FXでトレードをすると、
ほとんどの人が憧れる、
専業のデイトレーダー

毎日好きな時間に起きて、
好きな時にトレードをして、
好きなだけお金を稼ぐ自由な生活。

そんな自由な専業のデイトレーダーに、
昔は私もずっと憧れていました。

 

ただし、

「専業になるには
一体どのくらいの成績が必要なの?」

って疑問に思いますよね。

 

そこで今回は、私の経験から、
専業のデイトレーダーになるには、
どのくらいの成績を出せばいいのかを
お伝えしていこうと思います。

 

専業になるにはどのくらいの成績が必要?

では早速、

「専業になるには、
どのくらいの成績が必要なのか?」

ということなのですが、
私の経験上、
月間400pipsは安定して欲しいです

 

なぜ、400pipsなのかというと、
これは主に生活費が関係してきます。

 

通常、一般的なサラリーマンの月給は、
大体30万前後が相場ですよね。

これぐらいの金額を貰って、
生活が成り立っている事が多くあります。

 

ということは、
今の生活を維持しながら、
専業のデイトレーダーになるには、
最低でも今貰っている給料以上の金額が、
必要になります。

そうでないと、
専業になる意味がないですからね。

 

「月に30万ならば、
エントリー枚数が10枚で、
月間300pips取れれば良いんじゃないの?」

なんて思うかもしれません。

 

ですが、FXで稼ぐ30万と、
サラリーマンで稼ぐ30万では、
手取りの金額が変わってきます。

普通、サラリーマンで月30万の給料と聞くと、
手取りで30万をイメージする事が多いです。

つまり税金、年金、健康保険、
これらの金額を差し引いてあるわけです。

 

しかし、FXで月に30万を稼いでも、
国内のFX業者を使う場合、
20%が税金として持っていかれます。

ということは、30万の20%となると、
6万が税金分になり、
手取りが24万になります。

 

更に、税金はこれだけでなく、
専業のデイトレーダーになると、
この24万から、
年金と健康保険も払う必要があります。

年金だと、16,000円ちょい、
健康保険だと前年の収入と、
住んでいる地域によりますが、
月収が30万となると、
恐らく毎月3万近くは取られます。

 

これが、会社員であれば、
保険料は会社が半分払ってくれるので、
意外に安く済むのですが、
専業のデイトレーダーになると、
会社に属するわけではないので、
全額自己負担になります。

 

そうなると、24万から更に、
5万近く取られることになるので、
自分の手元に残る金額は、
19万まで減ってしまいます。

せっかく苦労して
FXで30万稼いだのに、
手取りが19万になってしまうのです。

 

この19万から更に、
自分の生活費が掛かるわけなので、
ロット数が10枚で、月間300pips取っても、
専業のデイトレーダーになるには、
少し厳しいことがわかると思います。

実家暮らしや、生活費が安く済む場合は、
これでも生活できるので、
月間300pipsでもいいかもしれませんが。

 

これが月間400pipsであれば、
FXに対する税金が8万、
年金などの税金が5万と考えると、
手取りで27万前後になるので、
ほぼ月給30万ですよね。

このような理由から、
専業のデイトレーダーになるには、
最低でも月間400pipsは必要だと
私は考えています。

 

実際に私自身も
FXで月に30万以上を
稼げるようになった時に
税金の事を考えずに散財したら
支払いに物凄く困った過去があります(笑)

関連記事:FXの税金の仕組みを知らずに失敗した過去

 

専業になっても最初は上手くいかない事が多い

仮に毎月安定した成績を
出せるようになってから専業になったとしても、
最初は思うような成績を
出せない事の方が多いです。

 

なぜなら、専業になることで、
サラリーマンとしての給料がなくなるので、

「FXだけで稼がなきゃいけない」

といった無言のプレッシャーが来るので、
トレードがおかしくなることがあるからです。

 

しかも、専業のデイトレーダーとなると、
1日中チャートを見る時間があるので、

「ちょっとぐらい取れるかな」

なんて思ってしまい、
本来のポイントでない場所で
余計なトレードをしやすくなります。

 

これによって、
トレードが徐々に乱れていき、
いつのまにか自分の本来のトレードが
できなくなることが出てきます。

ただ、この時に、
安定して400pips取れる力があれば、
多少崩れたとしても、
+200pipsぐらいは取れることが多く、
なんとか持ちこたえることができます。

 

実際に私も、
FXで安定した成績が出るようになってから
専業になった際は、
最初の3ヶ月ぐらいは余計なトレードが増えて、
成績がけっこう崩れました。

このようなことからも、
専業のデイトレーダーになるには
月間400pipsを取れる力は欲しいです。

関連記事:FXで専業になるタイミングはいつ?実体験を教えます

 

私は専業になった後に1度破産しました

因みに私の場合、
1回目に専業になった時は
見事に破産しました(笑)

 

この時は、安定した成績が出せない状態で
専業という名のニートレーダーになったので、
当然ながらあっという間に資金を失いました。

この時の詳細は、
以下の記事でお伝えしています。
FXの専業トレーダーになって失敗したら何も残らなかった

 

そしてその後に何とか復活して、
2度目の専業になったのですが、
上記でチラッとお伝えした通り、
最初の3ヶ月は
トレードがけっこう乱れました。

ただ、その時に関しては、
月に400pips取れる力があったので、
なんとか大崩れせずに持ちこたえて
徐々に成績が戻っていき、
安定したトレードができるようになりました。

 

できるなら兼業のデイトレーダーが一番

専業のデイトレーダーになるには、
安定して月間400pipsを
取れる力が欲しいですが、
もし、今の仕事がそこまできつくないなら、
兼業のデイトレーダでいることが一番です。

 

もしくは、サラリーマンの状態で
副業をしておき、
月10万でも良いので、
他の収入源を確保しておいた方がいいです。

 

FXの場合、
自分の資金を危険にさらしながら、
資金を増やしていくので、
常に破産と隣り合わせです。

その為、専業になってから破産すると
次の日から生活ができなくなります。

 

実際に私も専業という名の
ニートレーダーになって破産した時は、
来月生活できないほどまで追い込まれて、
かなり苦しい日々を送りましたから。

 

ですから、もし今やっている仕事が
不満はあれど耐えられるなら、
無理に専業にはならずに
兼業のデイトレーダーとして
やっていくのが一番です。

兼業であれば、
万が一、FXで資金を失っても
生活はできるし、
またトレードを再開できますから。

関連記事:サラリーマンFXデイトレーダーが最強な理由とは?

 

因みに専業になったとしても、
ある程度資金や貯金がたまるまでは、
生活は大きく変わらずに
質素であることがほとんどです。

もし、私が専業になった際の
生活の変化について知りたい場合は、
以下の記事も読んでみてください。
専業デイトレーダーの生活ってどんなの?その実態に迫る

 

まとめ

今回は、

“専業のデイトレーダーになるには、
どのくらいの成績を出せればいいのか?”

ということについて、
私の経験や考えをお伝えしてきました。

 

FXをやっている人なら誰しも、
専業に憧れると思いますが、

「タワーマンションに住んで、
毎日優雅に自由に暮らす」

なんていうのは、
かなり稼げるようになってからです。

 

現実は誰とも接しない、
地味で無機質な日々が続きます(笑)

ですから、できることなら、
兼業のデイトレーダーの方がいいです。

 

それでも専業になりたいなら、
まずは月間400pips取れるように、
日々のトレードを精進していきましょう。

 

もしあなたが今現在、
専業トレーダーを目指しているけど、
いまいちトレードが上手くいかないなら、
以下の記事を参考にしてみてください。
もうFXで失敗しない!そんな熱いあなたが覚えるべき事とは?

 

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