FXでは必ずと言って良いほど、
ほとんどの人がポジポジ病に掛かります。

 

私の場合も、重度のポジポジ病で、
特に損切りになると切れて、
すぐにエントリーをしなおす。

そして、また損切りして、
すぐにエントリーをしなおす。

という事をひたすら繰り返して、
最後は大損という経験を何度もしました。

 

このように、
ポジポジ病が癖になっている場合、
1時間足以上のデイトレにすると、
ポジポジ病を減らすことができます。

その理由を今回はお伝えしていきます。

 

ポジポジ病が発生する主な理由

ポジポジ病は、
スキャルピングをすると、
特に発生しやすくなります。

 

なぜなら、上下に激しく動く
1分足の動きに翻弄されて、
損切りを連発するからです。

ポジポジ病が高確率で発生する時って、
損切りをした時になります

 

損切りをして悔しくて、
その損を取り返そうとして、
すぐにエントリーしなおす。

というのが、
大元の原因である事が非常に多くあります。

 

1分足などで短期トレードをすると、
「2~3pipsなら簡単に取れる」
という間違った考えから、
エントリー回数が増えます。

 

FXはエントリーすればするほど、
チャンスが増えるのではなく、
リスクが増えます。

つまり損切りをする回数も多くなり、
それがポジポジ病につながります。

FXで勝てていない人は、
特にこの傾向が出やすくなるので、
ポジポジ病になりやすくなります。

 

1時間足以上のデイトレは値動きがゆっくり

ポジポジ病をなくす為には、
1時間足以上のデイトレに変更するのが
非常にオススメです。

 

なぜなら、
1時間足以上のデイトレの場合、
ローソク足の値動きが
非常にゆっくりになるので、
エントリーしたい衝動が激減します

 

実際にやってみるとわかりますが、
1分足を見ていると、
上下に激しくレートが動くことから、

「今買えば利益になりそう」
「今売らないと利益を逃しそう」

なんて色んな衝動に駆られて、
跳びつきエントリーをしやすくなります。

 

でも、1時間足以上のデイトレにすると、

「これ本当に動いてるのか?」

というぐらい遅く感じて、
かなり冷静に相場の動きを見れるので、
エントリーしたい気持ちが
物凄く抑えられます。

 

だから、
ポジポジ病で苦しんでいる場合は、
まずは見ているチャートの時間軸を
1時間以上に変更してみると良いでしょう。

そして、トレードスタイルを
1時間足以上のデイトレへ
変更すると尚良いです。

 

エントリー回数を減らせる

1時間足以上のデイトレになると、
値動きがゆっくりになることから、
エントリーポイントに来るまでも
時間が掛かります。

 

つまり、
エントリー回数が減ることになるので、

「常にポジションを持っている」

といったことがなくなります。

 

こうなると、
更に冷静にトレードができるようになり、
ポジポジ病の解消につながっていきます。

 

しかし、1時間足以上のデイトレだと、
短期トレード比べた場合、
トレード回数が極端に減ります。

大体、平均して、
2~3日に1回がいいところです。

 

こうなると、
今まで大量にトレードしてきた分、
急にトレードができなくなると
イライラする可能性が高くなります。

本来であれば、
FXで安定した結果を出したいなら、
ここは気合で耐える必要があります。

 

でも、あまりにも耐え過ぎて、
我慢の限界で爆発してしまったら、
元も子もありません。

その為、このストレスを抑える為に、
トレード対象通貨を
複数にすることがオススメです

 

FXの場合、全ての通貨が
同じ動きをするわけではありません。

相関、逆相関関係が働くので、
それぞれが別の動きになります。

だから、トレード対象を
複数通貨にすることで、
トレード回数を補うことができます。

 

こうすることで、
ほどよいトレード回数になるので、

「トレードしたい」

という欲求をある程度解消しながら、
ポジポジ病を抑えることが可能になります。

 

損小利大のトレードができるようになる

スキャルピングなどの
短期トレードをしていると、

・利食い:2~3pips
・損切り:-10pips

といったように、
“利益は小さく、損切が大きい”
というスタイルになりやすいです。

 

このトレードスタイルだと、
たった1回損切りをしただけで、
損失を取り返すのに、
5連勝以上する必要があります。

 

この損大利小のトレードが

「損を取り返さなきゃいけない!」

という焦りを生むので、
ポジポジ病が起きやすくなります。

 

一方で、1時間足以上のデイトレにすると、
損切り幅も大きくなりますが、
1回で取る利益がそれ以上に大きくなるので、
損小利大のトレードができるようになります。

 

大体、1時間足ぐらいだと、
1回のトレードで、

・利食い:+50~100pips
・損切り:-20~40pips

といったぐらいが平均です。

 

その為、1回負けたとしても、
1回勝つだけで、
損失を取り返すどころか
プラスの収益にもっていくことができます。

こうなると、勝率が50%でも、
トータルでかなりのプラスになるので、
気持ち的にも余裕ができ、
それがポジポジ病の軽減につながるのです。

 

待つことを覚えることができる

FXはトレード回数を増やすほど、
チャンスが増えるかと思いきや、
損をする可能性の方が増えます。

 

そもそも、
スプレッドが発生するので、
エントリーした時点で
マイナスの損失から始まります。

だから、短期トレードをすると、
エントリーが増えるほど、
損失も積み重なっていきます。

 

その為、
FXで安定したトレードをするコツとして、
“ポイントに来るまで待つ”
ということが必要になります。

 

ポイントに来るまで待つことで、
勝率の高い場所だけで
トレードができるようになり、
結果も安定していきます。

 

1時間足以上のデイトレになると、
エントリー回数が少なくなることから、
待つ時間が長くなります。

だから、ここで待つ癖を身につけて、
ポジポジ病を減らせると同時に
安定したトレードへつなげていくのです。

 

15分足のデイトレでもOK

FX歴が1年以上あって、
短期トレードにより
ポジポジ病が出ている場合は、
15分足のデイトレでもOKです。

 

15分足のデイトレだと、
1時間足以上のデイトレよりも
トレード回数が増えます。

大体、1日に1回はあるでしょう。

 

その為、
1時間足以上のデイトレのように、
“急激にトレード回数が減る”
ということを防げるので、
トレードをしたい衝動を
かなり抑えることができます。

 

ただし、15分足のデイトレだと、
比較的短期のトレードになるので、

・トレンドを読む力
・効果的な水平線を引ける力

といったことが必要になります。

 

FX歴が1年以上ある場合、
この辺りの力は
すでに持っていることが多いので、
15分足のデイトレでも、
ポジポジ病を減らすことができるでしょう。

もし、15分足のデイトレの特徴について、
もう少し詳しく知りたい場合は
以下の記事も参考にしてみてください。
FXでデイトレをするなら15分足の手法が一番やりやすい!

 

FX初心者は絶対的に1時間足以上のデイトレ

逆にFX歴が1年未満の状態で
ポジポジ病が出ている場合は、
絶対に1時間足以上のデイトレが良いです。

 

なぜなら、1時間足以上のデイトレだと、
値動きがゆっくりで
冷静なトレードができる事に加えて、

・トレンドを読む力が身につく
・反転しやすい場所を見つける力がつく
・損小利大のトレードが身につく

といったように、
FXで結果を出す為の基礎を
身につけることができるからです。

 

FX初心者の場合、
特にこの辺りの力が
不足していることが多いので、
1時間足以上のデイトレにすると、
ポジポジ病を減らしつつ、
FXに対する正しい考え方を
身につけることができます。

 

私自身もポジポジ病だった時に、
4時間足のデイトレに変更したら
トレードが安定し出して、
FXで勝つきっかけを掴めました。

その時のことについて、
詳しく知りたい場合は、
以下の記事も参考にしてみてください。
4時間足のデイトレがFXで勝てるきっかけになった!

 

まとめ

ポジポジ病になってしまうと、
その癖を抜くのには
かなり時間が掛かります。

私自身もFX初心者の状態で
スキャルピングをしたせいで
1,000万以上の損失を出し、
ポジポジ病になりました。

 

そして、
その悪い癖が解消するまでに、
5年以上の月日を要しました。

ただ、ポジポジ病が解消されて、
FXで勝つきっかけを掴んだのが
4時間足のデイトレでした。

 

その為、もしあなたが
今現在ポジポジ病で悩んでいるなら、
時間軸を広めにした
デイトレに変えてみると、
ポジポジ病も減るかもしれません。

よければ試してみてください。

 

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