FXでトレードをしていると、
必ず失敗パターンというのが出てきます。

私にも失敗しやすいパターンがあり、
「ここでエントリーすると負けやすい」
というのがあります。

 

そこで、今回は特別に、
私の失敗しやすいパターンを、
お教えするので、
よければ参考にしてください。

 

私の失敗パターンはジワジワな動き

私がFXをする際の
失敗しやすいパターンは、

・ジワジワ下げた時の押し目買い
・ジワジワ上げた時の戻り売り

この2つのパターンになります。

 

例えば、
上昇トレンドが出ていて、
5分足や15分足の短期足で、
押し目買いを狙っている場合、
ジワジワ下げて来ると負けやすいです。

 

これは私に限ってかもしれませんが、
特に失敗しやすいパターンです。

だから、
いくらキレイな波形を作っていても、
私の場合は、
この形ではエントリーしません。

エントリーするとしても、
ジワジワ下げの波形が崩れてから、
押し目買いを狙っていきます。

 

なんで、この形が
失敗しやすいかと言うと、
ジワジワした動きをすると、

・売っている人は利食いをしない
・買いを狙っている人は買わない

という心理が働くからです。

 

「そんなの当たり前じゃん」

と思うかもしれませんが、
実はスゴイ重要なことなんです。

 

例えば、あなたが、
下記画像の位置から売っていた場合、
ジワジワ下げているのを見て、
利食いしたいと思いますか?

 

少なくとも私だったら、
利食いはまだしません。

 

なぜなら、大きな流れは
上昇トレンドなのですが、
売りポジションを
持っている側としては、
天井圏の良い位置で入れた訳です。

しかも、赤ラインを下抜けしたら
更に大きく伸びそうなので、
押し目買いポイントに来ても
一旦様子見をして利食いをしません。

 

更にこれに加えて、
赤ライン付近で、
押し目買いを狙っている人達も、

「ずっとジワジワ下げてるな~」

「売りの勢いが強そうなので、
ちょっと様子見をしよう」

と思っているので、
積極的には買いを入れてきません。

 

つまり、

・売りの決済である買戻しが入らない
・新規の買いが入らない

となるので、
買いの力が弱くなります。

 

だから、いくら上昇トレンドで、
強いサポートラインに来たとしても、
反転しずらいのです。

これが私のFXトレードでの、
失敗しやすいパターンになります。

 

急騰・急落時も失敗しやすいので注意

上記では、私のトレードで
失敗しやすいパターンを
お伝えしましたが、
教え子のトレードを見ていると、
急騰・急落時も失敗しやすいです。

 

例えば、下記チャート画像の
黄色マルみたいな場所です。

 

けっこう、こういう急落って、
逆張りする人が多いです。

「日本人は逆張りがお好き」

なんて言われていますが、
このような場面が良い例です。

 

でも、実はこのパターンも
エントリーすると失敗しやすいです。

なぜかというと、
急に強く下げてくると、
下落の勢いが強いことから、

「戻ってきたら売りたい」

と考える人が急増するからです。

 

その為、
一旦サポートラインで反発すると、
戻り売りが入りやすくなります。

実際に今回のチャートを
1分足に変えてみると、
一旦赤ラインで反発するのですが、
すぐに戻り売りが入って
そのまま安値更新をしています。

 

また、急落してくると、
赤ラインで買おうとしていた人も、

「下げの勢いが強いので、
一旦買うのは様子見しよう」

と判断してくるので、
新規の買いが入らなくなります。

 

このような心理によって、
赤ラインが強いサポートでも、
下抜けしやすくなるので、
サポートラインで
バチンとエントリーすると
失敗しやすくなります。

 

特に全体の流れが上昇トレンドで
強いサポートライン付近だと、
相場参加者の意識が
反転上昇に大きく傾いているので、
そうならなかった場合、
今回のように一気に下げやすくなります。
(売りはこの逆になります)

 

このように、
急落・急騰時の押し目買いや戻り売りも
失敗しやすいパターンに入ります。

関連記事:急騰、急落後のトレードは負ける確率が高い!その理由とは?

 

因みに、こんな時は、
サポートラインで何度か反発して、
下値を固め出してから
エントリーすると失敗しにくいです。

 

売りの場合も、
レジスタンスラインに来たら
すぐにエントリーするのではなく、
上値を抑えられたのを確認してから
エントリーすると失敗しにくいです。

関連記事:FXで急騰・急落時の逆張り手法を使う際の注意点とは?

 

失敗パターンを減らすには?

上記の失敗パターンは一例なので、
まだまだ失敗パターンはあるでしょう。

そんなFXでの失敗パターンを減らすには、
自分の売買記録を見返すことが一番です

 

FXでのトレードって、
エントリーから決済まで、
全て自分で判断しますよね。

ということは、
あなたの今のトレードは、
あなた自身の癖になります。

 

だから、自分の売買記録を見返すと、

・成功しやすいパターン
・失敗しやすいパターン

というのが必ず出てきます。

 

FXで安定したトレードをするには、

「自分の負けパターンを潰していく」

というのが必須です。

 

だって、考えてみてください。

自分のトレードを見返して、
失敗しやすいパターンを潰していけば、
成功しやすいパターンだけが
残ることになりますよね?

 

そしたらあとは、
成功しやすいパターンだけで
トレードをしていけば、
必然的にFXでの結果も
上手くいくはずですよね。

 

FXで負け続けている人というのは、
上手くいくパターンだけに
注目しやすいのですが、
本当に必要なのは、
自分の失敗しやすいパターンを把握する事です。

もし、把握する方法について
詳しく知りたい場合は
以下の記事を参考にしてみてください。
FXで自分の失敗パターンを明確にする3ステップと改善方法

 

徹底的な検証も必要

FXでの失敗を最小限にするには、
徹底的な検証も必要です。

私の中では検証なくして
“FXで稼ぎ続けることは無理”
と思うくらい検証は大切です。

 

なぜなら、
自分の売買記録以外にも、
検証を徹底的にして
自分の手法を分析することで、

・成功パターン
・失敗パターン

というのがわかります。

 

そして、そこから、
成功パターンだけで
更に検証をしてデータを取って、

「そのパターンが本当に有効なのか?」

といったことを確認していきます。

 

このような検証を繰り返していくことで、
自分の手法がどんどん洗練されながら、
脳裏にその手法が焼き付いてきます。

 

これによって、
リアルチャートを見た瞬間に、
今は入ったらダメなのか?
それともOKなのかを
判断できるようになります。

そしてそれが
FXで稼ぐことへつながっていきます。

 

だから、安定した結果を出したいなら、
検証をすることも絶対に必要です。

もし、検証方法がわからない場合は、
以下の記事も参考にしてみてください。
FXで勝てる手法を作れる具体的な検証方法とは?

 

失敗しない為に必要な技術は?

これは完全に私個人の意見ですが、
FXでの失敗を
最小限に抑える為の技術としては、
相場参加者の心理を読む技術を
身につけることだと思っています。

 

なぜなら、FXのレートは、

・大口投資家
・個人投資家

といった人間が動かしています。

 

今ではAIも導入されていますが、
それでもあなたや私が
実際にトレードをしていることからも、
多かれ少なかれ、
人間が関わっていることは間違いありません。

 

ということは、
相場参加者の心理を
チャートから読めるようになれば、

「この状況は上手くいきやすい」
「この形だと失敗しやすい」

といったことがわかりやすくなります。

 

その為、私個人の考えでは、
相場参加者の心理を読む技術は
FXでの失敗を減らして、
トレードを安定させるには
効果的な技術だと思っています。

実際に私自身も、
この技術を身につけてから、
一気にトレードが安定しました。

 

もし、相場参加者の心理を
読めるようになりたい場合は、
まずは以下の記事から読んでみてください。
FXでも相手の気持ちを考える事が重要です

 

まとめ

今回は、FXで失敗しやすい
チャートパターンの一例を中心に
お伝えしてきました。

 

トレードをしていくと、
必ず自分の手法の中で、

・成功パターン
・失敗パターン

というのが出てくるので、
そこを把握するようにすれば、
FXで大損することは避けられるでしょう。

 

そして、このことが
FXでの安定した結果へ
つながっていくので、
是非、ご自身でもチェックしてみてください。

 

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