何かを新しく勉強する時によく使うのが、
“ですよね。

私たちは“勉強=本”という考えが、
小さい頃から染み付いているので、
本で勉強するのが当たり前になっています。

FX勉強もそこから外れずに、
チャートの見方を解説する本が
大量に出回っています。

 

ただ、私からすれば、FXに関して言えば、
チャートの見方を本で勉強するのは
無駄だと思っています。

もちろん、
パンローリングから出ている本など、
良書はたくさんあるのですが、
私が読んできた中で「これがバイブル!」
という本は特にありません。

読んでいて「面白いな~」ぐらいですね。

 

そこで今回は、チャートの勉強は
本でする必要がない理由について
私の考えをお伝えしていきます。

 

本によって言い回しが違う

FXに関する本はたくさんあって、
実際に読んでみるとわかるのですが、
本によって言い回しが違うので、

「これってどういうこと??」

っていう事がよく起こります。

 

しかもFXのチャート解説本って、
本によって言い回しが違う事が多く、
いちいち自分の知っている用語へ
変換する必要があるので、
実は読み切るのにかなり疲れます。

 

例えば、押し目、戻し目をプルバックと呼んだり、
チャートの形をセットアップと呼んだりで、
その言葉を自分の言葉に変換する必要があるので、
そこでいちいち思考が止まるんですよね。

 

そうなると、

「この言葉は何のことだ?」
「あ・・・この事か」

なんて毎回読むのが止まってしまい、
内容が頭に入りづらくなって、
結局、読むのが面倒くさくなって、
挫折しやすくなります。

 

だから、個人的には
チャートの見方を
“FXの本で勉強するのは必要ない”
と思っています。

 

良書は海外の本に多いので読むのが大変

FXの本って実は良書は
海外の本である事がほとんどです。

これは海外のFXのレベルの高さに関係するので、
ある意味当然なのですが、
そうなると、使う言葉も英語が多く、
翻訳者のレベルによって質がかなり左右されます

 

中には物凄い良書なのに、
翻訳者がFXの事をわかっていないせいなのか、

「そこ、直訳しちゃダメだろ」

っていう部分が多くて、
“本当に言っている事の半分も伝わってない”
なんていう本もあります。

 

だから、
FXの本でチャート勉強をするとしても、
海外の原本をそのまま英語で、
読んだ方がいいでしょう。

しかし、そうなると、
今度は英語力が必要になるし、
読むのにも時間が掛かって挫折しやすいので、
やはり私個人としては、
本でのチャート勉強はいらないと思います。

 

それに、英語の本を取り寄せるにも
時間が掛かるし、
値段もけっこう高いですからね。

私も1度だけ海外から
直接取り寄せたことがあるのですが、
届くのに2ヶ月ぐらい掛ったし、
本の値段も1万円を超えてましたから。

 

基本的に本の知識はネット上で手に入る

今では、インターネットが普及しているし、
無料で見れるブログや動画でも、
すごく有益な情報が手に入ります。

むしろ、ネット上の情報には、
本では手に入らない情報が
手に入る事もあります。

 

特にチャートの動きを勉強する場合、
画像や動画での解説が必要になるので、
本での小さくて見にくい画像よりも、
ネットの方がずっと見やすいです。

このようなことを考えても、
FXでのチャートについて勉強するなら、
本でなくても十分できます。

 

FXの本でチャート勉強をするとしても、
完全なFX初心者が、
ローソク足の見方を覚えるぐらいで十分です。

ただ、ローソク足の見方なんて、
ネット上にタダでわんさか載っているので、
それを見るだけで十分なんですけどね。

 

チャートを勉強するならリアルチャートが一番

チャートについて勉強するなら、
やはりリアルチャートを見るのが一番です。

本を読んでいる時間があれば、
リアルチャートを見ていた方が、
1,000倍勉強になります。

 

なぜなら、実際にトレードをする際は、
上下に動くチャートを見ながら、
エントリーや決済をするわけです。

 

それであれば、
リアルチャートを見ていた方が、

・値動きの激しさ
・相場の雰囲気
・先が見えない状態での判断の仕方

といったことがわかるので、
圧倒的に勉強になります。

 

やはり、FXに限らず、
どんなことであっても机上の空論よりも、
リアルを体感した方が勉強になります。

だから、私個人としては、
チャートについて勉強するなら、
本は特に必要ないと思っています。

 

チャートについて勉強するなら何を学ぶべき?

FXでチャートについて勉強するなら、

・全体の流れを読む
・反転する場所を学ぶ
・相場参加者の心理を学ぶ

といったことをすれば、
十分だと私は考えています。

 

全体の流れを読む

FXの場合、

・上昇トレンド
・下落トレンド
・レンジ

といったように、
全体の流れを表す、
トレンドが存在します。

 

そして、
FXで安定した結果を出し続けるには、
全体の流れに乗ったトレードが鉄則です。

このトレンドに乗る事で、
勝率が高く、利益が伸びるトレードができます。

 

だから、まずは、
全体の流れを読む勉強をすべきです。

もし、全体の流れを読む方法について
もう少し詳しく知りたい場合は
以下の記事も参考にしてみてください。
FXの勉強方法を知りたい?じゃあ、まずは環境認識から!

 

反転する場所を学ぶ

チャート上には、
何度も反発する場所があります。

例えば、下記チャート画像の
黄色マルのような場所です。

 

その為、このような場所が認識できれば、
反転しやすい場所でエントリーができるので、
勝率を上げる事が可能になります。

この反転しやすい場所を見つける力を
全体の流れを読む力と合わせれば、
より勝率が高く、利益が大きく取れる場所で
トレードができるようになります。

 

よって、全体の流れを読めるようになったら、
次は反転しやすい場所を見つける訓練を
した方がいいでしょう。

もし、反転しやすい場所を
簡単に見つけれるようになりたい場合は、
以下の記事も参考にしてみてください。
効果的な水平線を引く際のちょっとしたコツとは?

 

相場参加者の心理を学ぶ

これは全体の流れを読む力と
反転する場所を見つける力が
備わってから学ぶのがベストです。

 

FXのチャートというのは、
人間の心理によって作られています。

 

その為、相場参加者の心理を
読めるようになれば、

「次にどっちへ動きやすいのか?」

といったことがわかるようになるので、
トレードの精度が上がります。

 

しかし、相場参加者の心理を読むには、

・トレンドを読む力
・反転しやすい場所を見つける力

といったものが備わっていないと、
間違った解釈をしてしまい、
逆に混乱を引き起こすことになります。

 

だから、これに関しては、
最後に勉強するのでOKです。

もしあなたが、トレンドが読めて、
効果的な水平線を引けるなら、
以下の記事から読んでいくと、
相場参加者の心理について、
勉強することができます。
FXでも相手の気持ちを考える事が重要です

 

追記

最近、大衆心理に関する
FXの本を読んだのですが、
なかなか良かったです。

その為、大衆心理を勉強するなら、
コチラの本を読むのもオススメです。

 

まとめ

今回は、FXでのチャート勉強に、
本は必要ない理由について、
私の考えをお伝えしてきました。

 

私たちは昔から勉強をする時は
本を使って勉強をしてきました。

その為、FXの勉強をする際も
「本が良いのでは?」
と思うかもしれませんが、
FXに関しては、そこまで重要ではないと
私は考えています。

 

特にチャートの場合は、
常に動く生き物と同じなので、
リアルチャートを見て勉強した方が、
相場の雰囲気などもわかるので、
本で勉強するよりも効果的だと思います。

 

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