FXで稼いでいくには、
自分なりの手法が必要になってきます。

なぜなら、どんなに凄い手法でも、
その手法が自分の性格や
トレード環境に合っていないと
力を発揮できないからです。

 

ということは、これを逆手に取ると、
単純サポレジを使った手法でも
十分結果を出せるという事になります。

 

単純なサポレジ手法の具体的な内容は?

FXでは単純なサポレジ手法でも
結果を出せるとはいえ、

「具体的にはどんな手法なの?」
「何か秘密があるんじゃないの?」

なんて思いますよね。

 

実際に私が使っている手法も、
単純なサポレジ手法なのですが、
その例をお伝えします。

 

例えば、私のサポレジ手法は、
下記チャートの黄色マルで
売りエントリーをするのが主体です。

 

実は上記のトレードは、
先日、私が実際に行ったのですが、
単純な下落トレンドで
レジスタンスラインでの戻り売りですよね。

これだけで50pipsの利益です。

 

ぶっちゃけ、
こんなセオリー通りの手法でも、
FXでは十分稼ぐことができます。

 

しかし、

「何でこんな単純な
サポレジ手法でも稼げるの?」

なんて思いますよね。

 

これにはちゃんとわけがあって、
相場参加者の心理を考えれば、
その理由がわかります。

 

例えば、今回の私のトレードでいうと、
まず、チャートを左側から見ていくと、
右肩下がりになっているので、
全体の流れは下落トレンドですよね。

 

ということは、買いたい人よりも
売りたい人の方が多い事を意味しています。

この時点で上昇するよりも、
下落する可能性の方が高いですよね。

 

そして次に考えるのが、
売りたい人の方が多いのはわかるけど、

“この人達がどこで売ってくるのか?”

ということになりますよね。

 

これに関しては簡単で、
それがサポレジ付近になります。

 

今回であればレジスタンスなのですが、
なぜここで売りが入りやすいのかというと、

・逆張り買いの利食い
・新規の戻り売り

この2つの売りが入ってくるからです。

 

例えば、今回の場合であれば、
ずっと売りが続いていたので、
下げきったところで、

「そろそろ反転するだろ」

なんて考えて、
逆張り買いをしてくる人がいます。

 

更にこれに加えて、

「もう十分利益が乗ったから
この辺で利食いをしておくか」

と考えて、
決済をしてくる人もいます。

 

これによって上昇し始めると、
売っている人達は、

「おっと、上がってきた。」
「今の内利食いをしておかないと、
含み益が減っていっちゃう」

と考えて更に決済をしてきます。

 

また、この上昇に便乗して、

「お、反転上昇始めたな」
「ここから上がりそうだから
買いエントリーをしてみるか」

と考えて、逆張り買いも入ってきます。

 

これによって、
更にレートが上昇していきます。

 

しかし、多くの相場参加者は、
全体の流れが下落トレンドなのを
理解しているので、
強いレジスタンスにレートが来ると、
逆張り買いをしていた人達は、

「強いレジスタンスラインに到達したか」
「ここで戻り売りが入りそうだから
利食いをしておくか」

と判断して、買いの決済をしてきます。

 

更にこれに加えて今度は、

「お、強いレジスタンスラインに来たな」
「流れは下落トレンドなので売るか」

と考えて、新規の売りが入ってきます。

 

この2つの心理が働くことで、

・逆張り買いの利食い
・新規の戻り売り

という2つの売り圧力が掛かるので、
レジスタンスラインで反落していくのです。

 

このように、
相場参加者の心理を考えると、
単純なサポレジ手法でも、
FXで結果が出せるのがわかりますよね。

 

もし、相場参加者の心理の考え方について、
詳しく知りたい場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。
FXでも相手の気持ちを考える事が重要です

 

FXは単純な手法の方が稼ぎやすい

FXでなかなか結果が出ないと、

「手法をもっと手の込んだ物にしなければ!」

なんて考えてしまい、
色んなインジケーターを
追加する傾向があります。

 

実は私自身も、
上記のことを理解するまでは、

・MA
・一目均衡表
・ボリンジャーバンド

といったインジケーターを
やたらと突っ込んだ手法を使っていました。

 

ですが、インジケーターを入れ過ぎると、
今度はフィルターが掛かり過ぎて、
トレード回数が大きく減ってしまいます。

しかも、
FXでは勝率100%はあり得ないので、
手法を複雑にしたからといって、
絶対に利食いができるわけではありません。

 

むしろ、再現性の高い、
単純なサポレジ手法の方が
勝率が多少下がったとしても、
大きく利益を伸ばせるので、
FXで稼ぎやすいのです。

関連記事:FXはテクニカル指標を多く使えば勝てるとは限らない理由

 

因みに、億を稼ぐトレーダー達は、
大多数がサポレジを使った
単純な手法を使って稼いでいます。

これは私も実際に億トレーダーの手法を
見せてもらったので本当です。

 

この時のことについて、
もし、詳しく知りたいなら、
記事を書いたので、
以下を読んでみてください。
FXの億トレーダーはどんな手法を使う?実際に見た時の感想

 

もちろん、テクニカルも使える

テクニカルを使うと
トレード内容が複雑になるので、
上手くいかなくなる事が多いです。

 

しかしそうは言っても、

“テクニカルは使えないのか?”

と聞かれれば、”使える”と答えます。

 

「なにそれ、
さっきと言ってること矛盾してない?」

なんて思ったかもしれません。

 

確かに矛盾しているように見えますが、
テクニカルを使うと上手くいかなくなるのは、
あくまでも何個も同時に使う場合です。

何個も同時に使うから、
手法が複雑になってしまい、
結果が出にくくなるのです。

 

ということは、
1つか、多くても2つぐらいであれば、
使ったって問題ないのです。

むしろ、使う事で精度が上がるなら
使った方がいいぐらいです。

 

因みに、今の私は
テクニカルはほとんど使わず、
水平線とダウ理論を中心に
トレードしていますが、
昔は今の手法にプラスして使っていました。

その時に、単純なサポレジ手法と
相性が良かったのがMA(移動平均線)です。

 

MAはトレンド判断に使ったり、
押し目買いや戻り売りなどの
エントリーポイントにも使えます。

 

例えば、トレンドを見る時は、

・ダウ理論で高安切り上げ(切り下げ)
・MAの傾き(上向きか下向きか)

この2つを組み合わせることで、
トレンド判断を間違わずに済みます。

 

更に、エントリーをする時は、

・水平線
・MA

この2つが重なる場所で
エントリーをすれば、
より精度の高いエントリーができます。

 

このように、
単純なサポレジ手法と
MAというのは相性が良いので、
テクニカルを使うなら、
私個人としては
MAがオススメです。

もし、MAの事について、
詳しく知りたい場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。
FXのチャートで使う移動平均線の期間設定は何がいいの?

FXでMA(移動平均線)を使ったトレードは勝てる?

 

まとめ

今回は、FXでは、
単純なサポレジ手法でも
稼げる理由についてお伝えしました。

 

FXでお金を稼ぐことは
かなり大変なので、

「手法も複雑しなきゃ稼げない」

なんて思いがちです。

 

ですが実は、全くそんな事はなく、
単純なサポレジ手法で
十分稼げてしまうのです。

 

ただ、そうは言っても、
このような手法であっても、

・勝ちやすいパターン
・負けやすいパターン

といったものがあるので、
やみくもに使っても意味がありません。

 

ですから、
単純なサポレジ手法でも
使う場合は、
しっかり検証をしましょう。

もし、検証方法がわからない場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。
FXで勝てる手法を作れる具体的な検証方法とは?

 

 

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