FXで失敗する一番の理由はたった1つに絞られる！

FXで失敗する理由として、

・損切りできない
・ナンピンをする
・ロット数を上げ過ぎる
・損大利小のコツコツドカン
・ポジポジ病

など色々ありますが、
これらの失敗理由の根本にあるのが、

「早く稼ぎたい」という“焦り”

があります。

これがFXで失敗する理由が、
たった1つに絞られる訳です。

では、上記の失敗が
焦りから来る理由であることを
ここから解説していきます。

損切りできずに失敗

FXを始めた人は全員と言って良いほど、
お金を増やしたくてFXをやっています。

もちろん私も、FXを始めた理由は、

「圧倒的な金が欲しい」

という理由からです。

だから、FXを始めると、

「すぐに稼ぎたい！」

という焦りから
検証やデモトレードなどをせずに、
すぐにリアルトレードをしがちです。

しかし、FXの事をよく知らない状態で
トレードをしていくと、
すぐに逆行されて損切りになります。

最初の方は、「FXは危険」
なんていう意識があるので、
損切りをしていくのですが、
何回か損切りで失敗していくと、

「これ以上、損をしたくない！」
「資金が全部なくなってしまう」

なんて焦ってしまい、
いつの間にか損切りができなくなり、
含み損のポジションを放置してしまうのです。

そして、最後は
強制ロスカットをされてしまい、
“自分の大切な資金を全て失う”
という失敗が起きやすくなるのです。

ナンピンをして失敗

これは”損切りできない”の延長です。

損切りができずに含み損が増えると、

「自分の買値までは戻らなそうだ」

と考えてしまいます。

そうなると、
焦りから次に考えることが、

「ナンピンして約定値の平均を下げよう」

ということになります。

確かにFXでは、
下げ過ぎれば調整が入って
どこかで反発するし、
その逆もまたしかりです。

だから、ナンピンをしていれば、
10回中8～9回ぐらいは戻ってきます。

ただ、ナンピンをしてしまうと、
ロット数が大きくなることから
逆行されて損失が拡大すると、

「こんな大きな金額失いたくない！」

という焦りが更に強くなってしまい、
余計損切りができなくなります。

その為、
たった1回でもレートが戻ってこないと、
全ての資金を失う失敗をするのです。

しかも、ナンピンのタチが悪いのは、
ナンピンして助かりつつ、
更に利食いで終わった場合です。

なぜなら、ナンピンをして助かると、

「ナンピンすれば損切りせずに済む」

なんて、間違った成功体験が付いてしまい、
ナンピンが癖になってしまうからです。

この悪い癖がついてしまうと、
エントリー後に逆行されたら
すぐにナンピンをしてしまい、
10回中8～9回は助かるけど、
最後に1発で全てを失うことを
ひたすら繰り返すはめになります。

いわゆるコツコツドカンです。

これも焦りからくる
FXでの失敗例になります。

関連記事：損切りの大切さが身にしみる！ナンピンで何度も逝った過去！

ロット数を上げすぎて失敗

損切りができずにナンピンをして
コツコツドカンを繰り返していると、
FXで失った金額どんどん増えていきます。

こうなると、焦りが更に高まり、

「失った資金を取り返さなくては！」

なんて考えて後に引けなくなって、
1回のロット数を大きくしてしまいます。

これをやってしまうと、
利食いになった時はいいですが、
いざ逆行されてしまうと、
自分の損失許容範囲を超えてしまい、

「損切りしたら〇〇万円の損だ・・・」

なんて損失額を意識してしまい
損切りできずにそのまま放置して
強制ロスカットという失敗に終わります。

しかも、ロット数を大きくすると、
“利益は少しで損失は大きくなる”
という傾向が出やすいので、
損大利小のトレードになりがちです。

これによって、
1回の損失をカバーするのに
何回も利食いをする必要があるので、
トレード自体が精神的に辛くなってきます。

関連記事：FXでハイレバを使い過ぎて失敗！大損して地獄を見た話

ポジポジ病で失敗

損切りできない

↓

ナンピンをする

↓

ロット数を大きくする

このような失敗が積み重なると、

「とにかく少しでも取り返さなくては！」

という焦りが究極状態になり、
常にトレードをするという、
ポジポジ病が発生してしまいます。

こうなってしまうと、
ロット数を大きくして
損大利小のトレードをするという
FXでの失敗コンボが発生して
更に損失を拡大させます。

しかも、ポジポジ病が出た段階では、

・損切りできない
・ナンピンをする
・ロット数を上げる
・損大利小のトレード

といったFXで失敗する理由である
全ての要素が癖になっているので、
“何をやっても損をしてしまう”
という負のスパイラルに陥ります。

このように、焦りという理由1つで、
FXで失敗する要因全てが
組み合わさってしまうのです。

重要指標で失敗。そして終焉へ

・損切りできない
・ナンピン
・ロット数を大きくする
・損大利小のトレード
・ポジポジ病

といった、
FXで失敗する理由である要因が
全て揃って資金を大きく減らすと、

「もう無理だ・・・」

「これは1発に掛けるしかない！」

と、1回で全てを取り返そうとして、
雇用統計など、大きく動く重要指標で
レバレッジをフルに使い、
ギャンブルトレードをしてしまいます。

こうなると、もう焦りを超えて
怒りや諦めなどの気持ちが強くなります。

そして、いざ重要指標で勝負するも、
見事に散ってしまい終了です。

結局、すべての資金を失う失敗をして
立ち直れなくなってしまい、
FXから退場していくのです。

仮に、再起を目指すにしても、

・損切りできない
・ナンピン
・ロット数を大きくする
・損大利小のトレード
・ポジポジ病

これらの悪癖だけが残ってしまい、
また同じことを繰り返し続けて、

“気づいたらFXを始めて数年が経っていた”

なんて状況に陥っているのです。

FXの商材ジプシーで失敗し続ける

FXで資金を溶かし続けると、
何をやっていいかわからなくなり、

「FXで失敗するのは手法のせいだ」

なんて思いこんでしまい、
今度はFX商材を買いあさり始めます。

ただ、個人的には、
何個もFX商材を買わなければ、
商材を買うこと自体は、
全然悪く無いと思っています。

むしろ、ちゃんとしたFX商材なら、
それを使った方が、
全然早く勝てるようになるので、
FX商材を買うのは肯定派です。

私自身も、FX商材を使って、
勝てる手法を作れましたから。

商材の何が失敗するのかというと、
FX商材を買ったはいいけど、
その手法を徹底的に自分で検証せずに、
ちょこっと真似して連敗が続いただけで、

「このFX商材使えねー」

なんてすぐに止めてしまうのが問題です。

この行為も結局、
焦りから来てるんですよね。

すぐに結果を出したい気持ちが強くて、

「その手法を使ったその日から連勝して、
すぐに失った資金を取り戻すんだ！」

なんて強く思い過ぎるから、
少し連敗するだけで、
すぐに諦めるのです。

それで、「他に勝てる手法はないか？」
なんて、また新しいFX商材を探し始めます。

この行為も「FXで失敗する理由」
としてよく言われていますが、
これも焦りによるものだと
私は考えています。

確かに昔は、ゴミ商材が多く、
それで5万とかありましたが、
今は優秀なFX商材が多くあります。

だから、商材を1つだけ買って、
それを自分で徹底して検証して、
デモトレードで訓練していけば、
普通にFXで結果は出ます。

でも、焦りがあるせいで、
“時間を掛けて検証や訓練をする”
という行動ができないので、
FX商材ジプシーになるわけです。

その為、
FX商材を買う事が失敗なのではなく、
すぐに止めてしまうのが、
失敗する理由なんです。

それで、結局、迷走してしまい、
色んな商材やらを
手に入れて勉強することで、
無駄に知識だけが増えてしまい、
それによって色んな事がごっちゃになって、
変なトレードスタイルや癖が付くんです。

そして、勝ったり、負けたりを繰り返して、

「なんか勝ち切れない・・・」

なんて思いながら、
トレードの資金が徐々に減っていくわ、
FX商材ばかり買って、
お小遣いも減っていくわ、
時間もどんどん経っていくわで、
負のスパイラルに陥って、
余計焦って失敗しやすくなるのです。

関連記事：FX商材を使って勉強をしても結果が出ない理由とは？

FXで失敗する理由から脱却するには？

上記でお伝えした、
FXで失敗する理由から脱却をするには、
まずは自分のトレードスタイルを
1つで良いので固定することです。

焦って変なトレードをして
失敗してしまうのは、
自分の中にはっきりした軸がなく、
曖昧な状態でFXをやっているからです。

こうなると、
トレードに一貫性が出ないので、
結果も安定せずに勝ち負けを繰り返して
焦りが強くなってしまいます。

そこで、もし、FXで失敗し続けているなら、
私が個人的にオススメなのが、
15分足以上のデイトレードになります。

しかも、シンプルな
押し目買いや戻り売りをするスタイルです。

なぜなら、FXというのは、
セオリーに沿った手法でも
チャートを丁寧に見ていけば、
普通に稼ぐことができるからです。

そして、15分足以上が良い理由に、
値動きがゆっくりなので、
ポジポジ病などが発症しにくいからです。

また、15分足以上のデイトレだと、

・損小利大のトレードができる
・勝率を比較的高くできる
・トレード回数も1日に1回平均である
・数時間で終わることが多い

といったように、
全てがちょうどよく、
適度なペースで経験値を積むことができます。

ただ、15分足のデイトレの場合、
少し短期的なトレードになるので、
トレンドを見極める力や
水平線を正しく引く力が必要です。

その為、この時間軸のデイトレは
FX歴が1年以上あった方が良いでしょう。

因みに、15分足のデイトレについて、
特徴を更に詳しく書いた記事があるので、
よければ参考にしてみてください。
⇒FXでデイトレをするなら15分足の手法が一番やりやすい！

逆にFX初心者や、ポジポジ病などが
酷い癖になっている場合は、
1時間足以上のデイトレードがオススメです。

なぜなら、この時間軸デイトレだと、

・値動きが凄いゆっくり
・損小利大のトレードが癖づく
・全体の流れを読む力が付く
・効果的な水平線の引き方がわかる

といったメリットがあるので、
FXで結果を出す為の基盤を
ここで作り上げることが可能だからです。

私自身も、FXで散々失敗をして
ポジポジ病などの悪い癖が付いた時に
4時間足のデイトレに変更したところ、
徐々にトレードが落ち着いてきました。

そして、結果的に、このデイトレが
FXで結果を出す為のきっかけとなり、
今回お伝えした失敗する理由から
脱却することができたのです。

その際の経験談を交えながら、
1時間足以上のデイトレについて
詳しく書いた記事があるので、
よければ参考にしてみてください。
⇒4時間足のデイトレがFXで勝てるきっかけになった！

まとめ

FXで失敗する理由として、

・損切りできない
・ナンピンをする
・ロット数を上げ過ぎる
・損大利小のコツコツドカン
・ポジポジ病

など色んな理由がありますが、
これらを引き起こしている、
一番の大元は、やはり、

“焦り”

だと私は考えています。

確かにFXをやる以上、
「1日も早く稼げるようになりたい！」
という気持ちはわかりますが、
焦って逆にお金を失ってしまっては、
元も子もなくなってしまいますよね。

だからといって、

「絶対焦るな！」

というのも難しいと思います。

私自身もFXで勝てない頃は、
「焦っちゃいけない」
なんて自分に言い聞かせても、
結局焦ってましたからね。

でも、FXで安定して稼ぐには、
最後は自分で、
地道に検証や訓練を繰り返して、
自分なりの勝てる手法を
作っていくしかありません。

結局、それが一番の近道です。

FXで失敗する理由は、
全て自分の中にありますから。

もし、あなたが今も、
「FXで勝てない」
と悩んでいるのであれば、
今一度、上手くいかない理由を考えて、
「今自分には何が必要なのか？」
という事を把握してみましょう。