FX経済指標は、
大きく動くことで有名ですよね。

雇用統計なんかは、
一瞬で100pips以上動くこともあります。

 

特にFOMCや政策金利は思惑で動いて、
要人の発言で更に動くので、
めちゃくちゃ乱高下しますよね。

こんな経済指標ですが、
中には一発当ててやろうとたくらんで、
必死に勉強する人がいますが、

 

はっきり言って無駄です

 

実は私もFXの経済指標の
勉強をしていたのですが、
トレードには意味がなかったです。

 

未来は誰も当てることはできない

実際に私自身も昔、
過去5年分の各経済指標の予想と
結果をかき集めて、

「今日の指標ではどっちに動くのか?」

というを必死に勉強して予想してました。

 

それで、

「前々回は予想より強い、
前回は予想より弱かったので、
今回は予想より強いと見てロングだ!」

なんて経済指標発表前に
全力買いしてたのですが、

 

結果は反対で強制ロスカット(笑)

 

もうね、マジで馬鹿すぎました。

 

FXの経済指標なんて、
いくら勉強して予想を立てたとしても、
結局当たる確率は50%です。

要するに予想より強いか、
それとも弱いかの二択ですからね。

 

しかも、仮に予想が当たったとしても、
それは事前に織り込み済みで、
“材料出尽くしで逆に動く”
なんてことも普通にありますからね。

 

結局、未来は誰にもわからないので、
経済アナリストとか専門家にならない限り、
FXの経済指標を勉強するのは無駄です。

少なくともFXトレーダーでいる内は
こんなことを勉強しなくても良いです。

 

指標はトレードをしない方がいい

しかも、FXの経済指標だと、
発表前はスプレッドが広がるし、
発表後は乱高下するので、
基本的にトレードはしない方が良いです。

 

あの激しい動きの中でトレードをしても、
値動きに翻弄されて、
無駄な損切りを繰り返すだけです。

 

実際に私自身も、
FXで結果が出ていない内に始めたら、
案の定、値動きに翻弄されて、

・上がっては買い
・下がっては売り

というのを繰り返し続けて
30万の資金を
全て溶かした経験があります。

 

その為、FXの経済指標は、
基本的に勉強もしなくていいし、
トレードもしなくていいです。

 

ただ、大きく動く指標だけ覚えておいて、
“その指標の前後はトレードをしない”
とルールを作っておくといいでしょう。

 

FXの経済指標で稼ぐことはできる?

たった今、”指標トレードはしなくていい”
と伝えたばかりなのに、
指標で稼ぐことができるのか?
というのは矛盾していますが、
一応、慣れれば稼ぐことはできます。

 

特に相場参加者の心理を考えながら
スキャルピングができると、
実は指標トレードは意外に美味しいです。

なぜなら、
短期間で大きく動いてくれれば、
比較的簡単に利益が取れるからです。

 

例えば下記画像の赤枠を見てください。

 

これは雇用統計のチャートなのですが、
物凄く大きく動いてますよね。

 

指標で大きく動いた時というのは、
結構チャンスで、大衆心理を使って
ローソク足の勢いを見ることができれば、
比較的簡単に高勝率で、
利益を取ることができます。

 

例えば、下記画像の赤マルで、
私はエントリーして青ラインで利食いしました。

 

この時の雇用統計は、
計4回トレードしたのですが、
たまたま全て利食いできて、
合計で+71pipsでした。

スキャルピングで、
これだけ取れれば上出来ですよね。

 

1回目は、
完全にローソク足の勢いだけで入りました。

21時31分にローソク足が切り替わって、
下に行く勢いが弱くなって、
直近の安値を更新できなかったので、
買いエントリーです。

ただし、大きく下げていたので、
欲張らずに利が乗ったら決済で+18pips

 

次は前の足が安値更新をできずに、
大陽線で終わったので、
一旦は上昇すると見て、
上げ始めたところで再度買いエントリー。

しかし、大きく下げた時は、
第二波が来ることが多いので、
ここでも一旦利食いで+13pips。

 

3回目は第二波が来た後に、
安値更新できなかったので、
また、買いでエントリーして、
ここも欲張らずに+20pipsで利食い。

 

最後はもみ合った後に上ヒゲを連発して、
ソーサートップのように、
ゆっくり高値を切り下げていたので、
上に行く力がないと見て、
下げ始めたところでエントリー。

直近の安値更新を狙おうかと思ったけど、
含み益が+20pips乗ってたので、
十分だと思い+20pipsで利食い。

 

このように大きく動いてくれれば、
ローソク足のでき方を見ながら、
大衆心理のテクニックを使って、
普通にトレードをすることができます。

ただし、経済指標時は動きも早いので、
損切りを徹底しないと、
一瞬で大きな含み損を抱えます。

 

しかも指標トレードは、
ローソク足の勢いを見る必要があるので、
かなり高度な技術と訓練が必要です。

だから、いくら私が”簡単”
と言っているからといって、
安易に手を出すと大火傷をします。

 

指標トレードに慣れていない内は、
デモで動きのスピードを
体感してみてください。

最初の内は怖くて仕方ないですから(笑)

 

重要な経済指標はどれ?

因みに、経済指標の中でも、
大きく動く重要な経済指標があります。

 

そしてその指標が、

・雇用統計
・政策金利
・消費者物価指数
・小売売上高
・GDP

といった指標です。

 

更に、これらの指標は、

・ドル円
・ポンド
・ユーロ
・オージー
・カナダ

といった各通貨で存在するので、
実は大きく動く指標というのは
けっこうな数存在します。

 

因みに、ニュージ―ランドも
大きく動きますが、
朝5時とか6時台なので、
とりあえず気にしなくていいでしょう。

 

ただ、これらの経済指標は、
FXのトレードで重要というだけで、
実際の経済で重要な指標は、
ちょっとよくわかりません(笑)

もし、経済の勉強をしたいとか、
アナリストになりたいなどであれば、
ご自身で調べて勉強してみてください。

 

私自身はFXトレーダーなので
指標の中身よりも、

“この指標は大きく動く(動かない)”

というので判断してるだけなので。

 

指標に関係なく大衆心理の勉強はオススメ

大衆心理を使えば、
“FXで指標トレードは稼げる”
なんて強気な発言をしましたが、
別に経済指標でなくても、
トレード全てにおいて
大衆心理を使うのは有効です。

 

なぜなら、FXのチャートは、
相場参加者の心理によって
作られているからです。

その為、大衆心理の勉強をして、
チャートの動きを読めるようになれば、
必然的にトレードの精度が上がります。

 

だから、もしあなたが、
トレンドが読めて、水平線も引けるのに、

“なかなか上手くトレードができない”

と悩んでいる場合は、
大衆心理を勉強してみると、
あなたの潜在能力が
一気に開花するかもしれません。

 

もし、大衆心理について
勉強してみたい場合は、
以下の記事も読んでみてください。
FXでも相手の気持ちを考える事が重要です

 

逆に自分の中で、
トレンドの判断や水平線の引き方が
曖昧だと感じている場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。
FXの効果的な勉強方法とは?まずやるべき事は環境認識から!

効果的な水平線を引く際のちょっとしたコツとは?

 

まとめ

FXの経済指標は、
トレーダーである限り、
勉強はする必要はないと思います。

 

結局指標の勉強をしたところで、
結果は強いか弱いかの二択です。

それに、重要な経済指標だと、
スプレッドも広がるし、
大きく動いて乱高下をして、
やるだけ損をする確率も高くなるので、
やらなくていいです。

 

もちろん、できない事はないですが、
大衆心理を読む必要があるし、
物凄い訓練も必要なので、
指標トレードをするとしても、
普通のトレードで結果が出てからです。

 

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