FXでの代表的な失敗例と改善方法をこのブログでまとめてみた

FXには、

「これをやり続けたら失敗する」

という失敗例がいくつかあります。

今回は、
その失敗例をいくつか紹介し、
私なりの改善方法を
書いてまとめてみました。

因みにこのブログで
書かれているする失敗例は、
あくまで私の経験上なので、
参考程度に読んでもらえればと思います。

FXでの代表的な失敗例

まずは、FXでの代表的な
失敗例についてお伝えしていきます。

いきなり主な失敗例をまとめると、

・損切りできずに塩漬け
・ナンピンをする
・ポジポジ病
・ギャンブルトレード

といったことになります。

損切りできずに塩漬け

FXでまず最初にやりがちな失敗例として、

「損切りできずに塩漬け」

というのがあります。

これはエントリー後に逆行しているのに、
損切りできずに、そのまま放置して、

「頼む！戻ってきてくれ~」

なんてひたすらお祈りしてるパターンです。

例えば、下記画像のように、
黄色マルで買いエントリーして、
ずるずる下がっているのに、
そのまま放置している状態です。

それでひたすら含み損に耐えて、
やっと戻ってきたら、

「おー助かったー」

なんて言いながら、
建値で決済するんです。

これって結果的には、
助かってるかもしれないけど、
トレード内容としては、
全然助かっていません。

むしろ典型的なFXの失敗例です。

例えば、上記画像の場合だと、
最大の含み損は-500pipsを超えています。

そして、ほぼ建値で逃げたときは、
利益ゼロか+1pipとかです。

含み損が-500pipsで利益が0~1pipsって、
リスクリワードがどれだけ悪いんだ！？
って話ですからね。

しかも、これの最も害悪な部分は、
このような事をして
助かった経験をしてしまうと、

「含み損を抱えても放置すれば助かる」

という間違った考えが身に付いて、
それが癖になってしまいます。

こうなると、
いつか必ず強制ロスカットや、
“含み損に耐えられなくなって損切り”
ということが起きます。

このブログでも
何度か書いたと思いますが、
私はこれで何度も失敗しています。

しかも、
この悪い癖から抜け出すのに、
物凄い時間が掛かりました。

因みに、私の失敗例も記事に書いてみたので、
良ければ読んで反面教師にしてください（笑）
⇒FXで失敗して1000万失った先には地獄が待っていた

ナンピンをして失敗

これもFXにおいては、
典型的な失敗例ですよね。

私も何度もこれをやって、
何度も失敗しています。

これは「損切りできずに塩漬け」
の進化版というか、悪化版ですね。

FXの知識が色々と付いてくると、

「含み損に我慢し続けるなら、
下げてる時に買って、
平均レートを下げればいいんじゃないか？」

なんて事を思い付くんです。

そうなると、自分のポジションが、
逆行しているにもかかわらず、
損切りをせずに
どんどんナンピンしていくのです。

例えば、下記画像のような感じです。

ナンピンとは、漢字で書くと、

難平

と書きます。

つまり、難を平らげるという意味です。

だけど、実際には、
ポジションのレートは平らげてるけど、
精神的には全く難を平らげてないですよね。

むしろ、ロット数が増えているので、
更に逆行されれば
含み損が加速的に増えていき、
精神的負荷が倍増していきます。

私も、この失敗例を
ガッツリやってましたけど、
平均レートが下がったとしても、
含み損である事は変わりないので、
その状態でポジションが増えていくと、
物凄い精神的苦痛を伴います。

こうなるとポジションが気になって、
いても立ってもいられないぐらいです。

このブログでも私の失敗例を、
いくつか書いていますが、
ナンピンをし続けて、
最後に強制ロスカットになると、
もう何もできません。

資金は全部なくなるわ、
精神的苦痛がハンパないわで、
そこから復活するのに、
めちゃくちゃ苦労しました。

しかもナンピンをしてしまうと、
「早く助かりたい！」
という気持ちが強くなって、
レートが建値や微益になると、
すぐに決済してしまいます。

その為、典型的な、
損大利小なトレードになり、
本来のあるべきスタイルとは、
真逆のトレードスタイルになります。

例えば、
ナンピンをメインにしてしまうと、
10枚でエントリーして、
そのまま順行した時は、10枚で利食い。

でも、逆行した時は、

・10枚エントリー後に10枚ナンピン
・また逆行したら10枚ナンピン
・更に逆行したら10枚ナンピン
・そして最後に失敗して損切り

なんて事になります。

そうすると、
普通に上手くいって利食いする時は10枚、
失敗したときは40枚で
損切りしている事になりますよね。

これだと利益に対して、
金額的な損失が大きくなり過ぎて、
資金的にも精神的にも相当キツくなります。

これだとFXで長期間にわたって、
安定した結果を出し続けるのは、
かなり難しくなってきます。

私の自分自身の経験や、
周りのトレーダーを見ていると、
基本的にナンピンをすると、
損切りすらできなくなるので、
どこかで必ず全てを失います。

私がナンピンをして
失敗した経験談もブログで書いています（笑）
⇒損切りの大切さが身にしみる！ナンピンで何度も死んだ過去！

ポジポジ病

ポジポジ病もFXにおいて、
典型的な失敗例ですよね。

ポジポジ病の場合は、
損切り自体はできるんですけど、
損切りによる悔しさから、
損を取り返そうとして、
すぐにエントリーしなおします。

しかも、この失敗例は、
1分足でスキャルピングをすると、
起きる事が非常に多いです。

このブログでも良く出てきますが、
私もFXを始めた当初は、
スキャルピングから始めたので、
見事にポジポジ病に掛かりました。

ポジポジ病に掛かると、
値動きに翻弄されて、
ちょっと上に強く動くと、

「買いだ！」

なんて飛びついて損切り。

ちょっと下に強く動くと、

「売りだ！」

なんて飛びついて損切り。

これをひたすら繰り返し続けて、
資金がどんどん減っていき、
“最後には全てを失う”
という形ができあがっていきます。

失敗例としては、
下記画像のような感じです。

これって、後から見ると、

「こんな事やらないだろ~」
「見事に天底エントリーじゃん」

なんて思うんですけど、
実際にポジポジ病になってる時って、
こういうエントリーをしています。

損が悔しすぎて、
チャートの形なんて見えなくて、
ローソク足1本の動きしか見てないのです。

だから、後から見ると、
こういうエントリーをしている事が、
非常に多くあります。

この失敗例をやってしまうと、
精神的にも体力的にも、
物凄い疲れます。

FXの場合、24時間取引なので、
ポジポジ病が出ると、
夜中までずーーーっとトレードします。

それで資金が尽きて、
トレードが強制終了になると、
真っ赤になったトレードを履歴を見て、
精神的にも体力的にも、
ドッと疲れが出てくるのです。

因みに、ポジポジ病が癖付いている場合は、
トレードの時間軸を大きくすると良いです。
⇒1時間足以上のデイトレでポジポジ病の解消を目指そう！

ギャンブルトレード

これは、損切りできないや、
ポジポジ病などの失敗例の
最終形態だと思います。

・損切りできない
・ナンピン
・ポジポジ病

この3つによって資金が減っていくと、
最終的にたどり着くのが、

「1発で大きく取り返すしかない」

といった考えになります。

そして手を出すのが、
雇用統計などの一瞬で大きく動く
経済指標でのトレードになります。

ここで、今までの損を取り返そうとして、
大きなロット数でエントリーをして
大きな利益を狙います。

が、しかし

このような時は、
ほとんどの場合失敗します。

失敗を重ねて
負のスパイラルに陥っている時って、
何をしてもダメな事がほとんどです。

だから、指標で1発逆転を狙っても、
結局失敗して全ての資金を失うのです。

これもFXでの代表的な失敗例というか、
むしろ、失敗の最終形態だと思います。

私のギャンブルトレードで
失敗した体験談はこちらです（笑）
⇒FX大損体験！雇用統計で逝った過去を暴露！

FXでの代表的な失敗例を改善するには？

ここまでFXの代表的な失敗例3つを、
紹介してきましたが、
これらの失敗例を改善するには、
どうすればいいのでしょうか？

私の答えとしては、

ひたすら検証して、
自分のトレード手法に自信を持つ

という事になります。

基本的に損切りができなかったり、
ポジポジ病に掛かったりする時は、

・損を受け入れられない
・失った金額を取り返したい
・早く稼ぎたいという焦りがある

というのが根本原因なのですが、
トレード手法に、
優位性が無い場合が多くあります。

つまり、エントリーポイントが悪くて、
“負けやすいトレード手法を使っている”
ということです。

その為、「エントリー後に逆行しやすい」
というのであれば、
一度、トレードをするのをストップして、

「その手法は本当に勝てる手法なのか？」

というのを確認する為に、
検証を徹底的にすべきです。

そうすると、いかに自分の手法に、
優位性がないのか？
という事がわかってきます。

更に、検証をしていると、
その手法の勝ちやすいパターンや、
負けやすいパターンが出てきます。

それがわかってくると、
自分の中で段々と、
勝てるポイントがわかってきて、
今まで負けていた手法も、
勝てる手法に変わってきます。

そして検証によって作られた、
その手法を使っていくことで、
徐々に結果が出るようになり、
それが自信へと変わっていきます。

そうなると、損切りをしても、

「トータルでプラスになる」

という意識が刷り込まれていくので、
“損切りできない”、”ポジポジ病が出る”
といった失敗例がなくなっていきます。

FXの場合、100%勝つ事は不可能です。

でも、トータルで勝てればいいのです。
トータルでプラスになれば、
資金は勝手に増えていきますから。

だから、”損切りできない”や、
“ポジポジ病”に掛かっているのであれば、
まずは徹底的に検証してみましょう。

そうすれば、このような失敗もなくなるし、
検証をしていく内に新しい手法を思い付く
なんて事も頻繁に出てきます。

そうなれば、自分の武器も増えていくので、
それだけ、安定して勝てるトレーダーに、
近付いていきます。

もし、「検証方法が良くわからない」
というのであれば、
以下の記事を参考にしてみてください。
⇒FXで勝てる手法を作れる具体的な検証方法とは？

少なくとも私はこの検証方法で、
FXでの失敗から脱却できました。

自分のトレードスタイルに悩むなら

ここまでは、
FXでの典型的な失敗例をまとめてきました。

その主な失敗例として、

・損切りせずに塩漬け
・ナンピン
・ポジポジ病
・ギャンブルトレード

といったことがあります。

これらの事を改善するには、
“検証をして手法を確立すればいい”
とお伝えしました。

しかし、そうはいっても、

「どのトレードスタイルで
検証すればいいんだろう？」

なんて悩むかもしれません。

そんな時に個人的にオススメなのが、
15分足のデイトレードです。

なぜなら、15分足のデイトレの場合、

・1日1回平均のトレード回数がある
・比較的短時間で終わる
・リスクリワードのバランスが良い

といったように、
全ての点でバランスが良いからです。

その為、適切なスピードで
FXでの経験値が積めるので、
スキャルピングなど
短期トレードで失敗する人には
オススメのトレードスタイルです。

また、15分足ぐらいだと、

・トレード回数が多すぎる
・トレード回数が少なすぎる

といったこともないので、
ポジポジ病になるリスクを抑えながら
適度にトレードができるのも良いです。

因みに、15分足のデイトレについて
特徴をまとめた記事を書いたので、
良ければ参考にしてみてください。
⇒FXでデイトレをするなら15分足の手法が一番やりやすい！

FX初心者やポジポジ病の場合

逆にFX初心者やポジポジ病がある場合は、
1時間足以上のデイトレがオススメです。

なぜなら、1時間足以上になると、
値動きがゆっくりになるので、
エントリーポイントに来るまでに
時間が掛かります。

これによって、
我慢することを意識に刷り込ませて
余計なトレードをしないように
することが可能になります。

FX初心者やポジポジ病の場合、

「早く稼ぎたい！」
「今までの損を取り返したい！」

といった焦りが出やすいので、
それを防ぐ意味でも、
1時間足以上のデイトレが効果的です。

また、1時間足以上だと、

・全体の流れを読む癖がつく
・効果的な水平線を引く力がつく
・損小利大のトレードが癖づく

といったように、
FXで安定した結果を出す為の
基盤を作り上げることができます。

その為、FX初心者には、
1時間足以上のデイトレが
特にオススメです。

実際に私自身も、
スキャルピングから始めたせいで
FXで失敗をしたのですが、
4時間足のデイトレに変更したら
トレードが安定し始めました。

そしてそこで
トータルでプラスにする感覚を覚えて、
FXで結果を出すきっかけをつかめました。

因みに、その時の経験談を交えながら、
1時間足以上のデイトレの特徴について
詳しく解説をしたので、
良ければ参考にしてみてください。
⇒4時間足のデイトレがFXで勝てるきっかけになった！

まとめ

今回は、FXでの代表的な失敗例と
それを改善する方法について
私の考えをお伝えしてきました。

この失敗例は、FXをやる人なら
誰しもが通る道だと思います。

ただ、できることなら、
こんな道は通りたくないですよね。

その為、
上記のような失敗例をしない為にも、
無理にリアルトレードはせずに、
まずは徹底的な検証を行って、
自分の手法を確立させていきましょう。