スキャルピングのイメージは、
1日に何度もトレードして、
“楽にサクサク2~3pipsで決済”
という感じだと思います。

 

「2~3pipsぐらいならすぐ取れそうだな」

こんな感じで考えて、
トレードする方が凄く多いのは事実です。

 

ですがそのような人達が
みんな結果をだしているかというと
そうではなく、
むしろ「簡単に取れそう」
と思っている人のほとんどが負けています

だから、基本的にデイトレード以上で
上手く結果が出ていないなら、
スキャルピングはすべきではありません。

 

それでも、
スキャルピングの売買ルールを
作りたいのであれば、
比較的簡単に作る方法を
お教えします。

 

何でも良いので自分の好きな手法を1つ決める

これはまず、
“1つの軸を決める必要がある”
という点で重要です。

 

手法は何でも良いので、
何か1つだけ決めましょう。

・自分が好きな手法
・得意な手法
・やってみたい手法
・他人の手法

なんでも良いので、
1つだけ選んで決めてください。

 

参考までに、
ブレイクは勝率が低いので、
個人的にスキャルピングの
売買ルールを作るのには
向いていないと思っています。

 

しかもブレイクの場合、

「ブレイクしたから伸びる!」

と勝手に思い込んでしまい、
2~3pips取るつもりだったのに、
無理に伸ばそうとして
“損切りになるという事”が多いです。

 

ですから、
精神的な面を含めても
あまりオススメできません。

 

カウンター(逆張り)の場合は、
成功すれば簡単に2~3pips取れて、
勝率も比較的高いですが、
ローソク足の勢いを見る力が必要になります。

 

勢いに関しては
口で説明するのが難しいので

「感じてください」

としか言えないのですが、
極めれば勝率は高いです。

その分、難易度はかなり高いです。

 

押し目買いや戻り売りの場合は、
近くのサポレジを確認して
その付近で上げ止まり、
下げ止まりを確認してから入ります。

その為、
勝率も高いですし、
損切り位置もハッキリするので、
スキャルピングの売買ルールを作るなら、
個人的には一番オススメの手法です。

 

もし、手法選び自体に迷う場合は、
以下の記事も参考にしてみてください。
スキャルピングの売買ルールを
作る時にも使えますので。
勝てるFX手法のルール作りはどうやればいい?実は意外に簡単!

 

手法を決めたら検証データを最低100個取る。

手法を決めたら、
検証ツールなどを使って
徹底的に検証をしていき、
最低100個分のデータを取っていきます。

 

因みに、ここで重要なのは
全て同じ形と同じタイミングで
エントリーをする事です

FXは極端に言ってしまえば、
確率のゲームです。

その為、優位性のあるポイントで
同じエントリーを
繰り返す事がとても重要です。

 

逆にこれをやらないと、
手法の優位性がわからなくなり、
正しいデータが取れなくなります。

ですから、同じ形と同じタイミングで
エントリーをする事を徹底します。

 

そしてこれを最低100回繰り返します。

これは大数の法則が効いてくるのが
“大体100回~”と言われている為です。

検証記録は取れば取るほど
信憑性を増していくので、
取れるのであれば100回と言わず、
200回でも300回でも良いです。

 

もし、検証方法がわからない場合は、
以下の記事も参考にしてみてください。
FXで勝てる手法を作れる具体的な検証方法とは?

 

検証結果から勝ちパターンを見つける

100回以上同じ形と
タイミングでエントリーしても、
相場の流れや勢いで、

・勝つトレード
・負けるトレード

というのが出てきます。

 

そこで、これらの共通点を探っていき、
どんな時に上手くいきやすいのか?
といったことを確認していきます。

 

例えば、

「上昇トレンドが出ている時の
押し目買いエントリーが勝ちやすい」

「レンジ相場での
押し目買いエントリーだと負けやすい」

といったように、
自分が使う手法に必ず癖が出てきます。

 

その癖をチェックして、
勝ちやすいポイントだけで
トレードをしていけば、
期待している結果が出やすくなります。

これによって、自分の性格に合った、
自分だけの
オリジナル売買ルールが完成します。

 

因みに、この売買ルールの作り方は、
スキャルピングだけでなく、
デイトレードにも使う事ができます。

 

データを細かくチェックしてみるとより良い

スキャルピングの売買ルールを
徹底的に検証してデータを取ったら、

・通貨別収支
・時間帯収支

などを細かくチェックすると
より洗練された
売買ルールができあがります。

 

スキャルピングを
しようとする多くの人は

「スキャルならいつでも
どこでもサクッと取れる」

と感じていますが、
実際にやってみると
全然そんなことはありません。

 

私も実際に
スキャルピングをしますが
特に時間の概念は重要です

 

なぜなら、FXでは、

・オセアニア時間
・日本時間
・欧州時間
・米国時間

といったように、
時間帯別に市場が変わります。

 

その為、市場によって
チャートのボラティリティや
動き方も変わってくるので、
スキャルピングに適している時間や
適していない時間もあります。

 

ですから、スキャルピングの
売買ルールであっても、
ある程度細かいところまで
チェックしてみた方がいいです。

もし、
検証時のチェック項目について
詳しく知りたい場合は
以下の記事も読んでみてください。
一気に勝ち組へ!FXの検証で確認すべき項目とは?

 

このような感じで
スキャルピングの売買ルールは
基本的にこの3ステップだけで
作ることができます。

しかも、1つ自分の軸となる
売買ルールができると、
そこからどんどん派生して
オリジナルの売買ルールが
出来上がっていきます。

 

そして、それらは全て
自分に合った売買ルールになるので、
様々な手法が作れて
どの様な相場でも
利益を取る事ができるようになります。

 

ですから、スキャルピングの
売買ルールを探しているのであれば、
自分のトレード記録を見返すか、
何か1つ手法を決めて、
100個以上のデータを取ってみてください。

そうすれば、
必ず自分の勝ち易いパターンと
負け易いパターンが出てきますので。

 

売買ルールが完成してもすぐ実践で使うのはNG

もし、スキャルピングの
売買ルールが完成しても
すぐに実践で使うのはNGです。

なぜなら、
やはり検証と実践時では
気持ちの入りようが違うからです。

 

どうしても実践になると、

「早く稼ぎたい」

という気持ちが強くなるので
売買ルールに合致していなくても

「まぁ、いいか」

なんてエントリーしやすくなります。

 

実はFXでは、

“まぁ、いいか”

が命取りになります。

 

実際に昔の私も、
スキャルピングの売買ルールが
出来上がったら、
早く試したくて仕方なくて
ちょっとルールに合致しない状態で
エントリーをしていました。

そしたら案の定、
ルール外のトレードなので
勝率が悪くなって損の連続でした。

 

しかも、損をする度に
腹が立ってすぐに入り直したり、
倍のロットで適当に入ったりして
逆に損を拡大させていました。

こんなことを続けていくうちに
リベンジトレードや
ポジポジ病が癖になっていき
作った売買ルールが
全く意味のないものになってしまいました。

 

ですから、
売買ルールが出来上がっても
すぐに実践するのではなく、
しばらくデモトレードで
慣らし運転をするようにしましょう。

もし、どうしても
リアルで試したい場合は
最小ロットで試すようにしましょう。

 

まとめ

今回はスキャルピングの
売買ルールを作る”簡単3ステップ”
というのをお伝えしてきました。

今回お伝えした作り方は
スキャルピングに限らず、
どんなトレードスタイルであっても
使うことができます。

 

FXで安定した結果を出すには
まず検証が絶対必要になります。

ですから、自分に合った
スキャルピングの売買ルールを
手に入れたいのであれば、
まずは徹底的に検証をしていきましょう。

 

因みに、
スキャルピングの精度を上げるには、
大衆心理を読めるようになるのがベストです。

その理由について知りたい場合は、
以下の記事も読んでみてください。
FXでスキャルピングを勉強するなら大衆心理がオススメ

 

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