FXで安定した成績を出し続けるには、
トレード手法の検証は必須です。

 

ただ、検証をしている人の中には、

「毎日検証をしているのに、
全然結果が出ないんです・・・」

という人も結構います。

 

その為、
その人の検証の仕方を詳しく聞いてみると、

「その仕方だと結果は出ないかな~」

と感じる事が良くあります。

 

そこで今回は、

FXで結果が出にくい検証仕方とは、
一体どんな検証方法なのか?

ということを解説していきます。

 

出来上がったチャートで検証している

FXで一番結果が出にくい検証の仕方に、
出来上がったチャートを見て、

「ここで入れるな」

なんていう検証の仕方をしている人が、
かなり多くいます。

 

例えば、下記画像のように、
出来上がった過去チャートをザッと見て、

「黄色マルで買いエントリーができるな」

なんて事をしているのです。

これは、はっきり言って、
検証ではなく、ただの確認作業です。

出来上がった過去チャートを見て、
エントリーポイントを探してしまうと、
自分に都合の良い部分しか見えなくなり、
正しい検証データが取れません。

 

正しい検証の仕方というのは、
リアルトレードと同じように、
チャートの右端で検証していく事です

 

リアルトレードの際も、
ローソク足が1本ずつ形成されていき、
チャートの右端で
エントリーするかどうかを、
常に判断する必要がありますよね。

 

検証の時もこれと同じ仕方をしないと、
実際にリアルトレードをした時に、
本来はエントリーすべきでない場所で、
エントリーをしてしまったり、

逆にエントリーすべき場所で、
エントリーできなかったりして、

「FXで結果が出ない・・・」

なんて事が起きやすくなります。

 

因みに、このことについて、
更に詳しく書いた記事があるので、
もし、このような
検証の仕方をしているなら、
是非、参考に読んでみてください。
過去チャートでFXの検証をするなら右端でしないと意味がない

 

手法を同時にいくつも検証する

この検証の仕方もかなり多いのですが、
同時にいくつもの手法を検証すると、
1つ1つの手法に対して、
検証の力が分散されてしまいます

 

FXですでに結果を出している人が、
この検証の仕方をするのであれば、
特に問題はありません。

 

ただし、

「検証をしてもFXで結果が出ない」

という人がこの検証の仕方をすると、
結果が出にくくなります。

 

例えば、検証をする際に、

・ブレイクの検証に30分
・押し目買いの検証に30分
・逆張り買いの検証に30分

「合計1時間半も検証をしたから十分!」

なんて事をしている人がいるのですが、
いくら1時間半も検証をしたからと言っても、
1つ1つの手法に対する検証時間は、
たったの30分です。

 

これでは”検証の濃密さ”という点では、
大きく劣ってしまい、
FXで結果が出るまでに時間が掛かります。

 

複数の手法を同時に検証すると混ざりやすくなる

また、いくつもの手法を同時に検証すると、
やっている内に手法が混ざり合って、
エントリーポイントの見落としや、
すべきでない場所でエントリーしたりと、
正しいデータが取れなくなります。

 

FXはサイクル相場なので、
同じような動きを永遠と繰り返します。

その為、そのサイクル相場に合わせた
手法を1つでも作ってしまえば、
あとはそれをひたすら使うだけで
FXで稼ぐことだって可能です。

 

ということは、
検証で必要なことは、
一貫したデータを取ることになります

しかし、複数の手法を
同時に検証する仕方だと、
手法同士が混ざり合って
一貫したデータが取れなくなるので、
手法の優位性がわからなくなります。

 

検証は時間が掛かって面倒くさいので、

「1度の検証で一気に終わらせたい」

という気持ちはわかるのですが、
検証をやる本来の目的は、
FXで安定したトレードをして
稼げるようになるためです。

 

それなのに、
検証が面倒くさいからと言って
1度に複数の手法に対して検証をして、
各手法の優位性を曖昧にしてしまっては
本末転倒になります。

そんな曖昧な手法を使って
リアルトレードをしたところで、
曖昧な結果しか出ずに
無駄に時間と資金を消費するだけです。

 

このような事を避ける為にも、
FXの手法を検証する際は、
同時にいくつも検証する仕方ではなく、
1つの手法を丁寧に深く検証すべきです。

 

FXで結果を出せるようになるには、

“平均して何でも出来る人”

ではなく、まずは、

“1つの事に特化した専門家”

になることが重要です。

 

FXは1つの手法だけでも、
十分稼ぐ事ができます。

むしろ最初の内は、
手法を1つに絞って、
丁寧に検証をしていった方が、
その手法に精通できるので、
FXで結果を出す為の近道となるでしょう。

関連記事:FXの検証でテーマを絞る事で得られる爆発的な効果とは?

 

手法を最初から複雑にしてしまう

FXで結果が出ない人は、
手法をどんどん複雑にして
検証をする傾向があります。

 

しかし、手法を複雑にすると、
検証中にミスが出やすくなって
正しい検証結果が出なくなります。

その為、検証をする際は、
まずはシンプルな手法から始めましょう

 

そして、シンプルな手法で検証をして、
その結果を見てから、
必要であれば1つだけ
インジケーターを足すなどして
再度検証しなおした方が良いです。

 

この方が検証中のミスも起きにくいし、

“何が原因で負けやすいのか?”

といった事もはっきりわかりやすいです。

 

また、損切り幅と利食い幅も
最初は固定してしまっていいです。

 

ここを固定しておいて、
検証が一通り終わってから
結果を確認していくと、

「この場面は利益を伸ばした方がいい」
「この場面は損切りを小さくできる」
「この形になったら建値にしよう」

ということが見えてくるので、
色々と調整がしやすくなります。

 

検証中に思いついた事を混ぜ込んでしまう

検証をしていると、

「何かこのパターン負けやすいな」
「ここは様子見の方がいいかも」

なんて、色んな事に気づきます。

 

そうすると、この気付きを
検証中に混ぜ込む人が多いのですが、
これをやってしまうと、
手法の本来の優位性がわからなくなり、
一貫したデータが取れなくなります。

 

ですから、検証中に気付きがあっても、
その気付きを今やってる検証へ
混ぜ込むことはせずに、
まずは最初のルールを徹底して検証しましょう。

もし、気になるなら、
簡単にメモだけ残しておいて、
検証が一通り終わった後に、
その気付きに対してチェックしましょう。

 

まとめ

今回は、

FXで結果が出にくい、
ダメな検証の仕方とは?

という事で解説してきました。

 

再度、ダメな検証の仕方をまとめると、

・出来上がったチャートで検証する
・同時に複数の手法を検証する
・手法を最初から複雑にする
・検証中の気づきを混ぜて込んでしまう

といった事が
ダメな検証の仕方になります。

 

FXで安定して結果を出すには、
検証は絶対必要です。

 

ただし、
間違った検証の仕方をして、
一貫したデータが取れないと、

「こんなに検証してるのに、
何で結果が出ないんだ!」

「手法が悪いに違いない!」

なんて勘違いをして、
新しい手法探しの旅に出て、
迷走し続けることになります。

 

だからまずは、
検証をするにしても、
正しい検証の仕方で、
手法の確認をしていきましょう。

検証でのポイントは、
とにかく一貫したデータを取る事です

 

一貫したデータさえ取れれば、
そこからいくらでも応用できて、
ちゃんとした手法が確立されていきますから。

 

もし、手法を作る際の
正しい検証の仕方を
具体的に知りたい場合は、
以下の記事も読んでみてください。
勝てるFX手法を作れる具体的な検証方法とは?

 

また、検証の作業効率を
圧倒的に良くしたいなら、
検証ツールを使うのがオススメです。

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