大衆心理を考えながらのトレードと称した
普通のトレード。
今回のトレードは
下記チャート画像の黄色マルでエントリー、
水色マルで決済です。
ドル円15分足
それではこの時のトレードについて
簡単に解説していきます。
環境認識
まず、4時間足で見ると、
以下のようになっていました。
全体の大きな流れは下落トレンドです。
その為、4時間足レベルでは、
買いたい人よりも
売りたい人の方が多い状態です。
しかし、1時間足で見てみると、
直近の流れは以下のようになっていました。
ドル円1時間足
1時間足だと、
高安を切り上げているので、
上昇トレンドになっています。
よって、短期的には売りたい人よりも
買いたい人の方が多いと考えて、
この流れに沿って私も買いを狙っていきました。
更に、4時間足は下落トレンドですが、
1時間足をよく見てみると、
「これ以上は下がらずに一旦は上に行くかな?」
と感じる動きをしていました。
それが、
安値更新に失敗した動きが2回出たことでした。
まず1回目の安値更新失敗は、
下記チャート画像の黄色マルの箇所です。
1時間足を見ると、
直近で強く下落していますよね。
ということは、
売りたい人の方が多い状態です。
こんな強い下落が発生したら、
多くの相場参加者は、
「戻ってきたら売りたい」
と考えています。
だから、
一旦買いが入って反発してから
戻り売りが入ってますよね。
そして、戻り売りが入ってくるという事は、
そのまま安値を更新して、
下落トレンドが継続してもいいはずです。
それなのに安値を更新せずに、
戻り売りが入ってきた高値を
上抜けていますよね。
この安値更新失敗を見た時点で、
「一旦は下落の流れが終わるかも」
と感じました。
ただ、そうは言っても、
まだ下落トレンドのままなので、
どこかで売りが入ってくる可能性が
十分ありました。
その1つの目途が145円のキリ番です。
ということで動きを見ていると、
上記画像のように、
キリ番まで戻ってきました。
そしてキリ番での動きを見ると、
ちょっと上抜けたのですが、
そこから売りが入って下落しました。
こうなると、まだ下落トレンドなので、
このまま下落して
安値更新をしてもいいはずです。
それなのに、
またしても安値更新に失敗して反発しました。
これが2回目の安値更新失敗です。
しかもこの時は、
高値と安値を切り上げて上昇したので、
短期で見ると上昇トレンドになりました。
これを見た時に、
「けっこう下落の流れが終わったくさいな」
と感じました。
ただ、そうは言っても、
4時間足レベルではまだ下落トレンドなので、
1時間足のもう1つ大きな波で
高値と安値を切り上げて
上昇トレンドを作ってから買いを狙います。
因みに、ピンクラインの波が出るか、
再度安値更新をして
下落トレンドが継続するかのどちらかが出るまで
トレードは考えていませんでした。
なぜなら、
・全体の流れは下落トレンド
・短期で見ると上昇トレンド
といったように、
2つのトレンドの見方ができるので、
上昇を狙って買ってくる人と
下落を狙って売ってくる人の思惑が
ぶつかりやすくなるからです。
実際の動きを見てみても、
もみ合ってレンジっぽくなってますよね。
これは買いと売りが同じぐらいの量でぶつかって
戦っている証拠です。
このような場所でトレードをすると
買ってもダメ、売ってもダメになりやすいので
トレードは避けた方がいいです。
そして、その後の動きを見ていたら、
指標で一気に上昇して、
最初に考えていた、
もう1つ大きな波で上昇トレンドを作りました。
これによって、
短期的には買いが優勢になったので、
私もこの流れに沿って
買いを狙っていきます。
どこでエントリーをしていくか?
1時間足で上昇トレンドを作ったことで、
買いたい人の方が多くなったので、
買いエントリーを考えていくのですが、
「どこでエントリーをしていくか?」
という事を次は考えます。
私の場合は押し目買いがメインなので、
下がってきたら反発しそうな場所に
水平線を引いていきます。
今回の場面でザっと水平線を引くと、
以下のような感じで見てました。
上記の画像に引いた水平線のどこかで
反発をしたら買おうと思っていました。
因みに、もう1つ上の高値も
最初はサポートとして考えたのですが、
私の感覚からすると、
ここだと押しが浅いんですよね。
押しが浅いと私の経験上では
負けやすいので、
ここは除外しました。
ということで、
エントリーを考える場面は3つに絞りました。
そこからその後の動きを見ていると、
まずは第一のエントリーポイントまで
レートが下がってきました。
でも、そこでは反発せずに
そのまま下抜けてしまったので、
ここは見送りです。
次の狙いとしては、
もう1つ下のサポートラインになります。
上記画像を見ると、
次のサポートラインで反発してますよね。
本来ならそこで入っていたのですが、
その時間帯はすでに夜中の2時だったので、
エントリーはできませんでした。
もしエントリーしていたら
損切りになっていたと思うので、
そこはラッキーでしたね(笑)
で、朝起きてチャートを見たら、
以下のような位置にいました。
ドル円15分足チャート
うーん、何とも微妙な位置ですよね。
こうなっちゃうとよくわからないので、
第三のサポートラインまで来るのを待つか、
わかりやすいチャートパターンが出るまで待ちます。
その後の動きを見ていると、
以下のような感じでした。
これまた微妙な動きですよね。
こうなると何もできないです。
更にもう少しローソク足を進めてみましょう。
上に動きましたね。
この動きを見た時に、
「あ~上に行っちゃうかな」
「トレードはなしかな~」
という感じでした。
もし、ここから更に上がったら、
押し目買いを狙おうと考えたのですが、
すぐ近くにダブルトップのネックがあるし、
中途半端に上昇して戻って来られても、
ダブルトップを作って下落しそうでした。
だから、かなり微妙過ぎるので、
上昇したらトレードはなしと考えてました。
でも、その後の動きを見ていると、
以下のようになりました。
上記を見るとわかりずらいかもしれませんが、
私の中ではかなりハッキリした逆三尊の右肩です。
これによって、
・1時間足で上昇トレンド
・逆三尊で押し目の形
という流れが出てきたので、
買いが入ってくるだろうと判断して、
エントリーを狙っていく事にしました。
短期足でエントリーを狙っていく
逆三尊の右肩が出てきたら、
エントリーを狙っていくのですが、
私の場合は1分足を見て、
エントリーポイントを探っていきます。
この時の状態を1分足で見ると、
以下のようになっていました。
1分足では短期下落トレンドなので、
すぐには入りたくないんですよね。
入るにしても私の場合は、
ダブルボトムを作るか、
トレンド転換するなど、
売り勢が入りにくくなる形を作ってから
エントリーしたいんです。
ということでその後の動きをしばらく見ていると、
以下のような動きになりました。
ちょっと微妙ではあるんですけど、
1分足の戻り高値を上抜けたので、
1分足レベルではトレンド転換と見ました。
そしてその後に戻り高値付近で反発して、
・1時間足上昇トレンド
・15分足逆三尊右肩
・1分トレンド転換
といった根拠が揃ったので、
エントリーしました。
この時の損切りと利食いは、
下記チャート画像のような感じで
設定しました。
ドル円15分足
損切りは直近安値を少し下抜けた場所で-15pips。
利食いは直近高値とキリ番手前の+50pipsで設定しました。
これならリスクリワードも1:2以上あるので、
申し分ないです。
で、その後の動きは以下のようになりました。
ドル円1分足
エントリー後は少し逆行されちゃいましたね。
やっぱりちょっと微妙な位置でした。
それでも損切り位置までは届かずに
上がっていってくれたのでよかったです。
その後は時間をかけながら
ジワジワと上がっていってくれたので
運よく利食いできました。
利食い後の動きを見ると
どんどん上がって
「惜しいことしたかなー」
なんて思えるのですが、
何だかんだ言って、
最初から決めた位置で利食いをした方が
結果は安定するので十分です。
タラレバ言っても意味ないですからね。
ということで、
大衆心理を考えながらのトレードと称した、
普通のトレードでした。
それでも相場参加者の気持ちを考えながら
チャートを見ていけば、
単純なトレードでも十分通用しますよね。
それではまた次回のトレードで。
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