「FX歴3年です」
「今まで、月単位で、
プラスになった事がありません」

このような、
FX歴が長いのに勝てないという方が、
非常に多くいるのは事実です。

 

実は私自身も全く同じでした。

FX歴が3年以上あるのに、
何をやっても全然勝てない日々が続き、
結局トレード成績が安定するまでに
5年以上の時間が掛かりましたから。

 

でも、FX歴が3年以上あって
全然勝てない人の場合、
実はすでに勝てる力を
持っていることが多いので、
あと少しのところまで来ていたりします。

 

では、FX歴が長いのに勝てない人には、
いったい何が足りないのでしょうか?

このことについて、
今回は私の考えをお伝えしていきます。

 

FX歴が3年以上の勝てない人に足りないものとは?

FX歴が3年以上あるのに、
なかなか勝てない人に不足しているのは、

“相場参加者の心理を考えること”

これだと私は考えています。

 

実際に私自身も、
FXで結果を出せるようになるまでに、
5年以上掛かったのですが、
相場参加者の心理を考えるようになったら、
急にチャートが読めるようになり、
トレードの精度が大きく上がりました。

 

では、
その相場参加者の心理について、
これから説明していきます。

 

例えば、FXでは、
レートが反転する目途となる、

・サポートライン
・レジスタンスライン

この2つがありますよね。

 

FX歴が長い人の場合、

「このラインにレートが来れば、
反発、反落しやすい」

という事を当たり前に知っています。

 

しかし、相場参加者の、
どのような気持ちが働いて、
反発、反落をしているのか、
理解している人は圧倒的に少ないです。

 

例えば、以下の画像の赤マルは、
レジスタンスラインに抑えられて、
下げているのですが、
ここでは相場参加者のどのような気持ちが、
働いていると思いますか?

 

 

まず上記画像では、
全体の流れが下落の流れとなっています。

つまり、買いたい人よりも、
売りたい人の方が多い状態です。

 

その為、この状態では、、
レジスタンスラインまで戻ってきたら、

「売りたい」

と考えている人が多い状態です。

 

よって、レジスタンスラインまで
レートが来たら、
新規の戻り売りが入ってくるので、
下落する要因となります。

 

更にこれに加えて、
実は下の方から逆張り的に買って、
含み益になっている人もいます。

 

しかも、逆張りで買っている人達は、

「全体の流れが下なので、
どこかで利食いしたい」

と利食いのポイントを、
探っている人が多い状態です。

 

そうなると、利食いの目安になるのが、
レジスタンスラインになりますよね。

よって、レジスタンスラインまで
レートが来たら、
逆張り買いの人達の
利食い決済が出ることになります。

 

ということは、

“買いの決済=売り”

となるので、
レジスタンスラインで
下落する要因になります。

 

つまり、レジスタンスラインで
反落する際に働いている心理は、

売りたい人からすると、

「レジスタンスラインまで
戻ってきたら売りたい」

買っている人からすると、

「流れが下だし、
レジスタンスラインで
一度利食いをしておこう」

という2つの心理が
働いている事になります。

 

その為、赤マル付近で新規売りと、
買いの利食い(=売り)が入るから
下落していくのです。

 

FX歴が長いのに勝てない人は、

「レジスタンスラインに来たから売り」
「サポートラインに来たから買い」

と相場参加者の心理を何も考えずに、
トレードをしているので、

「なぜかエントリー後にすぐ逆行する」
「利益が全然伸びない」

といった事が頻繁に起こって、
「全然勝てない・・・」となるのです。

 

私自身も昔は、
相場参加者の心理や、
ローソク足の勢いなど全く見ずに、

「サポートラインに来た!買い!」

といった事を、
ひたすら繰り返していました。

 

ですが、あまりにも勝てないので、

「なんで全然勝てないんだ!?」
「ここでみんな売りたいと思わないのか!?」

などと疑問に思い始めた事がきっかけで、

「ここまで戻ってきたら、
普通売りたいよな?」

「でも何でここで止まらない?」
「ん?なんか一方的に上がってきてるな」
「これは買いが強い証拠?」

といった様に、
相場参加者の心理を
考えるようになりました。

 

そして、
それをひたすら繰り返していく内に段々と、

「なぜこの場面でこのような動きをするのか?」

という事を理解できるようになって、
トレードの精度が劇的に良くなったのです。

 

ですから、もしFX暦が3年以上あるのに、
未だに勝てていないのであれば、
相場参加者の心理を考える癖を付けると、
一気にトレードの質が良くなると思います。

この心理の考え方を詳しく学びたい場合は、
まずは以下の記事から読んでみてください。
FXでも相手の気持ちを考える事が重要です

 

検証不足が原因であることも

FX歴が3年以上ある場合、
知識的な部分を見れば
十分であることがほとんどです。

 

それなのにFXで勝てないのは、
相場参加者の心理を
考える癖がついていない事に加えて、
検証不足が原因かもしれません。

 

「え?ちゃんとやってるよ」

なんて思っていても、
周りから見れば、
検証が全然足りてないことが
よくあります。

 

実際に私のところにも、

「検証をしているのに勝てない」

という悩みが来るのですが、
検証量や内容を聞いてみると
全然足りていない事がほとんどです。

 

ですから、
FX歴が3年以上あるのに
勝てない場合は、
自分の検証量や検証方法を
いまいちど確認してみましょう。

もし、FXの検証について
詳しく知りたい場合は、
以下の記事も読んでみてください。
FXで勝てる手法を作れる具体的な検証方法とは?

一気に勝ち組へ!FXの検証で確認すべき項目とは?

FXの検証回数は最低100トレードは必要!その理由はなぜ?

 

FX歴が長い人は成長スピードが遅くなる傾向が

実は、FX歴が長い人の場合、
新しいことを学んだとしても、
成長の度合いが遅くなる傾向があります。

 

なぜなら、
FXで安定した成績を出す為に
必要な知識というのは限度があるからです。

 

その為、商材をいくつも買って読んでも、
知識が十分あるので、
何を学んでも
ほとんどが今まで覚えた知識を使えば、
解明できてしまうのです。

 

よって、新しい知識を入れているようで、
実は今まで覚えたことの
復習のような感じになってしまい、
新しく得るものがほとんどないので、
成長スピードが止まるのです。

 

ですから、FX歴が3年以上あるのに、
なかなか結果が出ていない場合は、
新しいことを覚えるのではなく、
今ある知識を活かして
自分のトレードを組み立てた方が良いです。

無理に商材を買う必要もありません。

 

FX歴が長い人は実はあと少しのところにいる

先程もチラッとお伝えしましたが、
FXで安定した成績を出す為に
必要な知識は限度があります。

 

ぶっちゃけた話、

・トレンドを読む力
・水平線を引く力
・相場参加者の心理を読む力

これら3つの力さえ持っていれば、
安定した成績が出せます。

 

そして、FX歴が3年以上ある人の場合、

・トレンドを読む力
・水平線を引く力

この2つの力が
備わっていることがほとんどなので、
あと少しで結果が出る位置にいます。

 

特にFX歴が3年以上あれば、
基本的な力が備わっているので、
相場参加者の心理を考えるようにすれば、
短期間でトレードの質がガラッと変わります。

 

ですから、「FX歴が長くて勝てない」
と悩んでいたとしても、
あと少しのところにいると思うので、
諦めずに頑張ってみてはどうでしょうか?

関連記事:売買している人達の気持ちを考えてトレード精度を激増させよう

 

まとめ

今回は、FX歴が3年以上あるのに
勝てない人がすべきことについて、
私の考えをお伝えしてきました。

 

FX歴が長くなると、
色んな知識が頭に入っていき、
情報過多になることが多いです。

 

でも実は、FXで結果を出すには、

・トレンドを読む力
・水平線を引く力
・相場参加者の心理を読む力

この3つの力があれば十分です。

 

しかも、FX歴が3年以上あれば、

・トレンドを読む力
・水平線を引く力

といった2つの力は
すでに持っていることが多いので、
あとは相場参加者の心理を
読む力をつければ、
短期間でトレード内容が
変わる可能性が高いでしょう。

 

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