FXで1分足のスキャルピング手法を作るなら大衆心理を使おう！

FXで1分足のスキャルピングをする場合、
私が必ず使うのが、
大衆心理を利用した手法です。

しかも、私の1分足のスキャルピングは、
2～3pipsですぐに利食いするのではなく、
10～20pips以上を狙う手法なので、
リスクリワードが良いです。

FXでのスキャルピング手法だと、
普通は利食いが2～3pipsで、
損切りが2～10pipsぐらいなので、
リスクリワードはあまり良くありません。

その点、私のスキャルピング手法なら、
普通のスキャルピングの5倍以上は、
利益が取れるので、
かなり気に入っています。

そこで今回は、大衆心理を使って
スキャルピングをした際のメリットを
トレード例を使ってお伝えしていきます。

大衆心理を使ったスキャルピング例

大衆心理は1分足トレードの時に、
特に力を発揮しやすいので、
スキャルピングにこれを取り入れると、
高勝率で利益が大きく取れる手法が作れます。

因みに、私が普段トレードをする際は、
15分足以上のデイトレードがメインで、
毎日のように、
スキャルピングをするわけではありません。

私が1分足でスキャルピングをする時は、
要人発言で大きく動いたり、
指標などのイベントで大きく動いた時に、
スキャルピング手法を使います。

例えば、先日のトレードでも、
夜に大きくドル円が下落したので、
そこで1分足のスキャルピング手法を使って、
トレードをしました。

因みに、昨日は、
上昇トレンドが出ていたので、
基本的には買いを狙っていました。

そして、大きく下落して、
下記画像の赤ラインまで来たので、
そこでの押し目買いを主体にして、
トレードプランを立てていました。

その為、最初はデイトレで、
1回で大きく取ろうとしていたのですが、
下げの勢いが強かったので、急遽、
1分足のスキャルピングに変更して、
トレードをすることにしました。

FXでは、
強いサポートやレジスタンスに来ても、
勢いが強く一方的に戻ってきた場合は、
そのまま抜けてしまう事が多いので、
このような時は、
1分足でタイミングを見ながら、
トレードをしていきます。

昨日はスキャルピングで、
結局3トレードしたので、
それらを解説していきます。

1分足スキャルピング1回目

下記画像黄色マルエントリー
水色マル決済で+10pips

このスキャルピングでは、
赤ラインを背にしてトレードしました。

基本的にFXでは、
強いサポートに来ると、
一旦、売りの利食いが入るので、
反発をしやすくなります。

ただし、勢いが強いと、
戻り売りをしたい人達も多いので、
結構な確率で第二波が来ます。

だから、
1分足でスキャルピングをする場合も、
1回目の反発では狙わずに、

「安値更新を狙ったけどダメだった」

という形が出たらエントリーしていきます。

今回の場合も、
それに当てはまるのですが、
少し安値を更新していますよね。

その為、1回目のトレードでは、
利益は限定的にして、
直近高値付近の+10pipsで利食いです。

たった10pipsの利食いでも、
大衆心理を利用した手法を使うと、
逆行しにくい場所で入れるので、
勝率もかなり高いです。

1分足スキャルピング2回目

下記画像黄色マルエントリー
水色マル決済で+16pips

2回目は1回目が終わった後に、
15分ぐらい経ってから、
今度は売りでエントリーしました。

1回目の1分足スキャルピングで、
利益を限定的にしたのは、
下ヒゲでありながらも、
安値を更新したからでした。

安値を更新という事は、
この形を見て、

「まだ下に行く可能性が高い」

と判断する人が多くいます。

だから私も、
1回目で利益を限定的にして、
上に行けない形が出たら、
売りでエントリーを狙っていました。

そして、1回目を利食い後に、
15分ほど待っていたら、
ダブルトップの形が出で、

「もう上に行けない」

というサインを出したので、
売りでエントリーをしました。

ただし、この際も、
全体の流れとしては上昇トレンドなので、
欲張らずに限定的な利食いにしました。

運良くエントリー後に、
大した戻りもなくすんなり下げて、
最後にグーンと動いたので、
そこで利食いをして+16pipsです。

これも6分ぐらいで終わったので、
楽なトレードでした。

1分足スキャルピング3回目

最後のスキャルピングは、
2回目を利食いした後に、
40分ぐらい経ってからでした。

下記画像黄色マルエントリー
水色マル決済で+20pips

このスキャルピングは、
結構、決め打ちで入ったので、
少し危なかったのですが、
それでも損切りが-5pips程度で済むので、
そこまで悪いトレードではなかったです。

このエントリーも、
安値更新失敗を狙った買いエントリーです。

ここでも、1度安値を更新したので、
売りを狙っている人達が多くいます。

ただし、2回目に安値更新を狙った際に、
強い陰線が出ているのに、
そこから安値更新を出来ませんでした。

この動きを見た時点で、
売っている人達が、

「もう安値更新しないかも」

と判断して決済してくる可能性が高い
と考えて、早めに買いエントリーです。

その後は、
金曜の24時を過ぎていた事もあり、
ロンドンFIX後は、
値動きが悪くなったのですが、
なんとか、そのまま上昇していき、
直近のダブルトップネック付近で、
20pipsの利益が乗ったので利食いです。

この日はこのような感じで、
大衆心理を使いながら、
1分足でスキャルピングをしました。

結局3トレードで+46pipsでした。

スキャルピングに大衆心理を組み込むと、
ピンポイントでエントリーできて、
損小利大のトレードが可能なので、
私は気に入って使っています。

もし、大衆心理の読み方について、
更に詳しく知りたい場合は、
以下の記事も読んでみてください。
⇒FXでも相手の気持ちを考える事が重要です

スキャルピングをする前の注意点

上記では、
1分足を使ったスキャルピングで
トレードをした結果を解説してきました。

スキャルピングをする場合、
大衆心理を手法へ組み込むと
かなり効果的です。

しかし、スキャルピングをする前に
注意すべきことがあって、それが、

“スキャルピングをする時は
デイトレードなどの長い時間軸でも、
安定した結果を出せることが大前提”

ということです。

FXでのスキャルピングは、
トレードスタイルの中でも
もっとも難しいスタイルです。

その為、デイトレードや
スイングトレードなどの
より簡単なトレードスタイルで
安定した結果が出せないようでは、
スキャルピングで結果を出すことは
まず無理だと思った方がいいです。

コチラの記事でも紹介したのですが、
実際に私自身も、
デイトレードで結果が出せない状態で
スキャルピングに手を出したら、
1,000万以上の損失を出しましたから。

ですから、スキャルピングをするにしても、
まずはデイトレードなどの
長い時間軸のトレードで安定した結果を
出せるようになってからにしましょう。

因みに私の場合、

・4時間足のデイトレード
・15分足のデイトレード

といった順序で
トレードをするようしたところ、
1分足のスキャルピングでも
利益が出せるようになりました。

もし、これらのトレードスタイルの
特徴を知りたい場合は、
以下の記事も読んでみてください。

⇒4時間足のデイトレがFXで勝てるきっかけになった！

⇒FXでデイトレをするなら15分足の手法が一番やりやすい！

まとめ

FXのチャートは、
基本的に人間の心理によって出来ています。

だから、その心理を読んでいけば、

「次にどのように動きやすいのか？」

というのがわかってきます。

そして、この事を
1分足のスキャルピングに
組み込んでいくことで、
更にトレード精度を上げる事が可能です。

ただ、この手法は、
そう簡単に出来るものではなく、
物凄い検証と訓練が必要です。

それでも、大衆心理を読めるようになると、
スキャルピングだけでなく、
デイトレードの精度も上がるので、
この手法は私にとっては、
勝利の聖杯です（笑）

因みに、この大衆心理ですが、
FX初心者はもちろん、

「FX歴が長いけど、何か勝ち切れない」

という人が習得すると、
一番効果があると私は考えています。

FX歴が長いけど勝てない人というのは、
すでにFXで結果を出す力を
持っている事が多いです。

ただし、
細かい部分を上手く使えないので、
その力を発揮できていないのです。

そのような人は、
大衆心理の読み方を習得すると、
トレードの精度が上がると思うので、
スキャルピングに関係なく、
勉強してみると良いと思います。

大衆心理について
勉強をしたい場合は、
以下の記事も参考にしてみてください。
⇒FXは買いたい人と売りたい人の気持ちを考えると覚醒する！