FXではチャートの時間軸に、

・1分足
・5分足
・15分足
・30分足
・1時間足
・4時間足
・日足
・週足
・月足

といったものがあり、
これらの時間足は全てのFX業者で
備わっているといっても
過言ではありません。

 

しかし、中には3分足などの
マイナーな時間足を表示させて
トレードをしようとしている人がいますが、
ハッキリ言って、このような
マイナー時間足はあまり意味はありません。

では、なぜ3分足チャートなどの
マイナーな時間足は意味がないのでしょうか?

 

チャートは大衆心理で作られている

3分足チャートなどの
マイナーな時間足が
あまり意味ない理由に、
チャートは相場参加者の心理、
つまり大衆心理によって
作られている点が大きく関係してきます。

 

基本的にチャートというのは、
簡単に表現すると、
多数決で作られていて、

・買いたい人が多ければ上昇
・売りたい人が多ければ下落
・買いと売りが同じなら横ばい

といった動きをします。

 

そして、チャート上での
トレンドや水平線の効き目は、

・1分足より5分足
・5分足より15分足
・15分足より30分足
・30分より1時間足・・・

といったように、
時間軸が大きくなるほど、
強くなっていきます。

 

なぜ、時間軸が大きくなるほど
トレンドや水平線の効き目が
強くなっていくのかというと、
時間軸を意識する相場参加者が
増えていくからです。

 

特に1時間足チャートなんかは、
“世界中で一番見られている時間軸”
なんて言われているほどです。

 

なぜなら、1時間足の場合、
どのFX業者でも同じだからです。

逆に、4時間足や日足の場合、
FX業者の開始時間によって
チャートの形状が変わります。

 

例えば、FX業者の月曜開始時間は、

・3時~
・5時~
・6時~
・7時~

といったように
意外にばらつきがあります。

 

これによって、
5時開始のFX業者であれば、
4時間足の切り替わりは、

“5時、9時、13時、17時、21時、1時”

となります。

 

仮にこれが7時開始のFX業者なら、
4時間足の切り替わりは

“7時、11時、15時、19時、23時、3時”

となるので、
4時間足の形状に違いが出てきます。

 

また日足も、
4本日足を1週間と表示させる業者もあれば、
5本日足を1週間と表示させる業者もあります。

これによって、
日足と週足の形状にも違いが出てきます。

 

一方で1時間足の場合は、
何本であろうと1時間で切り替わるので、
チャートの形状がほとんど変わりません。

それでいて、
中長期の時間足になるので、
多くのトレーダーに意識されて
トレードされています。

 

このことが、

“1時間足は世界で一番見られている”

なんて言われる理由なのです。

 

しかし、3分足チャートなどの
マイナーな時間軸になると、
それらを意識してトレードをする
相場参加者は激減します。

ということは、
3分足チャートなどで
トレンド確認や水平線を引いても、
その効き目というのは
あまりありません。

 

このような理由から、
3分足チャートなど
マイナーな時間軸を使っても
あまり意味がないのです。

 

マイナーな時間軸を使うのは聖杯を求めている証拠

FXでトレードをしていくなら、
3分足チャートなど、
マイナーな時間軸を使っても
あまり意味はありません。

それなのに、
このようなことをするのは、
FXに確実を求めて
聖杯を探している証拠です。

 

トレードが上手くいかないと、

「人と違う事をしないと稼げないのでは?」

なんて考えてしまい、
誰も使わないような時間軸を使うことに
稼げる秘訣があると思い込んでしまいます。

 

これはテクニカル指標や
インジケーターをいくつも使って
聖杯探しをしているのと同じです。

 

しかし、先程もお伝えしたように、
チャートは大衆心理によって作られているので、
多くの人が意識するような
スタンダードなものを使った方が
実は機能しやすいのです。

 

例えば、FXの相場参加者が
全員で100人いたとしましょう。

 

その時に、

・3分足を使っている人:10人
・1時間足を使っている人:90人

という構成になっていたら、
どっちの時間軸の
水平線の効き目が強いかというと、
確実に1時間足の方です。

 

FXは不確実な世界ですが、
チャートの時間軸が大きくなるほど、
意識する相場参加者が増えるのは確実です。

しかし、そうはいっても、
必ず1時間足や日足のサポートラインで
反発するわけではありません。

 

このような状態の中で、
3分足といった、
意識する相場参加者が激減するような
時間軸のチャートを使っても、
より効き目が悪そうなのは
想像できますよね。

 

だから、聖杯を求めて
3分足チャートなどの
マイナーな時間軸を使っても
それは逆聖杯となるだけなのです。

 

それであれば、
変に時間軸など気にせず、
王道のトレードをした方が
普通に勝てるようになります。

また、チャートから
大衆心理を読む訓練をした方が
遥かにトレードの精度は上がります。

関連記事:FXは買いたい人と売りたい人の気持ちを考えると覚醒する!

 

チャートの時間軸はデフォルトを使えばよい

FXのチャートは、
相場参加者の意思によって
作られています。

ということは、
チャートを使ってトレードをする際も、
多くの相場参加者が意識するような
時間軸を使って
トレードをしていけばいいのです。

 

そして、

“多くの相場参加者が意識するような時間軸”

というのが、
FX業者のチャートツールや、
Meta Trader4などに
最初から備わっている時間軸です。

 

なぜなら、
FX業者側やMT4の開発者は、
それらの時間軸を使って

“トレードをする人が多い”

とわかっているから
使いやすいように、
最初からそれらの時間軸を
用意しているからです。

 

その為、
3分足チャートなどを無理に作って
トレードをするよりも、
最初から備わっている

・1分足
・5分足
・15分足
・30分足
・1時間足
・4時間足
・日足
・週足
・月足

これらの時間軸を使って
トレードをした方が
ずっと精度が高いトレードができます。

 

FXで結果が出ないのはチャートが読めないから

FXでなかなか結果が出ないと、

「別の時間軸のチャートを使えば
上手くいくかもしれない・・・」

なんて思いこんで、
3分足などのマイナーな
時間軸のチャート使いがちです。

 

ですが、FXで結果が出ないのは、
単純にチャートを読む力が
不足しているからです。

 

チャートを読む力さえあれば、
マイナーな時間軸を使わなくても
普通にFXで稼ぐ事ができます。

 

だから、もし今現在、
FXでのトレードが
上手くいっていないのであれば、
まずは一般的な時間軸を使って
チャートを読む訓練をした方がいいです。

 

特に大衆心理を読む訓練をすると、
その効果は絶大です。

もし、大衆心理の読み方について
より詳しく知りたい場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。
FXでも相手の気持ちを考える事が重要です

 

まとめ

今回は、3分足チャートなど、
相場参加者があまり意識しないような
時間軸のチャートを使っても
意味がない理由について
お伝えしてきました。

 

もう一度言いますが、
FXのチャートは、
相場参加者の意思によって
作られています。

極端に言えば多数決のゲームです。

 

その為、3分足などの
マイナーな時間足ではなく、
一般的な時間足を使って
トレードをしていった方が
圧倒的に精度の高いトレードが
できるようになるでしょう。

 

 

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