FXのトレードをする上で、
実は勝率というのは、
そこまで関係ありません。

損切りと利食いのバランスを
調整することで、勝率が低くても、
トータルでプラスにできます。

 

ですが、あまりに勝率が低すぎても、
トレードのモチベーションが低下して
やる気が起きなくなります。

その為、
勝率が高いに越したことはないですよね。

 

そこで今回は、私の経験から考える、
勝率が一番高いエントリー場所について、
お伝えしていこうと思います。

 

勝率が一番高いエントリー場所は?

私の中で勝率が一番高い
エントリー場所は、

・押し目買い
・戻り売り

この2つになります。

 

「は!?」

「そんな当たり前の場所?」

と感じたかもしれませんが、
今までの検証や経験から、
なんだかんだ言って、
押しや戻りが入った場所が
一番勝率が高いです。

 

特にトレンドが出ている最中の、
押し目や戻し目というのは、
逆行しにくいし、
利益も伸ばすことができるので、
個人的には一番勝率が高く、
利益幅も大きくなる場所です。

 

例えば、上昇トレンド中に
トレードをする場合は、
押し目買いを狙うのが
一番勝率が高いのですが、
その1つ目の理由として、

“相場参加者の大多数が
買いを狙っている”

というのがあります。

 

上昇トレンドというのは、
高安が切り上がった
右肩上がりのチャートですよね。

 

その為、
相場参加者のほとんどが
買いたいと考えています。

よって、上昇しやすい状態なので、
トレンドに沿ったエントリーというのは、
必然的に勝率が上がります。

 

そして、次に押し目買いが
更に勝率を高くするのですが、
その理由として、

“売っていた人達の目線が上に変わる”

というのもあります。

 

例えば、
下記チャート画像の黄色マルで、
直近の高値をブレイクしていますよね。

 

これは直近高値付近で
逆張り売りをしていた人達の
損切りが出た証拠です。

 

これによって、
損切りをさせられた人たちは、

「あ、やっぱり上昇の流れが強いんだな」

「じゃあ目線を変えて買いを狙おう」

という心理が働きやすくなります。

 

よって、
元から買いを狙っている人達に加えて、
損切りした人達も買いを狙うことになるので、
更に上昇しやすくなると予想できますよね。

 

しかも、買いを狙っている人達は、
買いでエントリーをするにも、

「なるべく安いレートで買いたい」

と考えているわけです。

 

そうなると、どこで買うかというと、
ブレイクが起きた所まで
戻ってきた個所になります。
(下記画像の黄色マル)

 

要するに、
サポレジ転換の法則が
これに当てはまりますよね。

 

しかも、ブレイクをした時に
実は売りポジションを損切りできず、
捕まっている人も存在します。

 

そして、含み損を抱えている人達は、

「ヤベーな。損切りできなかった」
「なんとか建値付近まで戻ってくれ!」

とお祈りをしている状態です。

 

そのような状態で、
レートが建値付近まで戻ってきたら、

「助かったー!」
「神様ありがとー!!」

なんて安堵な気持ちになって
建値付近で決済をします。

 

となると、
売りの決済は買いになるので、
これも反転上昇する要因になります。

 

よって、押し目買いのポイントというのは、

・買いを狙っている人達の新規買い
・損切りさせられた人達の新規買い

・含み損だった人達の建値決済

という3つの買いパワーが
出やすい場所になるので、
勝率が上がりやすくなるわけです。

 

このように大衆心理を考えると、
一番勝率の高いエントリーポイントは、
押し目や戻し目の位置だと
私は考えています。

これがトレンドに沿っていれば、
尚更勝率は高くなります。

 

もし、大衆心理について、
更に詳しく知りたい場合は
以下の記事も読んでみてください。
FXでも相手の気持ちを考える事が重要です

 

エントリーはサポレジライン付近ですると更に良い

押し目買いや戻り売りは、
勝率が高いポイントになりますが、
サポレジライン付近でエントリーをすると、
更に勝率が高くなります。

 

なぜなら、
サポレジラインというのは、
多くの相場参加者が、

「そこで反転する可能性が高い」

と意識するポイントでもあるので、
そのような場所でエントリーをした方が
勝率が高くなるのがわかると思います。

 

その為、勝率を上げたいのであれば、
効果的なサポレジラインを
引く力が必要になってきます。

もし、サポレジラインの引き方について、
曖昧な部分がある場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。
効果的な水平線を引く際のちょっとしたコツとは?

 

何か1つテクニカル指標を使うのも効果的

水平線に加えて、
テクニカル指標を
何か1つ使うのも効果的です。

例えば、
トレンド中の押し目買いや
戻り売りを狙う場合は
MA(移動平均線)が相性が良いです。

 

更に、MAの場合、
水平線とも相性が良いので、

・トレンドが出ている状態
・水平線
・水平線とぶつかる場所にMA

この3つが揃った時は
かなり勝率が高くなる傾向があります。

 

このような感じで、
自分が好きなものや
使いやすいと感じるものであれば、
何でもいいので、
テクニカル指標を1つ加えてあげると
いいかもしれません。

 

ただし、テクニカル指標は
あくまでもスパイス的なものなので、
何個も使うのはオススメできません。

 

逆に何個も使ってしまうと、
その分、フィルターが掛かることになり、
エントリーチャンスが激減します。

それでいて、
100%勝てるわけではないので、
テクニカル指標を使うにしても
2つまでにするのがオススメです。

 

エントリー時は反発を確認してから

押し目買いや戻り売りの
精度を更に上げるコツとしては、
反発を確認してからエントリーです。

 

これもいたって普通のことなのですが、

「出来る限り良い位置でエントリーしたい」

という思いが強くなってしまい、
エントリーポイントに来たら、
バチンと入る人が多くいます。

 

しかし、バチンと入ってしまうと、
下落や上昇の勢いが強くて
そのまま抜けてしまうことも多いです。

いくら押し目買いや、
戻り売りの勝率が高くても、
100%勝てるわけではありません。

 

ですから、
エントリーをする際は

「下に行かない」「上に行かない」

という動きを確認してから、
エントリーすることがポイントです。

関連記事:FXでエントリー精度を上げるならチャートで反発を確認してから!

 

押し目買いや戻り売りは損を最小限に抑えることができる

押し目買いや戻り売りを狙うと、
勝率が高くなる傾向にありますが、
更に良い点として、
損切り位置がわかりやすいので、
損を小さく抑えられる点です。

 

例えば、先程もお伝えしように、
上昇トレンド中の押し目買いでは、
多くの相場参加者が
「上がる!」と思って買ってきますよね。

 

しかし、押し目買いポイントから
上昇しなかった場合、

「上がると思ってたのに、
下げてきたから逃げた方がいいな」

と判断して、
みんな一斉に損切りをしてくるので、
レートが一気に下がってきます。

 

ということは、
それに便乗する形で
損切りをしておけば、
損を最小限に抑えられます。

 

特にサポレジラインを抜けた場所には、
損切り注文が溜まっているので、
サポレジラインと合わせた
押し目買いや戻り売りなら、
より損を小さく抑えることができます。

関連記事:実践例を紹介!FXのトレードで損切りラインはどこに置く?

 

まとめ

今回は、

「FXで勝率が一番高い、
エントリー場所はどこなのか?」

ということについて、
私の考えをお伝えしてきました。

 

私の今までの検証結果や経験上、
押し目買いや戻り売りの場所が
やはり一番勝率が高いです。

 

そしてこのエントリー場所での
トレード精度を更に上げるコツとして、

・トレンド中
・サポレジラインで反発を確認してから

というのを加えると更に効果的です。

 

とはいっても、
上記のポイントを見ると、
いたって普通のエントリーになるんですけどね(笑)

 

因みに、押し目買いや、
戻り売りで勝率を上げる為の
エントリー例を知りたい場合は、
以下の記事が参考になると思います。
デイトレで1分足を使ってピンポイントでエントリーする方法!

 

Visited 1 times, 1 visit(s) today

P.S. メルマガを始めました

大衆心理を中心に、
FXで勝つ為のコツをお伝えしていきます。

「FX歴が長いけど勝てない」
という方には特におススメです。

もちろん、"勉強すべき事がわからない"
という場合にもオススメです。

メルマガの詳細内容はコチラ


登録はもちろん無料で、
解除もワンクリックで出来ます。