FXで安定した結果を出すには、
損切りは絶対に必要です。

しかし、損切りされた後に
思っていた方向へ反転されて
悔しい思いをすることも良くあります。

 

それでも、損切りをしない場合と、
損切りをする場合で収益を比較すると、
損切りをした方が圧倒的に結果は良いです。

ただし、
あまりにも損切りで刈られた後に
反転することが多い場合、
それはストップ刈りの餌食に
なっている可能性が高いです。

 

そこで今回は、損切りで
刈られる事が多い場合に
見るべきポイントについて
お伝えしていきます。

 

損切りで刈られる事が多い場合に見るポイント

“損切であまりにも多く刈られる”
といった場合、
大口投資家達のストップ刈りの餌食に
なっている可能性が高いです。

 

そして、ストップ刈りの
餌食になっているかを確認するには、
損切り後の動きを見ることです。

 

例えば、下記チャート画像の
水色ライン辺りに、
トレーダーの損切り注文が
入っているとしましょう。

 

このような場合、大口投資家達は、
わざと大きなポジションで売って、
レートを下げさせて
損切りを出させて利食いをしてきます。

 

そして、大口が利食いをした後は、
新しい売りが入ってこないので、
そこから一気に反転上昇していくのです。

 

実際の動きも、
ストップ刈りが起きた後に
反転上昇していっています。

 

その為、
自分の損切りトレードをチェックして、
もし、損切り後に反転しているトレードが
半分以上ある場合は、
あなたの損切りポイントというのは、
刈られる対象になっていることが多い証拠です。

関連記事:FXで大口投資家はどこを狙ってくる?大衆心理から考えてみた

 

よって、このような場合は、

・損切り位置でエントリーをする
・損切り幅を広げる

といった対処をすると、
刈られる事を減らせるでしょう。

 

損切り幅を広げると収益が悪くなる

損切り後に刈られるのを減らす為に、
損切り幅を広げる場合、
トータルの収益が悪くなる可能性があります。

 

なぜなら、損切り幅を広げて
利食い幅を広げない場合、
リスクリワードが悪くなるからです。

その為、刈られるのが減って、
勝率が上がったとしても、
“トータルでは利益が減ってしまった”
なんてことはよくあります。

 

しかも、損切り幅を広げて、
それに合わせて利食い幅も広げると、
今度は利食いにポイントに到達せずに
戻ってくる可能性が増えるので、
勝率が悪くなる傾向があります。

 

このことによっても、
トータルの損益が
悪くなる可能性があるので、
個人的には損切り幅は広げずに
エントリーポイントを
少し遅らせた方がいいと考えています。

 

やり方は色々あるので、
自分のトレード結果から
検証をするのがベストですが、
一般的なやり方としては、

・損切り個所をエントリーポイントにする
・分割でエントリーにする

といった方法があります。

 

キリ番付近も注意

FXでは.000や.500といったように、
キリ番(キリの良い数字)が
意識されることが非常に多いです。

その為、キリ番の10pips下などに、
買いの損切りが入っている事が多く、
絶好の刈り場となっています。

 

よって、キリ番の少し下に
損切りを置いていると、
刈られる可能性も高くなります。

 

因みに私の場合、
キリ番は誰が見ても
“ストップ刈りが起きそうな場所”
とわかるので、
キリ番をまたぐような
損切りの置き方はしないようにしています。

 

そうならないように、
キリ番付近でエントリーをするようにして、

・キリ番でしっかり反発してから
・キリ番を割ってしっかり反発してから

といったように、
キリ番での反転を確認してから
トレードするようにしています。

 

固定幅での損切りにも注意

固定幅で損切りをしている場合も、
損切り後に反転する可能性が高くなります。

これは”刈られる”とは少し違い、
ボラティリティを無視して、
自分都合で損切りをしている場合に
多く発生する現象です。

 

相場には、

・大きく動く相場
・小さく動く相場

といった状態があり、
相場の値幅に損切りを合わせないと、
損切りした後に反転することが多くなります。

要するに“損切り貧乏”ってやつです。

 

これは刈られるとは言いませんが、
似たような現象なので、
一応紹介しておきました。

関連記事:FXの損切りはチャートから判断!自分都合の損切りはしない!

 

損切りをしないという選択肢は持たないこと

自分のポジションが
刈られた後に反転するからといって、

「じゃあ損切りしなければいいじゃん」

なんて考えは
持たないようにしましょう。

 

このような考えを持ってしまうと、

・損切りせずに放置
・ナンピンをする

といった事をしやすくなるからです。

 

しかも、これらをした時に限って、
レートは戻って来ずに
ひたすら逆行し続けます。

そして最後は大損する事になります。

 

実際に昔の私も、
これのせいで何度も大損して、
1,000万以上を失っています。

だから、いくら刈られたとしても、
損切りは必ずするようにしましょう。

 

一旦損切りをしてから、
チャートの動きを確認して、
入り直せばいいだけですから。

もし、入り直しのコツについて
知りたい場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。
FXで損切り後の再エントリーをする際のコツ

 

損切り後の反転は避けられないと認識しよう

上記では、
損切り後に刈られる事が多い場合に、
見るべきポイントについて
お伝えしました。

 

もし、損切り後に反転する確率が
あまりにも多い場合は、
上記でお伝えした対処法を使えば、

“損切りで刈られる”

というのを
ある程度減らす事ができるでしょう。

 

しかし!

 

現実は反転する場所というのは、
誰にもわかりません。

よって、”損切り後に反転する”
というのはどんな時もありえます。

 

この事を認識せずに、
ひたすらストップ刈りを避けようとしていると、
損切りすべき場所に迷うことになり、
最悪、損切りができなくなります。

その為、損切り後に反転することは
“普通にありえる”
ということを認識しておきましょう。

 

それに、損切りさえ設定して、
リスクリワードも1:2以上あれば、
損切で刈られることがあっても、
トータルでは十分プラスになります。

ただし、そうはいっても、
損切り位置を根拠の崩れた場所へ
設定しないと、
刈られることが多くなるので、
そこは注意が必要になります。

 

もし、損切りを置くべき場所について、
詳しく知りたい場合は、
以下の記事も参考にしてみてください。
大衆心理を使って損切り位置を見つける方法とは?

 

まとめ

今回は、
損切で刈られると感じることが
多い場合に見るべきポイントについて
お伝えしてきました。

 

損切り後に反転することは
100%避けることができませんが、
あまりにも多すぎると感じる場合は、
自分の売買記録を確認してみましょう。

 

そして、損切り後の反転が
半分以上ある場合は、

・エントリーポイントを遅らせる
・損切り幅を広げる

といったような対処をすると、
刈られることが減ると思います。

 

 

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