FXのトレードをする上で、
ベストな利食いポイント
探すのは永遠のテーマですよね。

 

自分が利食いした後、
更に伸びていったり、
かと言って伸ばそうとすると
戻ってきて建値になるか、
最悪損切りなんて事もあります。

 

「なんで利食いしたら伸びるんだよ!」
「なんで伸ばそうとすると戻ってくるんだよ!」

 

私もこのような怒りを
何度経験したことか・・・(笑)

 

エントリーポイントや
損切り位置というのは明確ですが、
利食い位置というのは
千差万別なので難しいです。

その為、今回はいくつか
利食い方法を解説してみるので、
参考程度に読んでもらえればと思います。

 

利食いに決まった正解はない

まず、最初に意識しておくことは、

「利食いの正解は1つではない」

ということになります。

 

エントリーポイントや
損切りポイントに関しては

“どこでエントリー(損切り)すべきか?”

というのがある程度決まっているので、
わかりやすいのですが、
利食いに関しては、

・トレードスタイル
・性格

といったものが大きく関係してくるので、
明確な答えはありません。

 

その為、利食いポイントの決め方は、
自分で決めるしかないことを
頭に入れておきましょう。

 

利食いの決め方は主に3つ

私が考える、
利食いポイントの決め方は、

・直近の高安値やサポレジで利食い
・高安値を2回試してから利食い
・損切り幅と勝率から考えて利食い

といった3つがあります。

 

直近の高安値やサポレジにきたら利食いする

これは最も一般的な
利食いポイントですよね。

自分がエントリーした位置から見て、
直近の高安値やサポレジまで
レートが届いたら利食いをする方法です。

 

私個人としては、
この利食い方法を使うことが多いです。

なぜなら、直近の高安値や
強いサポレジというのは、
相場参加者の誰しもが意識しているからです。

 

その為、そのような位置にレートが来ると、

・買いの利食い
・売りの利食い
・新規の買い
・新規の売り

といったように、
反転の要因となる動きが
必ずと言っていいほど出てきます。

 

よって、直近の高安値や
強いサポレジというのは、
ある程度はっきりした利食いポイントの
目途になるので使いやすいです。

 

因みに、この利食い方法を使う場合、
単純に直近の高安値や
サポレジに届いたらでも良いのですが、
その場所は、

「本当に意識される場所なのか?」

というのを確認すると効果的です。

 

例えば5分足のサポレジと
1時間足のサポレジでは強さが全然違います。

5分足を見ているトレーダーより、
1時間足を見ている
トレーダーの方が圧倒的に多いので、
1時間足のサポレジの方が強く意識されます。

 

その為、直近の高安値や
サポレジを目処にする場合、

「そのポイントは強く意識される場所なのか?」

という事を最初に確認しておくと良いでしょう。

 

私の場合は、
1時間足以上のサポレジを意識して、
そこを利食いの目途とすることが多いです。

 

高安値を2回試してから利食い

個人的には、この利食い方法が
一番利を伸ばせて理想的なのですが、
これは性格によっては
少し精神的にきついかもしれません。

 

この利食い方法の場合、
例えば、下記画像の青マルで
買いポジションを持っていたとしたら、
赤ラインのレジスタンスに
レートが来ても一旦様子見をします。

そして、レジスタンスでは、

・買いの利食い
・新規の売り

といった注文が出るので、
一度反転下落してきます。

ただし、
トレンドが強く出ている場合だと、
一旦下がっても押し目買いが入ってきて、
そこから一気にレジスタンスを上抜けて
大きく利益を伸ばすことができます。

 

しかも、このような場合だと、
レジスタンスの少し上には
売っている人達の損切り注文もあるので、
それを巻き込んで
大きく上昇することが多いです。

 

その為、決済するのは、
一度高安値を付けて、
押しや戻しが入ってから、
もう一度高安値更新を目指したけど
ダメだった時になります。

 

しかし、この利食い方法の場合、
高安値更新に失敗したと見せかけて、
その後に更新する事もあるので、
自分が利食いした後に順行されると
精神的ダメージが大きいです。

 

だから、この方法は
利食いを伸ばす事ができる一方で、
悔しい思いをする事もあるので、
精神的ストレスがけっこう強いです。

 

「利食い幅が減っても、
とにかく大きく利益幅を取りたい」

という人には合っていると思います。

 

損切り幅と勝率から利食いの幅を考えて利食い

これは自分のトレードの損切り幅と勝率から、
トータルでプラスになるように
利食い幅を設定して利食いする方法です。

 

この方法だと
大きく伸ばす事はできませんが、
もらえる時に確実に貰っておくことで、
トータルプラスに持って行く事ができるので、
もしかしたら、
一番ストレスが少ないかもしれません。

 

例えば、
あなたのトレード勝率が50%の場合、
損切り幅が10pipsだとしたら、
利食い幅が20pipsあれば
トータルプラスになります。

勝率が20%であれば、
損切り10pipsに対して
利食いが50pipsになります。

 

このように勝率から
利食い幅を決めておけば、

「トータルでプラスになる」

ということが明確になるので、
ストレスも少なくなるし、
利益をきっちり確保したい場合はオススメです。

 

ただし、
このような利食い方法する場合、
ボラティリティを見極める必要があります

 

例えば、チャートの下限と
上限の幅が20pipsしかないのに、
利食いを20pipsと決めても、
利食いができる確率は低くなります。

 

このような場合は、

・損切り5pips
・利食い10pips

といったように、
損切り幅と利食い幅を
調整する必要があります。

 

もちろんボラティリティが
高い場合はこの逆になります。

関連記事:FXで損切りと利確の割合はどう決めると効果的なのか?

 

以上が、
3つの利食いの決め方になります。

 

個人的に使いやすい利食い方法

上記では、
3つの利食いポイントの決め方について
お伝えしてきました。

どれも一長一短あるので、
自分のトレードスタイルや
性格に合った利食い方法を使いましょう。

 

因みに、
私が使いやすいと感じている利食い方法は、

・直近の高安値やサポレジで利食い
・損切り幅と勝率から考えて利食い

この2つを合わせて使うことです。

 

例えば、自分のトレードの勝率から、

・利食い:+30pips
・損切り:-15pips

と設定します。

 

そして、エントリー前に、
直近の強いサポレジをチェックして、
そのサポレジまで30pips以上あれば、
そこを利食いポイントと決めるのです。

これによって、
反転しやすい場所で利食いできるし、
ここで利食いをしておけば、
トータルでプラスになることがわかっているので、
私にはストレスが一番少ない利食い方法です。

 

また、この利食い方法だと、
利食いの時点では
最高値で利食いができるので、
仮にそのまま更に上昇していったとしても、

「まぁ、いいか」

という気持ちになりやすいので、
私はこの利食い方法をよく使います。

 

まとめ

今回は、FXでの、
利食いポイントの決め方について
お伝えしてきました。

 

FXでは、
エントリーポイントや損切り位置には
ある程度決まったポイントがあるのですが、
利食いポイントに関しては
正解はありません。

 

その為、もし、利食いポイントの
決め方に迷っているのであれば、
上記の3つをそれぞれ試してみて、
自分がどの利食い方法を使った時に

「一番ストレスが少なく納得しやすいのか?」

といったことを確認するのが良いと思います。

 

因みに、私のメルマガの読者さんの中に、

「利食いが早くて損切りができない」

といった悩みを持った方がいて、
それに対する私の考えを書いたので、
もし、同じような悩みを抱えているなら、
以下の記事も読んでみてください。
利食いが早く損切ができない・・・この癖を対策するには?

 

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