FX検証をしてるのに勝てない!」

このように悩んでる人って、
意外に多くいます。

 

実は昔の私も、仕事をしながら、
FXの検証を毎日数時間やっていました。

 

例えば、朝3時頃に起きて、
7時まで検証をしてから会社に行って、
20時過ぎに帰ってきたら、
また検証の続きをやって・・・

という事を繰り返していました。

 

でも、全くFXで勝てなかったのです。

 

検証に全ての時間を注いでいたのに、
リアルトレードになると、
全然勝てない状態が続いて、
本当に苦痛な日々でした。

「こんなに検証してるのに
なぜ勝てないの?」

このような悩みを
ずっと抱えていたのですが、
今思い返すと、
何となくその理由がわかります。

 

そこで今回は、
FXの検証をしても
勝てない理由について、
私の体験からお話していきます。

 

過去チャートを眺めているだけだった

FXの検証をしていた当初は、
やり方自体が良くわかっていなくて、
過去の出来上がったチャートだけを見て、

「ここで入れば勝てるな」

なんていう検証をしていました。

 

でも今思えば、
これは検証というか、
単なる確認作業ですよね。

はっきり言って、
これでは
ほとんど意味がありません。

 

なぜなら、基本的に私達人間は、
自分に都合の良い物になると、
目に入りやすく、
そうでない物に関しては
認識できなくなる傾向があります。

その為、出来上がったチャートを見ても、
自分に都合の良い部分しか見えません。

 

例えば、下記画像をパッと見て、
どこでエントリーすれば、
勝てると思いますか?

 

どうでしょうか?

パッと見た瞬間、
どこでエントリーすると、
勝てそうなのかわかりますよね。

 

チャートの見方は十人十色ですが、
大体、下記画像の黄色マル辺りが、
目に入ってきたと思います。

 

上記画像の黄色マルでエントリーすれば、
キレイな戻り売りとなって、
FXで勝てるのがわかります。

 

ただし、実はこのエントリー方法だと、
もう1つエントリーポイントがあります。

それがどこなのかわかりますか?

 

その場所は下記画像の水色マルです。

 

もし、赤ラインでの、
戻り売りを検証するなら、
水色マルもエントリーポイントになります。
そして、水色マルは損切りになっています。

出来上がったチャートをパッと見て
FXの検証をすると、
この損切りになる部分を
見落としやすいので、
本来の正しいデータが取れません。

 

そうなると、

「その手法が本当に通用するのか?」

ということがわからなくなり、
もしその手法が勝てない手法だった場合、
それをそのまま使っていても、

「FXで全然勝てない」

という事態に陥ります。

 

昔の私はこのような検証方法を、
ずっとやっていたので、
時間を無駄にしているだけで、
FXで全く勝てない状態が続いていました。

関連記事:過去チャートでFXの検証をするなら右端でしないと意味がない

 

1つの時間足でしか検証をしていなかった

例えば、”ダブルボトムのネック買い”
の手法を検証していた時に、
昔の私は、1つの時間足でしか、
検証をしていませんでした。

FXで勝てない頃の私は、
1分足の短期トレードがメインだったので、
1分足だけを見て検証をしていました。

 

1分足だけを見て検証をしていると、
ダブルボトムネックなんて、
無数にあるんですよね。

例えば下記画像を見てください。

 

こんな感じで見方次第で、
いくらでも検証ポイントが見つかります。

 

FXで安定して勝ち続けるには、
全体の流れを認識するのが最も重要です。

その為、チャートパターンなど、
エントリーポイントというのは、
1時間足以上の大きな時間軸で
全体の流れを確認してから、
流れに沿った場所で探すべきです。

 

よって、1つの時間足だけで
やみくもにFXの検証をしても、
エントリーポイントが
無数に出てくるだけで、
あまり役に立ちません。

 

それに、このような検証方法すると、
データがたくさん取れるのですが、
とにかく時間が掛かってしまい、
作業効率が激落ちします。

 

作業効率が悪くなると、
段々疲れてきて、検証も雑になりやすく、
正しいデータも取れなくなります。

そして、正しいデータが取れない状態で
いくら検証を大量にやったとしても、
できあがる手法は
勝てない物になる可能性が高くなります。

 

だから、検証をする際は、
複数の時間足を表示させて、
全体の流れに沿った状態で、
エントリーポイントを
探していくのが鉄則です。

 

1時間足以上の手法なら1つの時間軸でもOK

ただし、もし自分のトレードスタイルが
1時間足以上だった場合は、
1つの時間軸で検証してもOKです。

 

なぜなら、1時間足以上になると、
トレンドを把握しやすくなるからです。

よって、1時間足以上なら、
全体の流れを見誤らずに
トレードがしやすくなります。

 

だから、
1時間足以上でトレードをする場合は、
1つの時間軸だけで検証をしても、
FXで勝てる手法を作ることができます。

 

検証データの数が少ない

これも検証をしても、
FXで勝てない原因だったりします。

もしかしたら、これが
“検証をしてもFXで勝てない一番の原因”
と言っていいかもしれません。

 

検証をする場合、
最低でも1つの手法に対して、
100個以上のトレードデータが必要です。

なぜなら、FXの場合、極端に言えば、
確率のゲームだからです。

 

FXのチャートって、
常に同じような動きを繰り返していますよね。

ということは、
チャートの動きに合わせた手法を作って
その手法をひたすら使い続ければ、
資金が増えていくことになります。

 

よって、自分が使う手法が、

“どのくらいの確率で利食いができて、
どのくらいの損益になるのか?”

というのを知っておく必要があります。

 

そして、その確率の信頼性というのは、
大量のデータがあればあるほど上がります。

 

例えば、サイコロを振って
ある特定の目が出る確率って、
6分の1だと言われていますよね。

 

しかし、サイコロの目が出る確率が
実際に6分の1に
限りなく近づくのって、

「サイコロを2,000回振ったら」

なんてことが言われています。

 

つまり、2,000回振ってやっと、
1~6が出る回数が、
ほぼ同じになるのです。

 

だから、検証データが10回や20回だと、
データの数が少なすぎて、

“その手法が本当に勝てるのか?
それとも勝てないのか?”

という事がはっきりわかりません。

 

検証をしても
FXで勝てない人というのは、
検証はしているけれど、
取っているデータ数が
少なすぎることが非常に多いです。

その為、検証をする際は、
1つの手法に対して最低でも
100個以上のデータが必要だと
私は考えています。

関連記事:FXの検証回数は最低100トレードは必要!その理由はなぜ?

 

因みに私の教え子達には、

「1つの手法に対して、
検証を最低300回やれ」

と毎回伝えていますし、
私自身も検証をする際は
最低300個以上の
データを取っています。

 

まとめ

「FXの検証をしているのに、
全然勝てない・・・」

と悩んでいる人の場合、

・過去チャートを眺めているだけ
・1つの時間軸のみで検証している
・検証データの数が少ない

大体がこの3つに当てはまります。

 

昔の私も見事にこれに当てはまって、

「全てを断ち切って検証してるのに、
なんで全然FXで勝てないの?」

といった感じで悩む日々が続きました。

 

FXで安定して勝ち続けるには、
検証を行う事は必須ですが、
やり方を間違えると、
時間の無駄になるだけなので、
少し注意が必要になります。

 

ですから、もしあなたも、

「検証をしているのにFXで勝てない」

と悩んでいるのであれば、
自分の検証方法を
再確認してみるといいと思います。

 

もし、FXで勝てる手法を作る為の、
具体的な検証方法を知りたい場合は、
以下の記事も参考にしてみてください。

勝てるFX手法を作れる具体的な検証方法とは?

一気に勝ち組へ!FXの検証で確認すべき項目とは?

 

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