私のトレードは、
デイトレなら15分足がメインなのですが、
その際に5分足を混ぜて、
エントリータイミングを
取る事が多くあります。

 

なぜなら、上位足だけを見ていると、
イマイチ売りにくい(買いにくい)
という形であっても、
下位足を見ると、
エントリー出来そうな形に
なっていることが多いからです。

 

その為、下位足も見ることで、
“エントリーを逃す”
といったことも防げるし、
トレードの精度を上げることも可能です。

 

そこで今回は、
15分足と5分足を組み合わせて
私が実際にトレードした例を見せながら、
トレード精度を上げる方法をお伝えします。

 

15分足に5分足を混ぜたデイトレの例

例えば、下記画像は
15分足チャートですが、
私は黄色マルで売りエントリーをして、
水色マルで利食いをしました。

利益幅としては+40pipsです。

 

ここでエントリーした理由は単純で、
上記赤ラインを一度大きめに下抜けた事で、
一旦は買い目線が終わり、
売り目線に変わったので、
その戻りをデイトレで
売ろうと思ったからです。

 

ただし、デイトレで、
戻り売りをするにしても、

「赤ラインまで戻ってきた!」
「じゃあエントリーだ!」

と思ってバチンと
エントリーする訳ではありません。

 

いくら売り目線になったとしても、

“赤ラインに来たから
バチンとエントリー”

というエントリー方法だと、
そのまま上抜けてしまい”損切り”
なんて事が良くあります。

 

しかも下記画像の水色ラインを見ると、
V字を作っています。

これは戻りが強い証拠なので、
尚更、赤ラインを突き抜けて、
そのまま上昇する可能性が高くなります。

 

その為、
赤ラインで戻り売りをするとしても、
“反転する兆しを見せてから”
エントリーをしたいわけです。

そうなると、
15分足でデイトレをする場合、
上記の15分足チャートだけだと、
イマイチ、反転する感じが掴めないんです。

 

実際に15分足でエントリーする時は、
以下のような状態でした。

エントリー部分の拡大図

 

これだと私の中では、
少しエントリーしにくいんです。

 

なぜなら、大きな陽線が出て、
グーンと上昇をしているのを見て、

「上に強い」

と思う参加者が多くなります。

 

そうなると、
赤ラインが強いレジスタンスでも、
“止まらずにそのまま突き抜ける”
という事が多くあります。

 

しかも、この場合、15分足なので、
結構勢いが強いことがわかります。

更にその後の動きを見ても、
まだ「上に抜けるかも」
という形をしてるんです。

 

15分足だけを見ていると、
上記のような見方ができるので、
売りでは少し入りにくかったんです。

そこで、15分足を5分足に切り替えて、
ローソク足を見てみると、
下記画像の黄色枠の形だったんです。

5分足チャート↓↓

 

どうです?

なんか急にエントリーできそうな
形になってません?

実際のエントリー場面では、
こんな感じだったんですけどね。

5分足でのエントリー時↓↓

 

これだとダブルトップができていて、
かなりエントリーしやすいですよね。

実際に私も5分足に切り替えたら、
この形が出そうだったので、
しばらく5分足でチャートをガン見して、
上記の形になった次の足で
エントリーしました。

 

因みに、
なんでこの形がエントリーしやすいか?
というと、

「2回上値を試してダメだったから」

です。

 

例えば、この状況で、
買いポジションを
持っている人達からすると、
期待する動きとしては、

「赤ラインを突き抜けて、
グイグイ上昇してくれ!」

って動きですよね。

 

でも、この場合、5分足を見ると、
1回、赤ライン抜けを狙うも、
赤ライン手前で失速しています。

そしてその後、
もう一度赤ライン抜けを狙うけど、
赤ラインにタッチしたところで、
再度失速して下げ出してますよね。

 

下から買いポジションを
持っている人達からすると、

「2回試してダメだった」

という動きをされることで、

「あれ、上に行けないかも・・・」

と思って、決済をしてきます。

 

更にこれに加えて、
私のような売りを狙っている人達も、

「2回上抜けを試して
ダメだったということは、
ここから反転するかもしれない」

「しかも、強いレジスタンス付近だし」

と考えて、新規売りを入れてきます。

 

だから、この「2回試してダメだった」
というのは、大衆心理的に見ても、
物凄いわかりやすいポイントなのです。

 

結局、この事を確認したあと、
下記画像の黄色マルでエントリーして、
水色マルで利食いをして+40pipsでした。

5分足チャート↓↓

 

このようにして、
15分足のデイトレをする時に、

「ちょっとエントリーしにくいな~」

と感じていたとしても、
5分足に切り替えることで、

“実はわかりやすい
エントリーポイントだった”

という事が頻繁にあるので、
私は15分足のデイトレであっても、
5分足でエントリータイミングを
見る事が良くあります。

 

以上が、デイトレを5分足に混ぜて、
トレード精度を上げる方法になります。

因みに5分足を見ても
エントリータイミングが見えない場合は、
更に1分足にまで落として
タイミングを計ることもあります。

 

デイトレで1分足を混ぜて
エントリーするタイミングについては、
以下の記事で今回のように解説しています。
デイトレで1分足を使ってピンポイントでエントリーする方法!

 

トレード精度を上げるなら大衆心理を考えよう

上記では、私のトレード例を使って、
デイトレに5分足を組み入れて
トレード精度を上げる方法を
お伝えしました。

 

実はこの方法は、
1時間足がメインのデイトレでも、
4時間足がメインでも使えます。

更には1分足や5分足をメインにした
短期トレードにも使えます。

なぜなら、どんな時間軸であれ、
チャートはローソク足によって
作られているので、
チャートの読み方は同じだからです。

 

ただし、この方法を今回のように
上手く使うには、
大衆心理を読む力が必要です。

 

つまり、

買っている人はどう考えているのか?
売っている人はどう考えているのか?
買いたい人はどう考えているのか?
売りたい人はどう考えているのか?

といった、
相場参加者の心理を読む事が必要です。

 

相場参加者の心理を読めるようになると、

“なんでこの動きになったのか?”

といったことがわかるようになります。

 

そして、その理由がわかるようになると、
今度は過去の動きと照らし合わせて、

「次はこう動くんじゃないか?」

ということが読めるようになってきます。

 

FXで上手く結果が出ない人って、
チャートが形成された経緯を考えずに、

・サポートに来たから買い
・レジスタンスに来たから売り

といったように、
無機質なエントリーを
していることが凄く多いです。

 

でも実際は、チャートは
世界中のトレーダーによって
動かされているので、
そこには多かれ少なかれ、
人間の思惑が働いています。

その為、チャートから
相場参加者の心理を読めれば、
トレード精度が上がるというのが、
なんとなくわかると思います。

 

だから、トレード精度を上げるなら、
大衆心理を考えることが、
近道だと私は思っています。

 

もし、大衆心理について
詳しく知りたい場合は、
以下の記事も参考にしてみてください。

大衆心理の基礎的な読み方を
解説しています。
FXでも相手の気持ちを考える事が重要です

 

まとめ

今回は、デイトレで5分足を混ぜて、
“トレード精度を上げる方法”
というのをお伝えしてきました。

 

エントリーをする場合は、
自分がメインにしている
時間軸だけでなく、
下位足を見ることで
エントリー精度を上げる事が可能です。

 

その為、5分足を組み入れると、
細かい動きが見れて、
「エントリーできない」
と思っている場面であっても
エントリーできる形になっていて、
チャンスを逃さずにトレードができるでしょう。

 

もちろん、1分足を混ぜると、
更に細かく動きを見れますが、
大衆心理をしっかり考えないと、
翻弄される可能性が高いので、
まずは5分足から始めるのが良いでしょう。

 

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