FXでデイトレードをする場合、
環境認識が特に大事になります。

まぁ、ぶっちゃけてしまうと、
デイトレードに限らず、
どんなトレードスタイルでも
環境認識が一番大事なんですけどね。

 

実際にトレードをするとなると、
8割ぐらいは環境認識で決まりますから。

 

ただ、デイトレードの場合、
環境認識をするのに
少しコツがいるのですが、
このコツを知ってしまえば、
意外に勝率が上がります。

 

という事で今回は、
FXでデイトレードをする際の
環境認識のやり方について
私の方法をお伝えしていきます。

 

デイトレードで勝率を上げる為の環境認識とは?

FXでデイトレードをしている人は多く、
私のところにもよく、

「環境認識が上手くいきません」

といった悩みが来ます。

 

確かに15分足ぐらいのデイトレードだと、
1時間足や4時間足といった、
長期足と上手く環境認識をシンクロさせて
トレードをする必要があるので、
意外に難しいんですよね。

 

なぜなら、例えば、
1時間足や4時間足では
上昇トレンドだとしても、
15分足で環境認識をすると、
下落トレンドである事が多いからです。

 

だから、この辺りを
上手くシンクロさせることができず、
“トレードが難しい”
と感じてしまうことが多いのです。

 

そこで、デイトレード時の
環境認識をするのに効果的なのが、
長期足と短期足のトレンドが
同じ方向になったらトレードすることです。

 

例えば、15分足を主体にして
デイトレードをするのであれば、
15分足と1時間足以上のトレンドが
上昇トレンドになったら
エントリーをしていくのです。

 

これであれば、短期足と
長期足の目線が同じになるので、

「売りと買いどっちで
トレードすればいいかわからない」

なんて迷いにくくなります。

 

具体的な方法としては、
まず1時間足以上で
環境認識をしていきます。

今回の場合であれば、
1時間足以上が
上昇トレンドだったとしましょう。

 

しかし、15分足で環境認識をすると、
短期的に下落トレンドができていますよね。

 

だから、サポートラインに来ても、
そのまま下抜けてしまい、
損切りになる確率がけっこうあります。

 

その為、サポートラインに
レートが来たからといって、
すぐにエントリーするのではなく、
15分足でも高安切り上げを作って
上昇トレンドになったのを
確認してからエントリーするのです。

 

この方法でエントリーすると、

・1時間足以上:上昇トレンド
・15分足:上昇トレンド

という構図ができあがるので、
大多数の相場参加者の目線が一致して
買いエントリーが多くなり、
上昇しやすくなります。

 

もし、この方法について、
もう少し詳しく見てみたい場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。
FXで複数の時間足チャートをシンクロさせてトレードする方法

 

大きい時間軸で環境認識ができるのが大前提

上記では、デイトレード時の
環境認識方法として、
長期足と短期足の流れが揃うのを
確認するのが効果的だとお伝えしました。

 

しかし、これをやる上で大前提なのが、
1時間足~日足などの大きい時間軸で
正しく環境認識ができるのが大前提です。

 

やはり、大きい時間軸で
現在のトレンドが把握できないと
勝率が悪くなる上に
利益も伸ばせなくなります。

ですから、まずは大きな時間軸で
正しく環境認識ができているかを
確認しましょう。

 

ただ、環境認識の方法は
全く難しくなくて、
ダウ理論に沿ってすればいいだけなので、
そこまで問題にならないはずです。

もし、環境認識に不安がある場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。
FXの効果的な勉強方法とは?まずやるべき事は環境認識から!

 

勝率が少し下がるけど良いレートで入りたいなら

15分足など、短期足を使って
デイトレードをする場合は、
長期足と短期足のトレンドが
一緒になった時が勝率が高いです。

ただし、その分、
エントリーレートが悪くなります。

 

その為、勝率が少し下がっても、
良いレートで入りたい場合は、
ダブルボトムの右肩で
エントリーするのもありです。

 

なぜなら、この場合、
直近の安値更新を狙いにきて、
失敗した可能性があるポイントだからです。

 

通常、15分足など、短期の流れだと、
下落トレンドになっていますよね。

その為、本来であれば、
直近の安値を更新しても良い訳です。

 

しかし、直近の安値を更新できないと、
逆張り売りをしている人達は、

「安値更新に失敗したっぽいな・・・」
「全体の流れは上だし逃げないとヤバそうだ」

と判断して決済をしてきます。

 

更にこれに加えて、
買いを狙っていた人達も、

「安値更新に失敗したっぽいな・・・」
「全体の流れは上だし買えば儲かりそうだ」

と判断して買いを入れてきます。

 

よって、この2つの買いパワーによって、
レートが上昇しやすくなるのです。

 

このような原理から、
ダブルボトムの右肩でエントリーすれば、
それなりの勝率をキープしつつ、
良いレートでエントリーができます。

 

ただし、
ダブルボトムの右肩エントリーだと、
短期足では、

「上昇トレンドに入った”かも”」

といった状態なので、
長期足と短期足のトレンドが
揃った状態よりも勝率は悪くなります。

 

その為、この辺りに関しては、
勝率を優先するのか、
利益や損切り幅を優先するのかで
決めるのが良いと思います。

 

よりピンポイントでエントリーをしたいなら

デイトレードで
エントリーをする場合、
基本的には、

・長期と短期の流れが揃ったら
・ダブルボトムの右肩

といった感じでエントリーをしていけば、
そこまで悪い結果にはならないでしょう。

 

更にこれに加えて、
よりピンポイントで
エントリーをしたい場合は、
チャートから相場参加者の心理を
考えるようにすると効果的です。

 

なぜなら、チャートというのは、
相場参加者の意思によって
作られているからです。

その為、環境認識に加えて、
エントリーポイントで
ローソク足を1本ずつ丁寧に読む事で、
エントリーの精度も上がるわけです。

 

ですから、エントリーの精度を
より高めたい場合は、
相場参加者の心理を考えながら
トレードする癖をつけるのがいいです。

もし、このトレードの実践例について
見てみたい場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。
デイトレで1分足を使ってピンポイントでエントリーする方法

 

まとめ

今回は、
FXでデイトレードをする際に、
勝率を上げる為の環境認識について
お伝えしてきました。

 

FXで安定したトレードをするには、
環境認識が80%以上を占めます。

なぜなら、いくらピンポイントで
エントリーをできたとしても、
全体の流れと逆にエントリーしたら、
損切りになる確率が高くなります。

 

逆に、環境認識がしっかりできて、
全体の流れに沿っていれば、
エントリーポイントが多少悪くても、
結局、順行して利益になりやすくなります。

ですから、デイトレードを
上手くやるコツとしては、
とにかく環境認識を
しっかりできるようになることです。

関連記事:環境認識は大衆心理からどう読み解いていくの?

 

そして、15分足など、
比較的短期のデイトレードをする場合は、
長期足と短期足のトレンドが揃った状態で
トレードをしていくと、
勝率の高いトレードも可能です。

 

もちろん、FXに絶対はないので、
損切りになることもありますが、
それでも余計な損切りを減らして
トレードをする事ができます。

 

しかし、
今回の方法は私の経験上の話なので、
全てを鵜呑みにせずに、
是非、ご自身でも検証をするなどして、
しっかり確認してみてください。

 

Visited 1 times, 1 visit(s) today

P.S. メルマガを始めました

大衆心理を中心に、
FXで勝つ為のコツをお伝えしていきます。

「FX歴が長いけど勝てない」
という方には特におススメです。

もちろん、"勉強すべき事がわからない"
という場合にもオススメです。

メルマガの詳細内容はコチラ


登録はもちろん無料で、
解除もワンクリックで出来ます。