FXでは簡単に
デモトレードができるのですが、
リアルトレードをする前に、
本当にやった方がいいのでしょうか?

 

私の個人的な意見としては、

 

デモはやるべき

 

それがデイトレであれ、
スキャルピングであれ、
FXを初めてやる時や
新しい手法を作った時など、
リアルの前に必ずデモは必要です。

 

デモは教習所の訓練と同じ

デモトレードって、
いわゆる“FXの練習”です。

 

例えば、あなたが、
車を公道で運転しようと考えた時、
免許を取らずに運転できますか?

教習所で車の運転練習をせずに、
そのまますぐに公道で運転できますか?

できるわけないですよね?

 

デイトレをする際のデモトレードも、
これと同じ原理です。

練習せずにいきなり戦場に行って、
本物の金の取り合いなんてできません。

 

デモトレードは、
FXで安定した勝ちを手に入れるには、
必ず通る道です。

この道を通らずにすっ飛ばすと、
ほぼ必ず大事故に遭います。

 

実は私もFXを始めた当初は、

「デイトレにデモなんていらねー!」
「俺はすぐに勝てるしー」

なんて考えていたので、
デモをろくにやらずに、
すぐにリアルトレードから始めました。

 

そしたら、エントリーの仕方など、
プラットフォームの使い方がわからずに、

“指値注文を出したと思ったら
成り行きでエントリー”

“利食い注文を出したと思ったら
出してなくて含み損”

といったミスを連発しました。

 

これらのミスによって資金減らし、
減らした資金を取り返そうとして
むやみに大ロットでエントリー。

そしてすぐに逆行でまた大損。

 

こんなことを繰り返していたら、

・ポジポジ病
・ナンピン
・損切りせずに塩漬け

といった悪い癖がついてしまい、
そこからは金をドブに捨てるだけでした。

 

そして結局、

・1000万以上の損失
・勝てるまでに5年以上の時間

という何をやっても取り戻せない、
2つの貴重なものを失ったのです。

 

まぁ、都合よく言えば、
練習費用に1000万と5年を掛けた
とも言えるのですが、
ツールなどを使い慣れていない状態で
いきなりリアルトレードをすると、
たった1つのミスが命取りになります。

だから、リアルトレードをする前には、
デモトレードが必要なのです。

 

新しく手法を作った時も最初はデモ

新しくデイトレ手法を作った際も、
最初の20回ぐらいは、
できればデモの方がいいです。

 

なぜなら、新しい手法が
検証で上手くいっていたとしても、
いざリアルトレードになると、

・値動きの激しさ
・資金を失いたくない重圧

といったことにより、
検証ではできていたことが
急にできなくなることがあるからです。

だから、検証結果とは違う
エントリーをしてしまい、

・損切りになって切れる
・検証と同じ結果が出なくなる

ということが起きて、
せっかく作った手法を
すぐに捨てたりしてしまいます。

 

その為、新しく手法を作った際も、
できれば最初の20トレードか、
1か月ぐらいはデモの方がいいです。

 

リアルへはいつ移行すべき?

最初はデモトレードは必要ですが、
いつまでもデモだと、
緊張感がなくなってしまい
適当なトレードをしがちになります。

こうなってしまうと、
適当な位置で
エントリーをする癖がついてしまうので、
逆に悪影響を及ぼします。

 

だから、デモを始めて、
1ヶ月ぐらい経って
ミスなどをしなくなってきたら
リアルに移行してもいいでしょう。

 

ただし!

 

リアルトレードに移行する時は、
1,000通貨など、
最低ロットで必ずトレードをしましょう。

 

ここでいきなり
大きなロットでトレードをすると、
損切りになった際に、
精神が耐えられなくなって
切れトレードをする可能性が高くなります。

最初はたとえ数百円でも
連敗するとイラっとするので、
損失を最小限に抑えるためにも
最低のロット数でトレードをしましょう。

 

デモトレの前には検証が絶対

いくらデイトレをする前に、
デモトレードをやるべきと言っても、
その前の段階がしっかりしていないと、
デモトレもする意味がありません。

その前の段階とは・・・

 

検証

 

検証を徹底的にして、
安定した結果が出る
トレード手法を作らないと、
デモに移行したとしても、
何の意味もありません。

 

デイトレでのデモトレードは、
エントリーや決済など、
“トレードの仕方”
を把握するのにも重要ですが、
一番重要なのは、

自分で作った手法が通用するか?

という事を確認する為に、
デモトレードを行うのです。

 

つまり、
デモトレードが活きるのは、
“検証をしっかりやってから”
という事になるのです。

そして、リアルトレードで
早く勝てるようになるには、
“デモトレをしっかりやってから”
という事にもなります。

 

よって、

・検証
・デモトレード
・リアルトレード

この3つは
デイトレで結果を出すためには
すべて必要なことなのです。

これらの内、
どれか1つでも欠けると、
デイトレで結果が安定するまでに、
私のような
物凄い練習費用が掛かるでしょう。

 

FXで結果が出ないならとにかく検証

FXで全然結果が出ないのですが
どうすればいいですか?

なんて質問がよく来るのですが、
この原因は95%以上が検証不足です。

 

「検証をどれくらいしていますか?」

と質問をすると、
9割以上が検証量が少なすぎます。

 

デイトレで結果が出ていない人は、
圧倒的に検証不足だからこそ、
実際にトレードをすると、
一貫性のない、
バラバラなエントリーをしています。

 

「エントリーをこうした方がいいかも?」
「決済方法を変えた方がいいかも?」

なんて事をリアルトレードで
迷いながらやっているから、
トレードの一貫性を失い、
徐々に資金を失っていくのです。

 

そしてそこから、

「何をやっても勝てない・・・」

なんて思い込んで迷走していくのです。

 

しかし、私から言わせれば、
「何をやっても勝てない」
というのではなくて、
“単なる検証不足”
という人が圧倒的です。

デモトレードをせずに、
検証とリアルトレードを
同時にやろうとするから
どんどん負け込むんです。

 

だから、
トレードが上手くいかずに
悩んでいる時こそ
検証をすべきなのです。

もし、”検証方法がわからない”
という場合は、
以下の記事も参考にしてみてください。
FXで勝てる手法を作れる具体的な検証方法とは?

 

どのデイトレスタイルにすべきか悩んでいるなら

FXのデイトレで結果を出すためには、
最初はデモトレードが必要です。

そして、デモの前には、
検証が必要になります。

 

ただ、そうはいっても、
どのデイトレスタイルがいいのか?
といった悩みもあると思います。

 

そこで私が個人的にオススメなのが、

・FX歴1年以上:15分足のデイトレ
・FX初心者:1時間足以上のデイトレ

この2つのデイトレになります。

 

まず、15分足のデイトレの場合、

・1日1~3回のトレードチャンス
・利食い幅:20~50pips
・損切り幅:‐10~20pips
・値動きが激しくない

といったように、
デイトレをするのに
全てがちょうどいいです。

 

このぐらいであれば、
仕事から帰ってきてからでも
トレードチャンスが適度にあるので、
効率的に経験値を積みながら、
トレード力を上げることが可能です。

ただし、15分足のデイトレだと、
トレンドを判断する力や、
正しい水平線の引く力が必要なので、
FX歴が1年以上あった方がいいのです。

 

もし、15分足のデイトレについて
もう少し詳しく知りたい場合は
以下の記事も参考にしてみてください。
FXでデイトレをするなら15分足の手法が一番やりやすい!

 

次に1時間足のデイトレだと、

・トレンドを読む力が身につく
・効果的な水平線が引けるようになる
・損小利大のトレードができるようになる
・ポジポジ病などを防げる

といったメリットがあります。

 

その為、FX初心者にとって、
FXで稼げるようになる為の基礎を
効率的に身につけることができます。

実際に私も、4時間足のデイトレが
FXで安定した結果をもたらす
きっかけとなりました。

 

この時の体験談も記事にしたので、
よければ以下の記事も参考にしてみてください。
4時間足のデイトレがFXで勝てるきっかけになった!

 

まとめ

今回はデイトレで結果を出すには、
デモが必要な理由をお伝えしてきました。

 

デモトレードは、
リアルトレードへ移行する際の
重要な前準備になると私は考えています。

ここを怠ると、
思わぬ損失を受けたり、
遠回りすることもあるので、
面倒くさがらずにデモトレードを
ちゃんとするようにしましょう。

そして、デモで1ヶ月以上慣らしたら、
リアルへ移行するのがいいと思います。

 

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