FXで稼げる手法のイメージって、

“勝率が高くて負けない”

って思い込みがちですが、
実はそんなことありません。

 

私もFXで勝てていない頃は、
勝ってる人の手法って、

「勝率が90%とかあるんだろうな~」

なんてずっと思っていました。

 

でもFXでそれなりに、
結果が出るようになって気付いたのが、
“勝率はそこまで重要じゃないんだな”
ってことでした。

 

FXは勝率が30%の手法でもプラスにできる

実はFXって、
勝率が20~30%であっても、
損切りと利食いの比率さえ調整すれば、
トータルでプラスになって
資金を増やすことができるのです。

 

例えば、勝率が30%でも、

・損切り幅:-20pips
・利食い幅:60pips

といった損益比率なら、
トータルでプラスになります。

では、実際に計算してみましょう。

 

仮に、勝率が30%で、

・損切り幅:-20pips
・利食い幅:+60pips

という手法を使って、
50回トレードしたとしましょう。

 

そうすると、
勝率30%なので、
50戦15勝35敗ですよね。

 

そしてそこから、
利益を計算していくと、

60pips x 15勝=900pips
-20pips x 35敗=-700pips

となるので、
合計で+200pipsになります。

 

よって、勝率30%であっても、
トータルでプラスになって
資金を増やすことができるのです。

 

このように考えてみると、
勝率が90%だろうが、30%たろうが、
FXでお金を稼ぐ事は可能なのです。

 

勝率が90%でも負けることはある

逆に、勝率90%の手法であっても、
負ける事だって普通にあります。

 

例えば、利食いが+10pipsで、
損切りが-100pipsなら、
勝率が90%であっても、
9回勝っても1回負けただけで、
トータルで-10pipsです。

 

「いやいや、そんなことあり得ないでしょ」

なんて思うかもしれませんが、
実はこれと同じことをする手法があります。

 

それがナンピンを使った手法です。

 

FXの相場では、

・下がりすぎたら調整で反発する
・上がりすぎたら調整で反落する

という習性があるので、
仮に逆行されても
ナンピンをしていれば、
いつかは戻ってきます。

 

これによって、
損切りをせずに済むので、
勝率が90%を超えるなど
高くなる傾向にあります。

しかし、FXには”100%こうなる”
ということはありえないので、
ナンピンをし続けていても
レートが戻らないことがあります。

そうなってしまうと、
ナンピンできる余剰金に限界がきて、
たった1回の損切りで破産してしまいます。

 

実際に私も、
ナンピンを繰り返して
何度も資金を失った経験があります。

このような感じで、
いくら勝率が高い手法を使っても、
リスク管理ができていないと、
一発退場がありえるのです。

関連記事:損切りの大切さが身にしみる!ナンピンで何度も逝った過去!

 

勝率が高い手法を使うと起きる弊害

FXでは勝率が低い手法ても
トータルでプラスになって
資金を増やすことが可能です。

逆に、勝率が高い手法を使うと、
弊害が起きることもあります。

 

なぜなら、高勝率の手法を使って
勝ちが続いていくと、
段々と損をするのが嫌になって、
損切り場面が来たとしても、
損切りができなくなるからです。

 

特にFXでは、
自分の資金をリスクにさらしていくので、
連勝が続いていくと
気分が良くなる一方で、

「この連勝を止めたくない」

といった思いが強くなってしまい、
いざ損切りポイントまで来ると、
損切りができなくなります。

 

これによって、
どんどんレートが逆行して
含み損が拡大していくと、

「今までの利益がなくなっちゃう!」

なんて感じてしまい、
余計損切りができなくなります。

 

そうすると次にやることが、
ナンピンになります。

 

しかし、ナンピンをしても
レートが戻らずに逆行し続けて
更に含み損が拡大すると、

「こんな大きい金額は損切りできない!」

なんて思ってしまい、
結局、強制ロスカットになるまで放置して
たった1回の負けで全てを失うのです。

 

更に最悪なことに、
そこから1回で全ての損を取り返そうとして
大ロットでリベンジトレードをしてしまいます。

ただ、こういう時って
必ずと言っていいほど、
自分が思う方向へは動かずに逆行します。

 

そして、大ロットでのリベンジトレードも
結局、強制ロスカットに終わるのです。

そこからまた切れて
すぐに入金をして大ロットでリベンジトレード。

 

これもまた強制ロスカット。

また入金・・・

なんて事を繰り返していく内に
資金が底を尽きてしまうのです。

 

このように、勝率が高い手法を使うと、
お金に関する欲望が強く働くので、
それが弊害となることがあります。

 

実際に昔の私も、
高勝率な手法をたまたま作れて、
連勝していた時に
いざ損切りする場面がきたら
損切りできませんでした。

そしてそのまま放置してしまい、
結局、最後は強制ロスカットになって
怒りまくってリベンジトレードをしていました。

 

過剰最適化が起こりやすい

勝率の高い手法を求めすぎると、
過剰最適化をしてしまい、
逆に勝率の悪い手法が
出来上がることが多いです。

 

過剰最適化とは、
過去のチャートの動きに
ぴったり合わせてしまうことです。

 

これは私も経験があるのですが、
勝率の高い手法を作る時って
過去チャートを元にして
検証をしていきます。

 

そうすると、過去チャートを見て、
エントリーしたい場所ピッタリに
手法を合わせようとしてしまい、

・テクニカル指標を何個も使う
・インジケーターを何個も使う

といったことをしやすくなります。

 

これによって、
過剰最適化が起きて
過去チャートの動きに
ぴったり合った手法が
できあがります。

 

そうすると、
過去チャートの検証の段階では、
勝率90%以上の手法ができて

「これで俺は勝ち組だー!!」

なんて大喜びするのですが、
いざリアルトレードをしてみると

「全然勝てない・・・何で!?」

なんてことが起きます。

 

これはなぜかというと、
チャートというのは、
過去と同じような動きを
永遠と繰り返しますが、
全く同じ動きにはならないからです。

 

これがもし、
過去チャートの時と全く同じ人が
全く同じ考えをして
未来もトレードしてくれば、
過剰最適化した勝率の高い手法は
全く同じように通用します。

ですが、FX市場では
日々多くの人が
入退場を繰り返しているので、
似たような動きなれど、
過去と全く同じになる事はあり得ません。

 

その為、
手法に高い勝率を求めすぎて、
過去チャートの動きに
ぴったり合わせるような手法を作ると、
逆に全く通用しない手法ができあがります。

関連記事:FXはテクニカル指標を多く使えば勝てるとは限らない理由

 

聖杯探しに迷走しやすい

更に高勝率な手法を求めすぎると、
聖杯探しに迷走しやすくなります。

これも昔の私は陥ってました。

 

FXの場合、
自分の大事な資金を
危険にさらしながら
増やしていくものです。

ですから、損切りが起きると
物凄い苦痛になるので、
どうしても勝率が高い手法が
欲しくなります。

 

その為、新しい手法を試して
連敗が続いたりすると
すぐにその手法を捨てて
新しい手法を探し始めます。

そして、
新しい手法を見つけて、
それを試してダメだったら
また新しい手法を探して・・・

なんてことが起きやすくなります。

 

これをやってしまうと、
いつまで経っても勝てないです。

更に、
聖杯探しに迷走していると、
知識だけはどんどん付いていきます。

 

これによって、
知識だけが過剰についてしまい、
どんな手法を見ても、

「言ってることはわかる」
「またその手法か・・・」

みたいに感じてしまい、

「それなのに何で勝てないの!?」

なんて迷走し続けてしまいます。

 

手法の勝率を上げる方法はある?

FXでは手法の勝率が低くても
資金を増やすことは可能ですし、
高勝率を求めると弊害もあります。

しかし、そうはいっても、
やはり勝率は高過ぎないにしても、
できるだけ高い方が良いですよね。

 

いくら勝率が低くても
資金が増えるとわかっていても
やっぱり連敗が続くと切れて
リベンジトレードなどが
起きやすくなりますから。

そんな時に個人的にオススメなのが、
相場参加者の心理を読む方法を
今使っている手法に加えることです。

 

FXの市場で作られるチャートは、
相場参加者の心理によって
作られています。

 

例えば、
サポートラインまでレートが来ると、
レートが反転しやすいですよね。

 

これはなぜかというと、
まず、上の方から売っている
相場参加者たちが、

「サポートラインに来たから
反発するかもしれない」

「だから一旦利食いをしておくか」

と判断して、
売りポジションを決済してきます。

 

そうなると、
売りポジションを決済する場合は、
反対売買の買いになるので、
サポートラインで反発する要因になります。

 

更にこれに加えて、
サポートラインまでレートが来ると、

「お、サポートラインまでレートがきた」

「そしたらここで反発しそうだから
買いでエントリーをするか」

と判断して買ってくる人もいるので、
これもレートが反転する要因になります。

 

よって、

・売っていた人達の決済
・買いを狙っていた人達の新規買い

この2つの買いパワーが働くので、
サポートラインで反転しやすいのです。

 

このように、チャートから
相場参加者の心理を
読むことができれば、

「この後、どう動きやすいのか?」

ということを予測することができるので、
エントリーの精度が上がり、
それが勝率アップにつながっていきます。

 

その為、手法の勝率を上げるには、
相場参加者の心理を考えることが
効果的だと私は考えています。

もし、相場参加者の心理について、
更に詳しく学びたい場合は、
以下の記事を読んでみてください。
FXでも相手の気持ちを考える事が重要です

 

また、大衆心理を使って
勝率の高いデイトレをする方法も
以下の記事で解説しているので
興味がある場合は読んでみてください。
デイトレで1分足を使ってピンポイントでエントリーする方法

 

重要なのは自分に合っているかどうか

FXをやっていると、
勝率の高い手法を求めがちですが、
それよりも大事なのは、
自分の性格や生活環境に
合っているかどうかです。

 

いくら勝率が高い手法でも、
ちょっと連敗しただけで
すぐに切れて全資金を
毎回失うようであれば、
それは自分に合っていない証拠です。

 

逆に、勝率が低くても、

“1回で大きく取れて
最後にプラスになればいい”

と考えることができれば、
それは自分に合っている証拠です。

 

基本的にFXは、

「ずっと稼ぎ続けたい」

と考えてやっている人が大半です。

 

ということは、
やはり勝率を重視するよりも、
自分に合っているかを重視しないと
長い間稼ぎ続けることは無理です。

 

ですから、
高い勝率にこだわるよりも、
まずは自分に合っているかを
こだわった方が
長く稼ぎ続けられるような
手法が出来上がるはずです。

 

もし、自分に合った手法の
見つけ方を知りたい場合は、
以下の記事も読んでみてください。
FXで自分に合う手法のルール作りはどうやればいい?

 

まとめ

FXでは、
高勝率な手法を使ったからといって、
必ずしも稼げるわけではありません。

もちろん、
勝率が高いに越したことはないですが、
高過ぎてもメンタル面に影響が出て、
思わぬ損失を受けることもあります。

 

ですから、手法に対する勝率は
そこまで意識せずに、
自分に合った手法を使っていくことが
FXで結果を出す一番の近道になります。

 


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