FXに関する失敗共通点に関しては、
このブログでも、
何回か取り上げていますが、
大体が失敗の根本原因について、
取り上げています。

今回は根本原因ではなく、
エントリーの失敗に対しての、
共通点を書いていきたいと思います。

 

FXで共通する失敗というのは、
大量にあるのではなく、
実は数パターン程度しかありません。

その為、そのたった数パターンを
少し意識するだけでも、
トレードの質というのは向上していきます。

それでは早速、エントリーに関する、
失敗の共通点を見ていきましょう。

 

急騰・急落時に逆張りをする

“日本人トレーダーは逆張り好き”

なんてよく言われるくらい、
逆張りをする人は多くいます。

 

大きく上げたり、下げたりすると、

「これだけ下げたら(上げたら)反転するでしょ」

なんて思って、
反射的に手を出してしまいます。

 

急騰・急落時というのは、
何かしらのニュースが出た時が多く、
そのような突発的な動きが出ると、
ポジションを持っている人達が、

「ヤバイ!」

と感じて、一斉に逃げてきます。

 

このような状態で、
変に逆張りをしても、
逃げてくる人達の決済に巻き込まれて、
失敗しやすくなるので、
こんな場合は、
落ち着くまで待つのが一番です。

 

急騰・急落をすると、

「すぐにリバウンドするから、
今入らないともったいない!」

と感じてしまうのですが、
値動きが落ち着いて、
反転の兆しを見せてから入っても、
十分間に合います。

むしろ待ってからの方が勝率も高いです。

 

多分、この失敗に関しては、
多くの人が共通してやってる失敗でしょう。

私も例外なく、安易な逆張りをして、
何度もやられていました。

 

一応、逆張りでトレードをする際の
コツというのもあるので、
もし興味がある場合は、
以下の記事も参考にしてみてください。
FXで急騰・急落時の逆張り手法を使う際の注意点とは?

FXの逆張りデイトレで勝率の高いエントリースタイルとは?

 

ただ、逆張りの場合、
けっこう難しいので、
FXでちゃんと結果が出るようになってから
挑戦するようにした方がいいです。

 

ブレイクを狙ってしまう

FXでの失敗で、

“ブレイクを狙ってしまう”

という失敗は、
非常に多くの人達の共通点だと思います。

 

これは急騰・急落時の逆張りとは
逆のパターンで、大きく動くと、
その方向に飛びついてしまいます。

「このまま一気に下げそうだ!」
「この下げに乗り遅れたくない!」

なんて思って、
飛びついてしまうのです。

 

大きく動いた時というのは、
みんなが一斉に利食いをしてきます。

例えば、あなたが下記画像の黄色マルで、
売りポジションを持っていて、
急に大きく動いたとしたら、
どのような気持ちになるでしょうか?

 

恐らく、急に含み益が増えることで、

「この利益を逃したくない!」
「一旦利食いしておこう」

という気持ちになると思います。

 

あなたが「利食いをしたい」
と感じるという事は、
他の相場参加者も同じように感じています。

つまり、大きく動くと、
大勢が利食いをしたくなるので、
ローソク足が伸びきったところで
エントリーをすると、
その利食いに飲み込まれて、
あっという間に逆行されます。

 

この失敗はFXでは、
多くの人に見られる共通点です。

この失敗も、
例外なく私は何度もやっています。

 

基本的にブレイクを狙うにしても、
ローソク足が伸びきった場所で
狙うのではなく、
そうなる前に狙うのが基本です。

ただし、ブレイクを狙う場合、
ダマシも多く、失敗しやすいです。

 

それに、ブレイクしたとしても、
大体が戻ってくるので、
それであれば、押し目や戻しを狙った方が、
勝率も高く、利益幅も大きく取れます。

 

なぜなら、一度ブレイクすると、
相場参加者の目線が
一方向に揃うからです。

例えば、下記画像では、
レンジ下限をブレイクして
大きく下落していますよね。

 

このブレイクによって、
今まで買いと売りで戦っていたのが
売りに軍配が上がりました。

こうなると、相場参加者の目線は
一斉に売りに変わります。

 

ただ、ブレイクして伸びたとしても、
必ずどこかで売りの決済が入るので、
レートが戻ってくることが多いです。

そうなると、ブレイクによって
相場参加者の目線は売りになっているので、

「戻ってきたら売りで入りたい」

と考えている人達が大勢います。

 

その為、レートが戻ってきてから
エントリーをしていった方が
ダマシに会う可能性も低く、
勝率も高くなるし、利益も伸びやすくなります。

実際に今回の場面では、
以下のような動きになりました。

 

このように、ブレイクをしたとしても、
大体は戻ってくるので、
押し目買いや戻り売りを狙った方が
失敗する確率はかなり減ります。

 

ブレイクについて、
更に詳しく知りたい場合は、
以下の記事も参考にしてみてください。
FXのブレイクアウトは失敗しやすい!狙うべき場所はココ!

 

ドテンをしてしまう

自分がポジションを持っていて、
含み損を抱えると、

「なんかダメそう・・・」
「ドテンした方が良さそうだ」

なんて感じて、
保有ポジションを損切りして、
すぐに逆方向のポジションを持って、
それも”結局損切り”
なんていう失敗も多くあります。

 

これをやってしまうと、
連敗になった時の資金的なダメージと、

「なんだよー!」
「そのまま持っておけば良かった!」

という精神的なダメージが重なって、
怒りからポジポジ病が
発生しやすくなります。

 

これを防ぐには、
一度自分が決めた方向にエントリーしたら、
“根拠の崩れる位置に来るまで我慢する”
というスタイルを取るしかありません。

そうしないと、
損切り貧乏になる可能性も高くなり、
無駄に損を連発するという失敗に陥ります。

 

例えば、下記画像の黄色マルで
売りエントリーをしたとしましょう。

 

でも、エントリー後に
ダブルボトムのネックで
売っている事に気づいて、
更に反転の兆しを見せたとしましょう。

 

ここで、「あ、ヤバい!上がる!」
なんて思って損切りをして
すぐにドテンすると
大概ドテンしたポジションも失敗します。

 

FXではどんなことも起こりえます。

直近の値動きに翻弄されて、
ちょこちょこドテンをしていると、
逆に損切り貧乏になります。

 

だから、
基本的には一度エントリーしたら
直近の高値を抜けるなど、

「ここを抜けたらダメだ」

という場所に来るまで
我慢していた方が
余計な失敗をせずに済みます。

 

また、ドテンをして
失敗する人の共通点として、

“1分足だけを見てトレードをしている”

という場合も多いです。

 

例えば、以下の1分足チャートで
黄色マルで買いエントリーをしたとしましょう。

 

しかし、エントリー後逆行されて、

「あ、これは下に抜ける!」

なんて思って損切りをして
すぐに売りでドテンをします。

 

しかし、
ドテンをした途端に今度は上昇して
また損切りをするはめになります。

 

でも実は、
このチャートを15分足で見ると、
以下の場所で売っていたのです。

 

要するに、反転しやすい場所で
売ってしまっていたわけです。

このように、ドテンをして
失敗する人の共通点を見ると、
1分足などの短期足だけを見て
トレードしている事が多いです。

 

3つの失敗をする根本原因は?

エントリーで失敗する共通点に、

・急騰・急落時の逆張り
・ブレイクを狙う
・ドテンをする

といったことがあります。

 

これらの失敗をする根本原因に、

検証不足

というのがあります。

 

もし、逆張りやブレイクなど、
これら3つが自分の手法として
確立されていれば何の問題もありません。

 

ただ、この3つで失敗している場合、
値動きによって、
目線をコロコロ変えてしまい、
自分トレードが固まっていない証拠です。

だから、つい目先の値動きにつられて
これらの失敗をしてしまうのです。

 

その為、このような失敗を
繰り返しているとしたら、
まずは徹底的に検証をして
自分のトレードスタイルを
確立することが先決です。

これを固めてしまえば、
相場に振り回されて
無駄な損をすることを防げます。

 

もし、検証方法がわからない場合は、
以下の記事も参考にしてみてください。
FXで勝てる手法を作れる具体的な検証方法とは?

 

まとめ

今回の記事では、

“FXで失敗する
エントリーの共通点はたった3つ”

ということで記事を書いてきました。

 

もちろんこの3つ以外にも
共通点はあると思いますが、
私の経験上や、教えている人達の
失敗トレードを見ていると、
ほとんどがこの3つの共通点に絞られます。

 

FXでの失敗パターンというのは、
たくさんありそうですが、
洗い出してみると、
意外に数パターンしかない
ということがほとんどです。

 

だから、もしあなたが、
未だにFXで上手くいかないのであれば、
まずは自分の負けトレードを、
全て見返してみましょう。

そうすれば、必ず失敗トレードに、
共通点が出てくるはずです。
多分、そのパターンは5個もないでしょう。

その失敗パターンを把握するだけでも、
無駄なエントリーを
減らす事ができるはずです。

 

更に、その失敗パターンの、
共通点を探っていくことで、
自分だけのFX必勝法が
出来上がる可能性も出てくるので、
是非、トレード記録を、
見返してみてください。

 

逆に手法の作り方方が
よくわからない場合は、
以下の記事も参考にしてみてください。
私がFXのトレード手法を作る時の検証例をお教えします!

 

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