、
決済しておくのがベストです。

そうしないと、スプレッドの広がりで
損切りになることも十分ありますからね。

 

ダマシの動きが多い

指標ではダマシの動きも多いです。

例えば、指標発表1~2秒前くらいに、
突然大きく上に動いたと思ったら、
“発表と同時に大きく下に動く”
なんてことがけっこうあります。

 

よって、
指標前にポジションを持っていると、
ダマシの動きで刈られてから、
自分が保有していたポジションと
同じ方向へ動くことがあります。

これが起きると、
損切りの悔しさから、
またすぐに入り直す行為をします。

 

そして、再エントリー後に、
また損切りになると、
今度は1発で損失を取り返そうとして、
倍のロット数でトレードをします。

 

しかも、このトレードも損切りになると、
そこからはひたすらトレードを繰り返して
ポジポジ病になっていき、

“結局、大損してしまった”

なんてことになりかねません。

 

指標でのたった1回の損が
破産を招き、更に、

・ポジポジ病
・リベンジトレード

といった、悪い癖まで
つける要因になるので、
これらの対策を兼ねて、
指標トレードはしないのが一番です。

 

発表後の値動きが速くて約定がスベリやすい

指標発表後というのは、
色んな思惑が絡んでくるので、
値動きが速い上に、
上下に激しく動くので、
値動きに翻弄されやすくなります。

 

更に、速く動くことから、
自分がここだと思ったタイミングで
注文ボタンを押したとしても、
すべって悪いレートで
約定することがしょっちゅうあります。

 

このような感じで、
指標発表前後というのは
損をしやすい状況が揃っているので、
トレードはやらないのがベストです。

関連記事:FXの指標前後で注意すべき点は?

 

特にトレードをしない方がいい指標は?

FXの指標は多くの種類があり、
毎日何らかの指標が発表されます。

 

その指標の中でも、
特にトレードをしない方がいい指標は、

・雇用統計
・政策金利
・消費者物価指数
・小売売上
・GDP

といった5種類になります。

 

これらの指標は、
指標の中でもトップ5で
大きく動く指標となります。

関連記事:FXでの指標は避けよう!危険な指標やトレード内容を教えます

 

特に危険な指標は政策金利

また、この中でも特に危険なのが、
政策金利になります。

政策金はサプライズ利下げなど
予想外のことが起きやすく、
これが起きると、
上下に激しく動いたり、
下がる時はとことん下げたりと、
翻弄される動きをします。

 

しかも、政策金利が更に厄介なのは、
この指標発表の1時間後ぐらいに
政策金利を決める議長の会見があることです

 

この会見がまた凄いんですよ。

会見内容によって、
コロコロ動きが変わるんです。

 

例えば、国の政策金利に
有効な発言をして急に上昇したと思ったら、

「でも〇〇・・・」

なんて急に今まで発言した内容を
全部撤回するような発言をして
そこから激しく下げたりします。

 

そのチャートの姿はまるで、
1~5分おきに雇用統計が
発表されているかのような動きです。

だから、政策金利については、
大損を避ける対策として、
絶対にトレードをしない方がいいです。

 

トレードすべきでない指標は各国に存在する

上記では、

・雇用統計
・政策金利
・消費者物価指数
・小売売上
・GDP

この5種類の指標に対して、
トレードをしないように
お伝えしました。

 

ですが、
実はこの5種類の指標は、
アメリカやイギリスなど、
各国で存在するのです。

 

しかも、これら5種類の指標が
特に大きく動く国というのは、

・アメリカ
・イギリス
・オーストラリア
・カナダ
・ニュージーランド
・ユーロ*

といった6ヶ国になります。

*ユーロは政策金利のみ。

 

だから実質は、
5種類 x 5か国+ユーロの、
26個の指標が大きく動く事になります。

因みにこれは1ヶ月で26個ですからね。

 

こう考えると、
危険は色んな場所にあり、
大損する可能性も多くあるので、
やはり大損対策としては、
トレードをしないのが一番ですね。

 

無理にトレードをすると悪い癖がつくことも

FXでの指標に対する対策としては、
基本的にトレードをしないで見送る事です。

 

ここで無理にトレードをすると、
大損するだけでなく、
悪い癖がつくことになります。

 

特に、指標で大きく動くのを見越して
指標発表前にレバレッジを上げて

「今回は上だな」

なんて勝手な予想をして
ポジションを持つと危険極まりないです。

 

これはただのギャンブルトレードであり、
仮にこれが上手くいってしまうと、

「次も指標で儲けてやるぜ」

なんて考えてしまい、
更にハイレバレッジで
トレードをする事になります。

 

そして今度は逆行されると、
大き過ぎる含み損によって、

「こんな金額損切りできない・・・」

なんてなってしまい、
そのまま放置する事になります。

 

それでも結局戻って来ずに、
最後は耐えられなくなって損切りするか、
強制ロスカットです。

こうなってしまうと、
今度は失った金額を取り返そうとして、
ハイレバレッジで
ひたすら値動きを追いかけて
トレードをする事になります。

いわゆるポジポジ病です。

 

これによって、
更に損失を重ねることになり、

“気付いたら傷口を広げていた”

なんて事になるのです。

 

しかも更に最悪な事に、

・ポジポジ病
・ハイレバレッジでトレード

といった事が癖づいてしまい、
FXで勝てるようになるまでに
遠回りする事になるのです。

 

ですから、
無理に指標トレードは
しないようにしましょう。

 

トレードをするにしても値動きが落ち着いてから

指標対策としては、
トレードをしないのが一番ですが、
指標発表後しばらくして
値動きを落ち着いてからであれば、
トレードをしてもいいでしょう。

 

しかも、トレード方法としても、
特別な事はする必要がなく、
普通に押し目買いや、
戻り売りを狙えばいいだけです。

それでいて、
指標で大きく動いた値幅以上に
利益を取る事も可能です。

 

ですから、指標でトレードをするなら、
値動きが落ち着いてから
トレードをするようにしましょう。

もし、このトレード方法について
詳しく知りたい場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。
FXの指標も大衆心理を使ってトレードができる

 

まとめ

FXの指標対策は、
トレードをしないことが1番です。

 

指標はスプレッドが広がる上に、
上下に激しく動くので、
翻弄されて損をしやすくなります。

 

特に大きく動く指標では、

「あの大きな動きを狙えないかな」

なんて変に初動の動きを狙って、
大損する人が凄く多いです。

 

ギャンブル的にFXをやるなら、
発表直前にポジションを保有して
大きな動きを狙うのも方法ですが、
ほとんどがFXで安定した稼ぎを
目指していると思います。

 

それであれば、”触らぬ神に祟りなし”
という、ことわざがあるように、

“触らぬ指標に祟りなし”

ということで、
トレードをしない方がいいです。

 

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