FXでは何かにつけて、暴落が起きやすく、
その度に大損する人が大勢います。

毎回暴落が起きると、
「30年に1度の暴落!」
なんて言われるのですが、
数年ごとに起きてますよね(笑)

 

私がFXを始めてから、

・スイスフランショック
・英国のEU離脱
・トランプショック
・フラッシュクラッシュ
・コロナショック

といったような、
暴落相場が起きてますから。

 

そんな暴落相場では、
必ず大損する人がいるのですが、
そのような人達には共通点があります。

その辺りを今回は書いてみようと思います。

 

損切りを設定してなくて大損

FXで○○ショックのような、
暴落相場が起きた時に大損する人は、
損切り設定をしてない人が実は多いです。

 

例えば、2019年1月3日に
フラッシュクラッシュと呼ばれる、
謎の暴落が発生しました。

 

この時の状況は、
コチラの記事でも書いたのですが、
この暴落が起きた際にツイッター内で、

「ロスカットされて800万の大損です」
「2,000万の大損をしました」

といった書き込みが大量に出て、
一時、ツイッターのトレンドに
“ロスカット”という言葉が載るくらい
騒然としていました。

 

これを見た時に、
損切り設定をしていない人の多さに
ものすごく驚いた記憶があります。

しかも、特に驚いたがのが、
資金が1,000万近くあるような人が
損切り設定をしていなかったことです。

 

損切りというのは、
損失を拡大させないため、
資金を守るための保険です。

これができないと、
FXで安定して勝てるようにはなりません。

 

FXでお金を増やすには、
利益に着目するよりも、
損失を食い止める事に着目すべきです。

損を最小限に食い止めていれば、
資金は増えていきますから。

 

私も、過去に1,000万以上の
大損をした経験があるのですが、
損切りがちゃんとできていれば、
こんなことは起きませんでしたから。

関連記事:FXで失敗して1000万失った先には地獄が待っていた

 

損切りさえ設定しておけば、
○○ショックなどの暴落が起きても、
資金を全て失うということは、
あまり起きません。

このような暴落相場は、
本当にいつ起きるかわからないので、
トレードをする際は
必ず損切りを設定しましょう。

 

マイナーな通貨でトレードをして大損

これも私の周りで大損した人に多いのですが、
流動性の低いマイナーな通貨で、
トレードをしていると、
暴落時の大損リスクが非常に高まります

 

これはスイスフランショックの時に、
話題になったのですが、
流動性が低いと、暴落が起きた時に
レートが飛んでしまうので、
損切りを設定していても約定してくれません。

 

例えば、110円でエントリーして、
109円に損切りを設定していても、
流動性が低いと、暴落したときに
レートが飛んでしまい、
109円で損切りされずに、
105円とかで損切りされてしまいます。

 

なんでこんな事が起きるのかというと、
損切りの逆指値というのは、
設定したレートで損切りされるのではなく、

「設定したレートに到達したら、
成行で注文を執行しますよ」

という機能になっています。

 

その為、109円に損切りを置いていても、
暴落でレートが飛んで、
105円という値が付くと、
その時に成行注文が発動します。

これによって、
105円で損切りが執行されて、
予定外の大損をしてしまうのです。

 

こうなってしまうと、
いくら損切りを設定していても、
意味がなくなってしまいます。

だから、マイナー通貨で、
トレードをするのは、
出来る限り避けた方がいいです。

私もこれが怖いので、
ドル円やユーロドルなど、
メジャーな通貨でしかトレードしません。

 

因みに、
このような感じで大損をして
自己資金以上の損失を出した場合、
マイナス分は追証になって
支払う必要があります。

要は借金を抱えるわけです。

 

暴落時にマイナーな通貨は
このようなことが
起きやすくなるので
注意しておきましょう。

 

逆張りでトレードをして大損

暴落が起きて大きく下がると、

「これだけ下げたら
そろそろ反発するだろ」

なんて考えてしまい、
逆張りでトレードをする人が増えます。

 

しかし、このような場合に
逆張りトレードをしても、
どんどんレートが下がっていき、
大損する可能性の方が高いです。

 

暴落するということは、
買いポジションを持っていた人達が
パニックを起こして
次々と損切りをしている状態です。

そのような状態の中で、
安易に逆張り買いをしても、
損切りの波に飲み込まれて
自分も損切りになるだけです。

 

しかも、先程もお伝えしたように、
暴落時というのは、
損切りを設定しておいても、
レートが飛びやすいので、
予想以上の損を出すことが多いです。

 

ですから、暴落相場では、
逆張りはしない方がいいです。

むしろ、トレード自体を
しないようにするのが
一番安全な方法だったりします。

 

仮に逆張りでトレードをするにしても

・損切りを徹底する
・利食いは無理に伸ばさない

というのを心掛けて
トレードをしていきましょう。

 

関連記事
FXで急騰・急落時の逆張り手法を使う際の注意点とは?

FXで順張りと逆張り時の水平線の使い分けはどうすればよい?

 

万が一の暴落に備えるには?

暴落というのは、
いつ起こるかわからないから
暴落が起きるわけです。

その為、
暴落を予想する事は不可能で、
対策のしようがないのですが、
万が一の暴落に備えるなら、
海外のFX業者を使うのが良いかもしれません。

 

なぜなら、海外のFX業者の場合、
ゼロカットという制度があるからです。

 

このゼロカットとは、
暴落などで相場が大きく動いて、
自己資金以上の損失を出した場合、
マイナス分を補填してくれる制度です。

国内のFX業者を使っていると、
自己資金以上の損失が出た場合、
追証となって、
マイナス分はFX業者への借金になり、
支払う必要があります。

 

しかし、海外のFX業者なら、
ゼロカット制度があるので、
借金分がチャラになります。

 

実際にスイスフランショックでは、
国内のFX業者を使っていた人達は、
数百万から数千万の借金を背負いましたが、
海外のFX業者を使っていた人達は
借金を免れることができました。

 

その為、もし暴落相場による
借金が怖いのであれば、
海外のFX業者を使うのが良いかもしれません。

 

もし、オススメの海外のFX業者を
知りたい場合は、
以下の記事で紹介しています。
海外のFX業者を使う場合のオススメの業者は?

 

とにかく損切は最低限設定しよう

暴落相場が起きると、
損切りが間に合わずに
想定外の損失を受けることもあります。

ですが、損切り設定をしておけば、
マイナーな通貨を取引しない限り、
資金を全て失うということは
かなりの確率で避けることができます。

 

その為、FXでトレードをする際は、
とにかく損切り設定だけは
最低限するようにしましょう。

資金は全て失わなければ、
時間が掛かったとしても
復活することはできますから。

 

もし、自分のトレードに対して、
損切り位置がわからない場合は、
以下の記事も参考にしてみてください。

自分の手法に合った損切り幅を見極める方法とは?

FXで損切りを小さく抑える方法なら大衆心理を使ってみよう!

 

まとめ

今回は、

「FXの暴落相場で大損する人の共通点」

ということで記事を書いてきました。

 

もちろん上記で書いた以外にも、
大損するパターンはあるのですが、
私の周りや私自身の経験で一番多いのが、
上記のパターンです。

 

FXでは
「絶対に安全」というのはありません。
常に危険と隣り合わせです。

 

だから、常に暴落のリスクを考えながら、

・損切り設定をちゃんと入れる
・マイナー通貨でのトレードを避ける
・変な逆張りをしない
・資金を多く入れすぎない

などのリスク管理をしっかり行いましょう。

 

そうすれば、
少なくとも全ての資金を失ったり、
借金を抱えるようなことは
避けられる可能性が高いです。

 

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