FXでデイトレをする場合、
どの時間でトレードをすればいいの?

といったような
質問を受ける時があります。

 

これに対する私の答えとしては、

使う手法次第でどの時間帯でもいい

という答えになります。

 

FXは時間帯別に市場が分かれている

FXの市場は、

・オセアニア時間
・日本時間
・欧州時間
・米国時間

といったように市場があって、
これらの時間帯によって、
レートの動き方が違います。

 

その為、例えば、自分のデイトレ手法が、

「朝9時~12時までの成績が良い」

というデータがあるのであれば、
その時間帯を中心に
デイトレをすれば良いわけなのです。

 

だから、
デイトレで勝ちやすい時間のは、
“手法によって違う”
という答えなんです。

 

因みに、
デイトレの手法を作る場合は、
別に何でもいいのですが、
手法を有効活用するなら、
自分がトレードする時間に合わせた
トレード手法にした方がいいです。

 

なぜなら、
いくら勝てるデイトレ手法でも、
その手法を使える時間が
自分のトレードできる時間と
合っていないと使えないからです。

例えば、あなたの手法が、
午前中の東京時間に力を発揮するのに、
あなたがトレードできる時間が
夜の欧米時間では、
その手法の力も半減してしまいますよね。

 

特にデイトレの場合、
1日で完結することが多いので、
尚更、自分がトレードできる時間に
手法を合わせた方がいいです。

 

時間帯別の動きを解説

デイトレをするのに
勝ちやすい時間帯は、
手法やその人の
トレードできる時間帯によって違います。

 

ただ、時間帯によって、
動きに特徴があるのも事実なので、
そこで簡単にですが、
時間帯別の動きを解説してきます。

これはあくまでも、
私が感じている時間帯別の動きなので、
参考程度に読んでもらえればと思います。

 

7~9時

朝の時間帯は、
基本的に動きはかなり鈍いです。
ローソク足の動きなどを見ていても、
カクカク動くので、
明らかに流動性がないのがわかります。

だから、この時間帯にデイトレをすると、
動かない事が多いので、
あまり効果的ではないです。

それにスプレッドも
広がりやすいですし。

 

9~9時54分

9時は株式市場が開くので、
それに影響されて、
9時直前や9時ジャスト
というのは上下に良く動きます。

特にボラティリティが
高い相場が続いていると、
この時間は結構激しく上下に動きます。

 

デイトレをするなら、
この時間辺りからが有効ですね。

個人的によく使うのが、
トレンドが出ている最中に、
9時で大きくトレンド方向と逆に動いたら、
勢いを見ながら
逆張り的にエントリーする方法です。

 

例えば、上昇トレンドの状態で、
9時ジャストにグーンと下げて、
下げの勢いが止まったら、
バチンと買いで入る方法です。

これだと、9時で下げた後に、
“すぐに反転してそのまま上昇する”
なんて事が意外にあります。

これは一時的に下げたとしても、
トレンドが上なので、
実は押し目買いになっているのです。

 

特に勢いよく下げて止まった場所に
1時間足以上のサポートがあったりすると、
かなり良い押し目買いポイントになります。
(売りはこの逆)

 

だから、このような場合は、
エントリー後に
スキャルで利食いをしてもいいし、
デイトレで利益を伸ばしてもOKです。

私は一度ポジションを持ったら
できるだけ利益を伸ばしたいので、
デイトレで狙っていきます。

 

因みにこの手法は、
私の経験と検証で作ったので、
安易に真似をすると損をするので、
やらない方がいいです。

あくまでも
一例として紹介しただけなので、
そこはご了承ください

 

9時55分

この時間は仲値と言って、
銀行などが、
お客さんと外貨の取引をする際に、
使う基準のレートが決まる時間です。

 

だから、銀行で国際送金をする場合、

「仲値が決まってからじゃないと出来ない」

って言われたりします。

 

FX相場ではこの時間にも、
9時の時みたいに、
大きく動く事が良くあります。

だから、私は仲値でも、
9時と同じような
トレードをしたりします。

スキャルで取ったり、
値幅が大きければ、
デイトレで大きく狙ったりです。

 

10~12時

この時間帯から、
少しずつ値動きが悪くなってきます。

日本の株式や、中国の株式時間で
11時ぐらいまでは、
それなりに動きがあるのですが、
11時を過ぎた辺りから、
値動きが一気にスローダウンします。

 

11時半は株式の前場が
終わる時間でもあるので、
そこに向けて、
段々と値動きも鈍くなります。

その為、この時間帯になると、
“デイトレで大きく利益を狙う”
というのは少し難しいかな
と個人的には思っています。

 

12~15時

この時間帯になると、
ほとんど動きません。

15時以降に
欧州相場が始まるまで、
値動きがかなり鈍いです。

 

大きく動く指標もないので、
この時間帯は、
トレードをしなくて良い時間帯です。

この時間帯でエントリーしたとしても、
欧州時間が始まるまでは
ほとんど動かないので、
そこまで放置する感じになります。

 

私自身は11時~15時までは、
基本的にデイトレはしません。

チャートもあまり見ずに、
お昼ご飯を食べたら昼寝してます(笑)

 

15~16時

この時間帯は欧州早出と呼ばれる、
欧州株式が始まるよりも前に、
動き出す投資家達が出てくる時間です。

 

この辺りから
動きが出てくるので、
デイトレでサクッと取りたい場合は、
この時間帯からトレードをすると、
短時間で終わりやすいです。

私も15時頃から、
本格的にチャートを見始めて、
チャンスがあれば積極的に
エントリーしていきます。

 

16~19時

この時間帯になると、
欧州勢が出揃ってくるので、
ボラティリティが出てきて、
大きく動き出します。

 

特に17時半や18時半には、
ポンドの指標があるので、
ポンド系が良く動きます。

ここからは
トレンドが出やすいので、
この時間帯にトレードができれば、
デイトレチャンスは多いです。

 

19~24時

この時間帯はトレーダーにとって、
ゴールデンタイムですね。

特に欧州時間と
米国時間が重なる欧米時間は
値動きが活発になって、
ボラティリティとトレンドが共に
大きくなりやすく、
トレードチャンスがたくさんあります。

21時以降になると、
重要指標も多いので、
その動きによってトレンドが加速したり、
急に反転したりと、
値動きが激しくなります。

 

この時間帯は、
デイトレが上手くいきやすく、
利益も大きく取りやすいですね。

実際に私の勝ちトレードの多くが、
19時以降の欧米時間ですから。

 

24時以降

この時間以降は、
欧州市場が閉まったりするので、
値動きが段々と鈍くなっていく時間帯です。

謎の要人発言とかで、
突然爆発したりするのですが、
基本的にはやらなくて良い時間です。

無理にトレードをせずに
寝た方が無難です。

 

こんな時間にデイトレをしてしまうと、
“ポジションが気になって寝れない”
ということが起きやすくなります。

私も24時以降にデイトレはしません。

やるとしたら、
要人発言で動いた時のスキャルぐらいです。

 

以上が、私が感じる、
時間帯による値動きの
簡単な解説になります。

基本的には、
自分の手法が勝ちやすい時間帯に、
デイトレをすべきですが、
時間帯別の動きを考えながら、
それに合った手法を
作るのも良いと思います。

 

因みに、自分の手法が
勝ちやすい時間帯を把握するには、
検証をして確認してみるのが一番です。
FXで検証をする際は時間帯別収支を出すと手法の癖がわかる!

 

デイトレの手法について

FXでは時間帯別に
動きがよく変わってくるので、
それに合わせた手法を作れると
効果的なトレードができます。

ただ、そうはいっても、
兼業でトレードをする人が多いので、
時間別に合わせる手法というのは
作りにくいのが現状ですよね。

 

そこで個人的にオススメなのが、
15分足のデイトレです。

なぜなら、15分足のデイトレだと、
比較的短期のデイトレになるので、
どの時間帯であっても、
それなりにトレードチャンスがあるからです。

 

しかも、トレード時間も
1~2時間程度で終わることも多いので、
仕事から帰ってきてからでも
無理なくトレードができます。

15分足のデイトレの特徴について、
更に詳しく知りたい場合は、
以下の記事も参考にしてみてください。
FXでデイトレをするなら15分足の手法が一番やりやすい!

 

トレード時間がほとんど取れない場合

逆に1日中仕事などで忙しくて、
トレード時間が取れないような場合は、
1時間足以上のデイトレがオススメです。

 

なぜなら、
1時間足以上のデイトレだと、
値動きが非常にゆっくりなので、
チャートに張り付く必要はなく、
1日2~3回ぐらいチェックすれば
十分だからです。

 

しかも、1時間足以上になると、
サポレジラインが強く効くので、
意識される場所に、

・エントリーの指値
・損切りの逆指値
・利食いの指値

これらを設定して
放置しておいても、
トータルでプラスになる
トレードが可能です。

例えばこんな感じで↓↓

 

もちろん、1時間足以上になると、
トレード回数が減るのですが、
1時間足以上の時間軸なら、

・利食い:100pips以上
・損切り:‐30~‐50pips

といったように、
リスクリワードが大きいです。

 

その為、トータルでは
普通にプラスになるし、
トレード通貨を増やせば、
トレード回数もカバーできます。

因みに、私もサラリーマン時代は
4時間足のデイトレがメインでしたが、
普通に月間トータルで
+200~400pipsは取れていました。

 

だから、時間がなくて
チャートが見れない場合は、
1時間足以上のデイトレがオススメです。

もし、この時間軸のデイトレについて、
詳しく知りたい場合は、
以下の記事も参考にしてみてください。
4時間足のデイトレがFXで勝てるきっかけになった!

 

まとめ

今回は、FXでデイトレをするのに
勝ちやすい時間について、
私の考えをお伝えしてきました。

基本的に”勝ちやすい時間”
というのは決まっておらず、
使う手法やその人の生活環境によって
変わってきます。

 

ただ、

・9時~11時
・15時~24時

といった時間帯だと
ボラティリティが高くなるので、
この時間帯を狙っていけば
トレード機会は増えるでしょう。

 

だから、
自分がトレードできる時間を考えて、
デイトレの時間軸を決めていくと、
生活環境に合ったトレードができて
良い結果が出るかもしれませんよ。

 

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