大衆心理を考えながらのトレード2【USDJPY】

大衆心理を考えながらのトレード。

今回は下記画像の黄色マルで売り、
水色マルで利食いです。

では、どのように考えて、
トレードをしていたのかを
解説していきます。

環境認識

まず、１時間足の流れから確認します。

全体の流れを見るとちょっと微妙ですが、
直近の流れを見ると強い下落が起きていて、
押し安値も下抜けています。

その為、1時間足レベルでは、
相場参加者の目線が売りに傾いているので、
短期では下落トレンドと見て、
戻り売りを狙っていくイメージです。

短期足の流れを確認

１時間足では短期的に下落トレンドですが、
直近の短期の流れを見ると、
上昇トレンドになっていました。

しかも、底値から戻ってきた値幅も
150pips以上あったので、
ちょっと上昇の力が強いと感じて
すぐにエントリーは考えていませんでした。

ドル円15分足

よって、売りを狙うにしても、
短期足でも押し安値を下抜けて
トレンド転換が起きてからです。

こうなると、

・1時間足で下落トレンド
・15分足でも下落トレンド発生

となるので、
相場参加者の目線が売りへ向いて
売りが入りやすくなります。

そして、その後の動きを見てみると、
以下のようになりました。

15分足の押し安値を下抜けたので、
買いたい人よりも売りたい人の方が多くなりました。

この状態で再度押し安値まで戻ってきたので、
ここから更に短い時間足を見ながら、
エントリーポイントを探っていきます。

エントリー

私がエントリーをする時は
1分足でエントリーをしていくので、
ここからはチャートを1分足にしていきます。

1分足で見てみると、
15分足の押し安値を下抜けた後に
以下のような感じで戻ってきてました。

良い感じで戻ってきているので、
ここでエントリーをしてもいいのですが、
戻り方が一方的でちょっと強いんですよね。

これだとここから下がったとしても、
一旦押し目買いが入ってくるかもと思いました。

もし、押し目買いが入って、
直近の高値を更新すると、
1分足レベルで上昇トレンドが発生するので、
損切りになる確率が高くなります。

だから、ここでは一旦様子見をしました。

そして、その後の動きを見てみると、
以下のようになりました。

やはり押し目買いが入ってきました。

しかし、もしここで高値を更新できないと、
下から逆張り買いをしていた人達が、

「あ、高値更新できない」
「てことはここから下がりそうだから逃げよう」

と判断して、
買いポジションを決済してきます。

更にここから、売りを狙っている人達も
新規の売りで入ってくるので、
下がりやすくなります。

ということで、
もう少し様子見をしていると、
以下のような動きになりました。

良い感じにダブルトップになってきましたね。

この形を見た時に、
買いの決済が出て、新規売りが入ると思ったので、
私もこの動きに便乗して
次のローソク足でエントリーです。

そして、その後の動きを見ると、
以下のようになりました。

売った瞬間は思惑通り下がったのですが、
すぐに戻ってきてしまい含み損です（笑）

大衆心理を考えてトレードしても、
100%ではないので、
こんな事も普通に起きます。

「あ～このまま損切りかな～」

なんて思って見ていました。

因みにこの時の損切り位置は
直近の高値を超えた場所で、
損切り幅は-15pipsにしていました。

ではその後の動きを見てみましょう。

結局、押し安値がレジスタンスとなって、
なんとか耐えて下がってくれました。

ここまできたらストップを建値にして
あとは放置です。

因みに、この時の利食いは、
キリ番手前の+40pipsの位置です。

これだと

・損切り：-15pips
・利食い：+40pips

となるので、
リスクリワードも十分ですよね。

では、その後の動きを見てみましょう。

なんとか運よく下がってくれて
利食いをすることができました。

こんな感じで、
単純な戻り売りのトレードは終了です。

いたって普通のセオリー通りのトレードですね。

「セオリー通りのトレードは通用しない」

なんてよく言われるのですが、
大衆心理を考えると
ちゃんと理にかなっているので、
普通に通用します。

ただ、だからといって、
やみくもにセオリー通りにやっても
勝率はあまり良くないのは確かです。

だからこそ、
大衆心理を考えながら
丁寧にトレードをしていくのが効果的なのです。

もし、大衆心理について
より詳しく知りたい場合は、
以下の記事も参考にしてみてください。
⇒FXでも相手の気持ちを考える事が重要です

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