昨日は2017年6月2日でしたが、
月に1度のイベントである、
米雇用統計でしたね。

私はいつも雇用統計の数値に関しては、
全く気にせずに、動きを見てから、
トレードをしています。

つまりチャートの形重視で
トレードをしています。

 

因みに米雇用統計の前哨戦と言われる、
ADPですが、
今月は大きく上に動いていました。

だから、雇用時計も動くかと思いきや、
逆方向にドカン!でしたね。

 

私の経験上、ADPが強い動きをすると、
大体、雇用統計はその逆に強く動きます。

だから、今回の下に動くというのも、
なんとなくわかっていたのですが、
それでも指標前にポジションを持って、
持ち越すという事は絶対にしません。

単なるギャンブルですからね。

 

昨日の雇用統計のトレード内容

さて、トレードに関してですが、
昨日は雇用統計発表前では、
全体の流れは上だったので、
下に動いたら押し目買いを狙っていました。

 

下記画像の水色ラインの動きを想定して、
黄色マル辺りで、
エントリーを考えていました。

 

それで、雇用統計発表後は、
狙っていた通り、下に動いたのですが、
下げの勢いが大分強く、
第一候補を下抜けしてしまいました。

だから、一旦様子見をして、
下げ止まる形が出たら、
買いエントリーを考えていました。

 

ところが、全然戻らずに、
そのままドンドン下げて行ったので、

「これは下に強いかも」

と判断して、売りも考え始めました。

 

そして、111円のキリ番に来た時点で、
反発するか、そのまま抜けるかを見ました。

そしたらキリ番もあっさり下抜けして、
損切りが出てレートが走りました。

 

これを見た時点で、

「キリ番で反発してもいいのにしない」
「という事は売りの力が強いので、
下に行く可能性が高い」

という判断をして、
下記画像の黄色マルで、
売りエントリーをしました。

 

エントリー後は運良く下げてくれて、
第二の押し目買い候補まで来たのですが、
下げの勢いが強かったので、
そのまま下に抜けるかもしれないと思い、
下げ止まりの形が出るまで我慢しました。

 

そしたら結局、
少し反発はしたのですが、
もう1発、下落の波が来て、
強めに安値更新をしました。

ただ、110.5のキリ番も近かったし、
利益も十分乗っていたので、
下げきったところで利食いをして、
+35pipsの利益で終了です。

 

その後は、大分下げきったので、
売りエントリーはせずに、

「下値を固めたら一度買ってみよう」

と思っていたのですが、
ジワジワ下げていき、
どんどん時間が遅くなっていったので、
それ以上はやらずに、
今回は1回のトレードで終了でした。

 

今回の米雇用統計では、
トレード回数は1回だけでしたが、
大衆心理を使いながら、
キリ番での動きを利用して、
上手く立ち回れたので、
それなりに満足できるトレードでした。

キリ番付近というのは、
色んな思惑がぶつかって、
難しい動きになりやすいです。

でも、ローソク足を1本ずつみて、
値動きの心理をしっかり読んでいけば、
ピンポイントでエントリーできます。

 

今回のエントリーであれば、
キリ番のすぐ上に損切りを置いていたので、
損切り幅は-7pipsでした。

それに対して利益が+35pipsなので、
リスクリワード的には1:5になり、
申し分ないですよね。

 

大衆心理を使えば、
このように、損を最小限に抑えて、
利益を大きく伸ばせるので、
私はこのトレード方法が、
気に入ってます。

この「大衆心理を読む」
というのを覚えてから、
トレード精度が更に上がりましたから。

 

因みに、この大衆心理ですが、
FX歴が1年以上あるのに、
なかなか勝ち切れない人が覚えると、
トレード精度が劇的に上がると思います。

私の教え子達も、
これを覚えたらトレードの質が、
めちゃくちゃ良くなりましたから。

 

もし、大衆心理について
詳しく学んでみたい場合は、
まずは以下の記事を読んでみてください。
FXでも相手の気持ちを考える事が重要です

 

基本的に指標トレードはしなくてもよい

今回の記事では、
雇用統計時のトレードについて
解説してきたわけですが、
基本的に指標時のトレードは
しなくてもいいです。

 

なぜなら、指標というのは
上下に激しく動いて
よくわからない動きをしやすいからです。

また、ボラティリティも高くなるので、
損切りを徹底しないと、
あっという間に損が大きくなります。

 

指標で大きな動きを見せると、
つい大きく取りたいと思ってしまい、
無茶なトレードをしてしまうのですが、
逆に損をする可能性の方が高いです。

特に指標発表後5分ぐらいまでは、
値動きが速くて不安定になるので、
手を出さない方がいいです。

 

それに指標トレードをせずに、
普通にトレードをしているだけでも、
FXでは稼ぐことが十分可能なので、
速い動きに慣れない内は
無理にやる必要はありません。

あくまでも、普通のトレードで
安定した結果が出るようになってから
ボーナス的な感じで
トレードをするのが一番です。

 

それでも、
もし指標トレードをしたい場合は
やはり先程もお伝えしたように
大衆心理を使ったトレードが
個人的にはオススメです。

関連記事:FXの指標も大衆心理を使ってトレードができる

 

雇用統計以外に大きく動く指標はある?

今回は、雇用統計時のトレードについて
色々とお伝えしてきましたが、

「雇用統計以外にも
大きく動く指標はあるの?」

なんて思ったかもしれません。

 

確かに、雇用統計に限らず、
似たように大きく動く指標があれば
チャンスにはなりますからね。

実際に私も、
雇用統計以外の指標でも
トレードをしますから。

 

そして、雇用統計以外に
大きく動く指標として、

・政策金利
・消費者物価指数
・小売売上高
・GDP

といった指標が
大きく動くことが多いです。

 

特に政策金利なんて
動くときは雇用統計よりも
大きく動くこともありますからね。

 

しかも、これらの指標は、

・ユーロ
・ポンド
・オージー
・カナダ

など、国別に存在するので
1ヶ月で見ると、
実は大きく動く指標は結構あります。

 

だから、雇用統計以外にも
指標トレードのチャンスは多いので
自分で色々見てみるのもいいでしょう。

とはいっても、
大きく動くという事は
大きく損をしやすい事も意味するので
無理にやらなくていいんですけどね。

 

雇用統計でトレードをするならしっかり検証を

雇用統計でのトレードは
チャンスでもありますが、
大きく損をする可能性もあります。

ですから、
もし雇用統計で
トレードをしたい場合は
しっかり検証もしましょう。

 

それに、雇用統計を含めた
大きく動く指標では
指標発表直前に

・大きく乱高下する
・スプレッドが広がる
・サーバーが止まる

といったことも起きるので
いきなりいつものロット数で
リアルトレードをするのは危険です。

 

このようなことからも、
雇用統計でトレードをしたい場合は
必ず検証をしましょう。

個人的には
デモトレードから始めるのがいいです。

 

仮にリアルトレードをするにしても、
最低ロットの1,000通貨から
始めるようにしましょう。

さもないと、
思わぬ大損をして
資金を溶かしてしまいますからね。

 

まとめ

今回は
昨日の雇用統計のトレードについて、
解説をしてきました。

雇用統計の場合、
大きく動くことが多いので、
上手くトレードをすれば、
それなりの利益にはなります。

 

しかし、このような大きく動く指標は、
値動きが荒く、不安定な動きをするので、
損をするリスクが高い事も事実です。

ですから、指標トレード自体は
無理にやる必要はありません。

 

もしやるにしても、
最初はデモトレードから始めて
指標時の動きの感覚を
つかむのが良いと思います。

 

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