大衆心理を考えながらのトレード5【USDJPY】調子に乗った男の末路

 

大衆心理を考えながらのトレードと称した
普通のトレード解説を今日もしていきます。

今回は2回トレードをしました。

 

環境認識

まずはトレードをした時の
全体の流れから見ていきましょう。

ドル円4時間足

 

4時間足で見ると、
全体の流れは下落トレンドです。

その為、売りたい人の方が多く、
4時間足で見ると、
売りを狙っていくような状況です。

 

では次に、1時間足を見てみましょう。

ドル円1時間足

 

大きく見れば、
4時間足と同じく下落トレンドです。

だから、
売りを狙うような場面なのですが、
この時の段階だと、
まだ売りたくないんですよね。

売るにはちょっと中途半端な位置というか。

 

私の中では売るにしても、
1時間足でダブルトップを作ってから、
その戻りを売るイメージでした。

 

しかも、超短期で見ると、
高値と安値を切り上げて
小さく上昇トレンドだったんですよね。

 

15分足で見ると
意外にはっきりわかります。

ドル円15分足

 

この流れを見た時に、
短期的には買いで攻めた方が
勝率は高いかなと判断しました。

その為、今回は買いを狙っていきました。

 

どこでエントリーをしていくか?

次にどこでエントリーをしていくか?
という事になるのですが、
下記チャート内の赤ライン辺りで
買いを狙っていました。

ドル円15分足

 

まず上側のサポートラインで
買いを狙っていたのですが、
赤ラインまでレートが来た時には
午前11時半頃でした。

 

この時間帯だと15時以降までは
動きが出にくいので、
ちょっと微妙だなと感じました。

だから、ここでは入らずに
お昼ご飯を食べて昼寝しました。

 

そして、15時前に起きてから
チャートを見てみると、
以下のようになっていました。

 

狙っていた場所の付近まで
レートが落ちてきていました。

押しの具合も良い感じだったし、
時間的にもここから欧州が始まるので、
動きが出るだろうと判断して、
買う準備をしました。

 

短期足でエントリーを狙っていく

買いを狙っていくと決めたら、
あとは短期足を見ながら
エントリーを狙っていきます。

15時の時点で5分足を見ると、
以下のようになっていました。

ドル円5分足

 

5分足だと下落トレンドで、
戻り高値の箇所で、
微妙に抑えられていました。

 

だから、買うにしても、
一旦戻り高値を上抜けて
戻ってきてから買うか、
戻り高値を抜けずに下がってきても、
下げ止まって逆三尊の右肩が出来たら
買おうと考えいていました。

 

できれば逆三尊右肩の方が
エントリー位置が良くなって、
損切りも浅く済むので、
そっちがいいと思っていました。

 

そして、その後の動きを見ていると、
以下のようになりました。

 

逆三尊ぽくなってきましたね。

ここでもう一押し下落があれば、
キレイな逆三尊になるので、
1分足にして見ていたら、
以下のような動きになりました。

ドル円1分足

 

逆三尊の左肩に届かずに
上昇し始めました。

しかも、
この時は5分足の切り替わりの時間で、
5分足で見ると陽線になっていました。

ドル円5分足

 

だから、「まぁ、いいか」と思って
5分足の切り替わりで
買いエントリーをしました。

この時の損切りは、
逆三尊のヘッドの少し下の-15pipsです。

この位置に損切りを
-15pipsで設定できたから、
逆三尊がキレイにできなくても
入ろうと思えました。

 

利食いは
直近高値+キリ番手前の+30pipsでした。

これであれば、
リスクリワードが1:2になるので十分です。

 

そして、エントリー後の動きを見ていると、
珍しくほとんど含み損を抱えずに
上がっていって利食いになりました。

 

案の定、利食いをした後は
いつも通りそのまま上げていって、
少し悔しい思いをするという流れでした(笑)

これが1回目のトレードです。

 

2回目のトレード

2回目のトレードは、
1回目のトレードが終わってから
約4時間半後です。

その時の1時間足を見ると、
以下のようになっていました。

ドル円1時間足

 

相変わらず微妙な感じなんですけど、
高値と安値を切り上げて
上昇トレンドが継続している状態でした。

 

しかも、1時間足の押し安値まで
レートが戻ってきていたので、

「ここで一旦反発するかも」

と思って、また買いを狙いました。

 

ただ、押し安値までの
レートの戻り方を見ると
強い下落だったので、
すぐには入りませんでした。

ドル円15分足

 

このように強い下落で戻ってきた時って、
買いを狙っている人達は、

「下落の勢いが強いから
一旦、買わずに様子見をしよう」

と判断してくるので、
買いが入りづらい状態です。

 

その為、
すぐには反発せずに、
少なくとも、
ダブルボトムを作ったりして、

「これ以上、下には行かない」

という形が出ないと上昇しにくいです。

 

だから、私もこのような形が出るまで
しばらく様子見をしていました。

そしたら、時間が経つにつれて、
以下のようになりました。

ドル円5分足

 

押し安値付近でもみ合って、
逆三尊の右肩ができました。

しかも、両肩が揃った、
キレイな逆三尊の右肩です。

 

これを見た時に
1回目の利食いトレードが頭に浮かんで、

「お、これは良い形だ」

なんて感じて、
この次のローソク足で買いました。

 

この時の損切りと利食いですが、
損切りは前のトレードと同じく、
逆三尊のヘッドの少し下の-15pipsです。

利食いはキリ番+三尊右肩の手前の
+40pipsに設定しました。

これならリスクリワードも十分です。

 

そして、エントリー後は
少し逆行されたのですが、
運よく上がっていってくれたので、

「これはまた利食い来ちゃうかー」

なんて調子に乗っていたのですが、
その後の動きが以下のようになりました。

 

あっさり損切りです。

やっぱり調子に乗るとダメですね。
天罰が下りました(笑)

せっかく前のトレードで+30pips取ったのに、
2回目のトレードで-15pipsやられて、
トータルで+15pipsに終わってしまいました。

 

エントリーまでは根拠もあって
悪くなかったので、
損切りは仕方ないです。

ただ、全体の流れが下落トレンドなので、
無理にやる必要はなかったかなと。

 

1回目の利食いトレードと
同じような形が出たので
良いイメージが先行して
エントリーしちゃった感じです。

という事で今回は、
調子に乗ったせいで
後味が少し悪い終わり方になりました(笑)

 

それではまた次回のトレードで。

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もし、大衆心理の読み方を
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以下の記事から読んでみてください。
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