・ゴールデンクロス
・デッドクロス

っていう手法がFXにもありますよね。

 

2つのMA(移動平均線)を使って、
1つのMAがもう一方のMAを、
下から上に突き抜けたらゴールデンクロス。

1つのMAがもう一方のMAを、
上から下に突き抜けたらデッドクロス。

 

この2つは相場の転換だったり、
トレンド中の押し目や戻し目などで、
よく機能とすると言われています。

私自身は、
ゴールデンクロスは全く使わないのですが、
興味本位でちょっと検証してみたら、
意外な結果になりました・・・

 

ゴールデンクロスを検証してみた結果

私自身、MA自体を使わないので、
ゴールデンクロスを使うことはないのですが、

「ゴールデンクロスはFXで通用する・しない」

という意見が分かれる事が多いです。

 

そこで、

「ゴールデンクロスはFXで通用するのか?」

というのを疑問に思ったので、
興味本位で少し検証してみました。

 

今回はめちゃくちゃ適当というか、
ルールを単純にして検証してみました。

・トレード条件

通貨:ドル円
時間足:15分足
MA:5、25

・エントリールール

MA5がMA25を上抜けたら。

・決済条件

利食い:+50pips
損切り:-20pips

単純にこれだけです。

 

これだけで10回トレードして、
検証をしてみました。

では、早速結果を見ていきましょう。

 

1回目:+50pips

 

2回目:+50pips

 

3回目:+50pips

 

4回目:-20pips

 

5回目:+50pips

 

6回目:+50pips

 

7回目:-20pips

 

8回目:-20pips

 

9回目:-20pips

 

10回目:+50pips

 

こんな感じで、10回ほど、
ゴールデンクロスの検証を
FXでしてみたところ、
結果としては、

10戦6勝4敗 勝率60%
トータル利益:+220pips

という結果になりました。

 

マジか~

正直、個人的にはゴールデンクロスは、
FXじゃ使えないと思ってたんですけど、
普通に機能してますね(笑)

しかも、超単純なルールなのに、
ここまで機能するとは・・・

 

まぁ、10回しか検証をしていないので、
これが100回以上になった場合、
どうなるのかは定かではないですけど。

多分この感じだと、
トータルではかなりのプラスになって、
勝率が50%前後になるのではないかと。

 

しかも、ゴールデンクロスの場合、
エントリー方法がはっきりしているので、
けっこう使いやすいと思います。

だから、「エントリーに迷ってしまう」
なんていう人の場合は、
使う価値があるかもしれませんね。

 

ただ、もちろん、
この結果を鵜呑みにせず、
自分で徹底的に
検証をする必要がありますけどね。

 

私がゴールデンクロスを使わない理由

私はFXでのトレードで、
MA自体を使わないので、
ゴールデンクロスを使わないのですが、
その理由として、

“エントリーが遅くなる”

というのがあります。

 

例えば、ゴールデンクロスを使う場合、
下記画像でいうと、エントリーポイントは、
黄色マルになります。

ドル円15分足

 

上記画像のポイントでエントリーしても、
普通に利食いにする事はできるのですが、
私からすると遅すぎるんですよね。

この場合だと、私からすれば、
下記画像の黄色マルで入れるんです。

 

なぜなら、まず上記画像のように
直近の最安値で
赤いサポートラインが引けて、
そこが反転候補になるからです。

そして、
これを1分足で見てみると、
以下のようになっていて、
黄色マルでエントリーができます。

 

要するに、1分足で見ると、
ダブルボトムになっていて、
私なら、その右肩で入ります。

 

ただ、この場合だと、
まだ安値を更新する可能性があるので、
もう少し安全に行くなら、
ダブルボトムのネックを上抜けた後の
押し目買いの方がいいと思います。

 

私からすれば、
このような感じでエントリーができるので、
ゴールデンクロスだと
どうしてもエントリーが遅れてしまい、
使っていないわけです。

 

ゴールデンクロスより早くエントリーするには?

上記では、私がゴールデンクロスを
使わない理由をお伝えしましたが、
このようにゴールデンクロスができるよりも
早くエントリーをするには、
ローソク足の読み方を極めることです。

つまり、ローソク足から
相場参加者の心理を読んで
トレードをしていくことです。

 

例えば、今回の場合であれば、
下落トレンドですが、
反発する可能性が高い
目立った安値がありますよね。

 

ということは、
相場参加者の心理を考えると、
売りポジションを持っている人からすれば、

「一旦、利食いをしておこう」

という心理が働きやすい場所なので、
売っている人達の利食いが入って
反発する可能性がある事がわかります。

 

そして、更に1分足をもう一度見ると、
反発しそうな安値に来るまでに、
一気に大きく急落しています。

 

こうなると、
更に売りの利食いが出やすいです。

 

その理由としては、
例えばあなたが売りポジションを持っていて、
急に大きく下落して含み益が乗ったら、

「おっと、急に含み益が増えた」
「ここで決済しないともったいない」
「しかも反発しそうな安値に到達したし」

なんて感じてしまい、
つい決済ボタンを押してしまいませんか?

 

実際にこのような心理が働いたので、
下ヒゲを出して一旦反発しています。

 

しかし、全体の流れは下落トレンドなので、

「レートが戻ってきたら売りたい」

と考える人が多く、
まだ安値更新をする可能性があります。

 

だから、サポートラインで反発後、
もう一度売りが入って下落しています。

 

ただ、もう一度戻り売りが入っても、
直近の安値まで届かずに
反発し始めていますよね。

 

これによって、
売りポジションを持って
含み益になっている人や、
新規で戻り売りをした人達は、

「あ、ヤバい!安値更新に失敗した!」
「今逃げておかないとやられる!」

と感じて、一斉に決済をしてきます。

 

更に、この場面では、

「あ、安値更新に失敗した!」
「じゃあ、ここから反転上昇するかも」

と考えて、
逆張り買いを狙う人達も出てきます。

 

このような心理が働くことによって、
反転上昇する可能性が高くなるので、
最速で下記画像の黄色マルで
エントリーする事ができるのです。

 

こんな感じで、ローソク足から
相場参加者の心理を読めるようになれば、
ゴールデンクロスを待たずに
エントリーができるようになります。

私の場合も、
この相場参加者の心理を読んだ
トレードを重視しているので、
MAを使う必要がないのです。

 

もし、このようなトレードをしたいなら、
相場参加者の心理を読む為の
基本的な方法についての記事を書いたので、
よければ参考にしてみてください。
FXでも相手の気持ちを考える事が重要です

 

まとめ

今回は、

「ゴールデンクロスが
FXでも通用するのか?」

という事を検証してみたのですが、
結果としては、

“FXでゴールデンクロスは、
通用する可能性が意外に高いかも?”

という結果になりました。

 

個人的には、
「通用しないんじゃないか?」
なんて疑っていたのですが、
結構、使えそうですよね。

それでも、私の場合は、
エントリーが遅れるので、
ゴールデンクロスは使わないですけどね。

 

ただ、こんな単純な手法でも、
検証してみると意外に機能します。

 

FXで使えるトレード手法と聞くと、

「複雑なものでないと通用しない」

と思い込む人が多いのですが、

“単純なものでも十分通用する”

というのが今回の検証でもわかりましたね。

 

こうやって実際にFXの検証をしてみると、
色々な気付きがあるから楽しいですね!

 

因みに、
今回のゴールデンクロスの検証ですが、
検証ツールを使ったら、
たったの10分程度で終わってしまいました。

検証ツール・・・マジで最強(笑)

そんな、オススメの検証ツールはコチラ

 

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