忙しいサラリーマンの方など
普段FXに時間が取れない場合、
月曜早朝の窓埋め用のトレード手法が、
昔はかなり効果的でした。

私自身もサラリーマン時代は、
FXに使う時間があまりなかったので、
月曜早朝の窓埋めトレード手法を作って、
よくトレードをしていました。

 

埋めない窓はない

FXの場合、土日が休場なので、
その間に何かニュースが出ると、
注文が殺到するので、
月曜朝一にギャップダウン、
ギャップアップを起こします。

よく、”窓開け”なんて呼ばれています。

 

そして、この窓が開くと、

「埋めない窓はない」

と言われるくらい、
埋める方向に動きやすくなります。

 

その為、
窓を開けた方向にエントリーすると、
勝率が高いので、
少しレバレッジを上げて、
トレードする事も可能です。

私も昔は
窓埋め用のトレード手法を作って、
月曜の早朝に頑張って起きて
トレードをしていました。

関連記事:FXの窓埋めは失敗しやすい??いや、その逆ですよ!

 

窓埋めトレードはエントリー回数が少ない

ただし、FXの場合、窓が開くのは、
基本的に月曜早朝だけなので、
トレードチャンスはMAXで、
月に4回だけです。

しかも、5~6年前までは、
毎週のように窓が
数十pips~100pipsぐらい開いていましたが、
ここ最近はそこまで開かなくなってきました。

 

その為、
窓埋めのトレード手法だけでは、
FXで稼ぐのはかなり難しいです。

あくまでもボーナス的な感じで
トレードをするのがいいです。

 

窓埋めを狙うトレードは時間がない人にオススメ?

窓埋めを狙うトレードは、
月曜早朝におこなうので、
時間がないサラリーマンが使いやすいです。

しかも、窓埋めトレードの場合、
すぐに埋める方向へ動くことが多いので、
上手くすれば30分程度で終わります。

 

ただし、先程もお伝えしたように、
月に最大4回までしか
トレードチャンスがないし、
今は窓があまり開かなくなったので、
ちょっとしたお小遣い程度にしかなりません。

 

昔であれば、窓が大きく開いたので、
複利を使って稼ぐことができました。

私もサラリーマン時代は
時間がなかったので、
月曜早朝に頑張って起きて
超ハイレバでトレードをしていたら、
月曜早朝の窓埋めのトレード手法だけで、
年間で700万稼いだ事があります(笑)

 

でも、あの時は「FXで早く稼ぎたい!」
という気持ちが強くて、
狂ったトレードをしていました。

その為、年間で700万稼いだと言っても、
今思い返せば、
単なるギャンブルトレードでしたけどね。

 

なぜなら、あの時は海外のFX業者で、
レバレッジ500倍MAXを使って、
トレードをしていました。

しかも、その時の手法って、
仮に10万の利益になったとしたら、
次のトレードで、その10万分を、
レバレッジMAXで使っていました。

 

例えば、100万の資金で、
月曜早朝の窓埋めトレード手法を使って、
10万の利益が出たとします。

そうなると、
資金は110万になりますよね。
そしたら、この110万円分を、
レバレッジMAXにして、
次の窓トレードをしていました。

今考えると、異常ですよね(笑)

 

だから、上手く行くと、
物凄い勢いで資金が増えていきます。

この時にFXの複利の凄さを知ったのですが、
このやり方は完全にアホだと思います。

 

しかも、この早朝トレードによって、
一時期、最大トレード枚数が、
1回で500枚を超えたときは、
常に心臓がドクドクと、
激しく鼓動を打っていました。

「心臓が飛び出るんじゃないか!?」

と思うぐらいドキドキ感がやばかったです(笑)

 

早朝はスプレッドが広い

月曜早朝の窓開けを狙った手法は、
比較的勝率が高いのですが、
月曜朝一はスプレッドが広いです。

 

大体どこの業者も、

・ドル円:5以上
・ユーロ系:5以上
・ポンド系:10以上

といったように、
通常の相場に比べると
スプレッドがすごい広がっています。

 

特にポンド系なんて、
普通に10pipsを超えてくるので、
ほぼトレードできないと思った方がいいです。

しかも、スプレッドの広がりが
収まるのを待っている間に
窓が埋まってしまう事も多いですから。

 

だから、スプレッド分も考えると、
最低でも20pips以上の窓が開かないと
トレードは難しいです。

 

今の月曜早朝のトレードは正直微妙

昔のFX市場は
ボラティリティがすごい高かったので、
窓が毎週のように大きく開いていました。

その為、窓埋めを狙った手法は
かなり効果的でした。

 

しかし、今では、
窓の開き具合が弱くなっているし、
そもそも開かないことが多いです。

更に、早朝はスプレッドも広がるので、
これらのことを考えると、
窓埋めを狙ったトレードはかなり微妙です。

 

狙うとしても、

・土日にどこかの国の選挙がある
・土日に経済に関する大きなニュースが出る

といったことがあって窓が開いた場合に
トレードをするような感じです。

 

ただ、こういうイベントやニュースは
頻繁に出るものではないので、
今ではめっきりチャンスが減りました。

その為、月曜早朝のトレードは、
今はかなり微妙です。

 

しかも、月曜朝一は

・夏時間:6時開始
・冬時間:7時開始

となっているので
早起きが必要になります。

 

それで早起きをしたとしても、
窓が開かなかったら

「もっと寝ておけばよかった」

なんてことになりますよね。

 

特に夏時間なんて6時開始なので
5時半とかに起きて
準備する必要がありますから。

この事を考えると、
今現在、窓埋めを狙ったトレードは
そこまで効果的ではないかもしれませんね。

 

一応、私の場合は
また窓が大きく開きやすい
相場が来るかもしれないし、
窓が開いた時はチャンスなので、
月曜朝一の動きはチェックしています。

 

普通にデイトレードをするのが一番

月曜早朝というのは、
今ではかなり微妙になってきました。

ですから、
無理に窓埋めを狙うような
トレード手法を使わずに
普通にデイトレードをするのが一番です。

 

もし、トレードをする時間がないなら、
1時間足以上のデイトレードにすれば
1日1~2回ぐらいチャートを確認するだけで
トレードができます。

また、夜に少し時間が取れるようであれば、
15分足程度のデイトレードもやりやすいです。

 

しかも、このようなデイトレードの方が
トレードチャンスも多いし、
経験値も詰めるので、
FXで安定した成績を出せるようになるには
ずっと近道になります。

 

もし、
これらのデイトレードのメリットについて、
詳しく知りたい場合は、
以下の記事も参考にしてみてください。

4時間足のデイトレがFXで勝てるきっかけになった!

FXでデイトレをするなら15分足の手法が一番やりやすい!

 

逆に、時間がないからといって、
スキャルピングをやるのは
かなりリスクが高いです。

デイトレードなど、
少し長めの時間軸で
安定して勝てるようであれば
スキャルピングでもいいですが、
そうでない場合は
逆に損をする可能性の方が高くなります。

 

私もサラリーマン時代に
時間がないからといって

「スキャルピングなら
サクサク取れるだろ」

なんて思ってやってみたのですが、
1分足の速い値動きに翻弄されて
大損した経験があります。

 

ですから、
FXで安定して勝てていない状態で
スキャルピングに手を出すのは
リスクが高いと思った方がいいです。

関連記事:これホント!FXでのスキャルピングは大損の元!

 

まとめ

昔はFXで早朝にトレードをする場合、
窓埋めを狙った手法が効果的でした。

しかし、今では窓が開く回数が減って、
窓の開き具合も悪くなってきたので、
月曜早朝のトレードはかなり微妙です。

 

それであれば、
普通にデイトレードをしていた方が
トレードチャンスも多いので、
手法を作るにしても、
デイトレードの手法を作った方がいいです。

 

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