ついに来た毎月1回の大イベント!

米雇用統計の動きを大予想します!

 

なんて大げさに言ってみましたが、
FX値動き予想をしても、
何の意味もないんですけどね。

 

このことは、
コチラの記事でも書いたのですが、
変に値動きを予想しても、
先入観が入ってしまうので、
それが逆に損失につながったりもします。

 

だから、ここでは、失業率や、
雇用者数の増減値を予想するのではなく、
発表後の動きに対して、
「どうやってトレードしていくのか?」
というFXトレード戦略を書いてみます。

 

本日の雇用統計をトレードする際のシナリオは?

本日は2017年4月7日ですが、
雇用統計をトレードする際の
予想というかシナリオを考えていきましょう。

 

まず、私の場合、
4時間足で全体の流れと、
直近のサポレジを見て、
値動きのイメージを予想します。

今、4時間足を見るとこんな感じです↓↓

 

4時間足で全体の流れを見ると、
下落トレンドですよね。

だから基本的には売り戦略でいきます。

 

そしたらここに今の現在値から、
雇用統計の値幅を考えて、
サポレジラインを簡単に引きます。

こんな感じです↓↓

 

恐らく、予想値よりもすごく良くない限りは、
上に動いたとしても、
上の赤ライン2つの中で、
値動きは収まると思います。

 

下はとりあえず、
直近の安値に引いておくだけです。
この安値より下は目立ったサポートがなく、
下がスカスカなので。

 

そして、次に1時間足を見てみます。

 

うーん・・・
1時間足を見ると、
今いる位置は中途半端ですね。

これだと雇用統計で
値動きがどっちかに出て、
赤のラインに来るまでは、
何もしない方が良さそうですね。

 

一応キレイにトレンドラインが引けるので、
それも引いておきましょう。

現在地からトレンドラインまで、
今だと40pipsぐらいあるので、
上に動きがあった時に、
ここで止まる可能性もあるので。

 

とりあえず、上でも下でもいいんで、
予想から離れた数値が出て欲しいですね。

今の中途半端な位置だと
指標発表後に大きな動きが出ないと、
トレードできそうなラインまで
レートが来なそうですから。

 

とはいえ、
準備は基本的にこれだけで終了です。

あとは雇用統計発表前までに、
レートがどこまで動いているかを見て、
売りか、買いかの戦略を立てます。

 

上へ動いた時のトレード戦略

因みに今の私の戦略としては、
このままのレートで推移して、
発表時に予想より強くて上に動きがあったら、
黄色のトレンドラインで売り。

黄色のトレンドラインを強く抜ければ、
真ん中の赤ラインで売り。

 

ただし、真ん中の赤ラインを
実体で強く抜けたら、
レジサポ転換の法則を使って、
真ん中の赤ラインで押し目買いを狙います。

その時の利食いの目安は一番上の赤ライン。

 

そして、一番上の赤ラインまで来たら、
再度、上げ止まりを確認して売りで入ります。

 

もちろん値動きの勢いを見ながら、
エントリーをしていくので、
ラインに来たからと言って、
バチンとエントリーする事はしません。

あくまでも、そこで値動きが止まったり、
反転のサインを見せたらエントリーです。

 

良く見ると、全然単純な戦略ですよね。
でも、こんな単純でも普通に勝てます。
FXなんてそんなものです。

 

下に動いた時のトレード戦略

次に雇用統計の予想が悪く、
下に動いた場合ですが、
この時も戦略としては単純です。

 

まず、今の位置にレートがいる場合は、
指標発表後に下へ動いて、
一番下の赤ラインで下げ止まりを見せたら、
短期的に逆張り買いをします。

ただ、全体の流れは下なので、
利食いは直近のレジスタンスまでで十分です。

 

欲張って利益を伸ばそうとすると、
レートが戻ってきて損切りになるので。

 

このような全体の流れが下の時に
買う場合は欲張らずにすぐに利食いです。

むしろ、基本的には
売るポイントを探していきます。

 

もし、雇用統計の予想値が相当悪くて、
一番下の赤ラインを強く抜けたら、
そのラインを背にして売っていくだけです。

 

しかも、一番下の赤ラインを下抜けると、
次のサポートラインまで、
200pips以上あるので、
もしかしたら、すんなり下がるかもしれません。

 

このような感じで、
今日の雇用統計の戦略を立ててみました。

仮に下に動いた場合も、
戦略としては普通ですよね。

 

追記:発表後の結果

結局その後、
どう動いたかというと、
以下のような感じでした。

ドル円1時間足

 

珍しく、予想通りに動いてますね(笑)

発表後は下に動いたのですが、
下限のサポートラインで反発して、
上側のレジスタンスラインで反落です。

 

だから、シナリオ通りに、
サポートで限定的に買って、
レジスタンスラインで売って終了です。

 

結局、結果としては、

・買い:+15pips
・売り:+40pips

といった感じになりました。

 

2回のトレードでこのぐらい取れれば
私的には上出来ですね。

 

雇用統計はどっちに動くかの予想は必要ない

上記では、雇用統計発表後の
トレード戦略をお伝えしました。

 

ですが、戦略とはいっても、

・全体の流れを確認
・サポレジラインを引く
・値動きを見ながらエントリー

といったように、
たった3つのステップです。

 

FXで結果が出ていない人を見ていると、
雇用統計の予想値ばかりを気にして、
その後の値動きを、
イメージしていない事が多いです。

だから、発表直前にポジションを持ったり、
「大きく動いた後に怖くて入れない」
なんてことが起きやすいです。

 

しかし、デイトレードをするような場合、
雇用統計の予想値は
特に気にする必要はなく、
事前にしっかり値動きをイメージしておけば、
冷静にトレードができて、
利益を出すことができます。

 

逆に無理にスキャルピングのような
短期トレードをしようとすると
早い値動きに翻弄されて
損切りを繰り返す可能性があります。

その為、自分のトレードスタイルが
スキャルピングでない限りは、
無理にやらない方がいいです。

 

実際に私自身も
FXで1,000万以上の損失を出したのですが、
この時の原因がスキャルピングでしたから。

もし、この事について
詳しく知りたい場合は
以下の記事も読んでみてください。
私がFXで失敗して1000万を失った原因は1分足にあった!

 

どんな動きでも止まるところでは止まる

FXでは指標発表があろうが、
暴騰・暴落があろうが、
止まるべきポイントでちゃんと止まって、
反転する事がほとんどです。

 

今回の場合も、
目立った高値と安値に
水平線を引いただけです。

 

これをやっておくだけでも、
大きく動いたからといって、

“焦って飛びついてしまい損をする”

なんてことを防ぐことができるし、
比較的簡単に利益を出すことができます。

 

その為、雇用統計だからといって、
変に肩に力を入れて
予想なんてしなくていいのです。

 

もし、水平線の引き方について
よくわからない場合は、
以下の記事でちょっとしたコツを
解説しているので読んでみてください。
効果的な水平線を引く際のちょっとしたコツとは?

 

まとめ

今回は、

“今夜の雇用統計の動きを大予想!”

なんて大それたタイトルでしたが、
いたって普通でしたよね。

 

基本的に雇用統計では、
予想値を見て、

「上(下)に動くだろう」

なんてことを考える必要はなく、
事前にシナリオを考えておき、
発表後の動きを見ながら
トレードをするので十分です。

 

ということで、
今夜の雇用統計も肩肘張らずに
いつもの自然体で
トレードをしていきましょう。

 

因みに2月の雇用統計のトレード内容は、
以下の記事で読めます。
FXで経済指標の勉強?それ、ほとんど意味ないですよ

 

先月の雇用統計のトレード内容についても、
書いたと思ったんですけど、
その記事が見つからないので、
2月のになっちゃいました(笑)

それでも、トレード方法としては、
何も変わらないので、
よければ参考にしてみてください。

 

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