損切りって出来ない人多いですよね。

私も今では偉そうに、

「損切りをしないとFXでは勝てません!」

なんて言っていますが、
昔は全然出来ませんでした。

 

私の場合、特に負けず嫌いなので、
損切りが苦痛で仕方ありませんでした。

 

あまりにも苦痛だったのですが、

「損切りが出来ないとマジでヤバイ!」

と感じていた矢先に、
突然変な考えを思いついたんです。

 

「俺が損切り出来ないのは、
損切りに慣れてないからだ!」

「だから損切りをする訓練が必要だ!」

なんてことです。

 

その為、適当にエントリーして、
わざと損切りになるように、
トレードをしていた過去があります。

 

わざと損切りになるようにトレードをした結果

FXで負けまくっていた頃に、

「損切りに慣れる訓練が必要だ」

なんて思った私は、
適当にエントリーをして
わざと損切りになるような
トレードをしていました。

 

これを何度も繰り返すことで、
損切りの苦痛に慣れて、
損切りをしたとしても
切れずに済むと思ったからです。

 

が、しかし!

 

この謎な訓練をしてみたところ、
損切りに慣れるどころか、

・切れてポジポジ病が発生する
・ハイレバでリベンジトレード

ということが起きてしまい、
逆に資金を失いまくりました(笑)

 

しかも、最悪な事に、
このバカな訓練のせいで、
逆にポジポジ病や
リベンジトレードの
悪い癖が付いてしまい、
これらを治すのに
めちゃくちゃ苦労しました。

 

ですから、もし、
私と同じような訓練を思いついて、
試そうとしている場合は、
絶対にやらない方がいいです。

損切りになるとわかっていても、
これが何回も続くと、
やはり悔しい気持ちが強くなって
取り返そうとする行為が出てしまいます。

 

損切りに慣れる訓練が意味ない理由とは?

損切りの苦痛に慣れる為に、
わざと損切りをするという
謎の行動をした私ですが、
この訓練に意味がなかった理由に、
日常の生活が関係していると感じました。

 

FXで損切りをすると、
経験という対価は得られるものの、
手元に残る何かを得ることはなく、
単純に資金を失っただけに感じますよね。

 

日常の生活で私達は、
お金を単純に失うということは、
財布を落としたり、
泥棒されたりしない限りないですよね。

 

お金を失ったとしても、
その分、対価として、
物や情報を得たりしますよね。

つまり、買い物がそれにあたります。

 

だから、普段から、

“お金だけを単純に失う”

という事に慣れていない限り、
自分の意識の中には、

“お金が減る=対価を得る”

という考えが根付いているので、
いくら損切りをする訓練をしたとしても、
損切りに慣れるということは、
基本的に無理なんですよね。

 

例えば、自動販売機で
飲み物を買おうとした時に
小銭を落としてなくしただけでも
怒りが沸いてきますよね。

この事を考えると、
損切りに慣れる訓練なんかしても、
お金を失う精神的苦痛に対して
感覚が慣れることはないのです。

 

損切り=経費と考える事は難しい

よく、損切りができない人に対して、

「損切り=経費と考えればいい」

というアドバイスがありますよね。

 

確かにその通りなんですけど、
これは自分で何か経営をしていない限り
かなり難しいことです。

 

なぜなら、実際に経営をしてみないと
経費の概念を本当に理解できないからです。

その為、普段から会社員として
働いているような場合は
損切り=経費と考えたとしても、
サクッと損切りできるようになるとは
限らないのです。

 

実際に私も損切りができない時に
この考えを取り入れてみたのですが
経営の経験がなかったので、
全然ピンと来なくて効果がありませんでした。

もし、このことについて
もう少し詳しく知りたい場合は
以下の記事も参考にしてみてください。
損切り=必要経費と本当に考える事はできる?実体験を教えます

 

損切りができない理由は?

損切りに慣れる為に
わざと負ける訓練をしても
意味がないのですが、
そもそも損切りができない理由って
いったい何なのでしょうか?

 

これは私が思うに、
検証不足によって、
自信がない状態で
トレードをしているからだと思います

 

ここで少し考えてみてください。

もし自分が使う手法が、
10回中9回損切りになったとしても、
たった1回の利食いで
トータル+200pipsになると
確信できているなら、
普通に損切りできると思いません?

少なくとも私はできます。

 

このことを考えると、
損切りができない理由は
自分が使う手法に対して、

・勝率
・勝ちやすいパターン
・負けやすいパターン
・勝ちやすい時間帯
・負けやすい通貨

など、細かい部分を
しっかり把握せずに
迷いながらトレードをしているからなのです。

 

それだったら、
損切りに慣れる訓練なんかせずに、
検証を徹底的に行って、

「この手法ならトータルでプラスになる!」

っていう自信を付けた方が、
損切りができるようになります。

 

FXで結果を出している人達って、

「機械的に損切りができる」

と思われがちですが、
結果を出している人であっても、
損切りは苦痛です。

 

ただ、損切りは苦痛であっても、
トータルでプラスにできる自信があるから、
機械的に損切りをしているように
見えるだけで、
損切りに慣れているわけではありません。

 

私自身も、FXで安定した結果が
出るようになった今でも、
損切りをすると、
悔しくて仕方ありません(笑)

それでも、
トータルでプラスにできる事を
わかっているので、
損切りができている感じです。

 

ですから、私のように
損切りに慣れる訓練なんてせずに、
徹底的に検証をして
自分のトレードに自信をつけた方が
圧倒的に早く結果を出せます。

 

もし、手法の優勢を確認する為の
検証方法がわからない場合は、
以下の記事を参考にしてみてください。
FXで勝てる手法を作れる具体的な検証方法とは?

一気に勝ち組へ!FXの検証で確認すべき項目とは?

FXの検証回数は最低100トレードは必要!その理由はなぜ?

 

損切りの位置がわからない場合は

基本的に損切りができないのは
検証不足によって
自分の手法に自信がないからです。

 

ただし、そうはいっても、
損切りの位置がよくわからなくて
損切りができないこともありますよね。

 

そのような場合は、
直近の高安や強いサポレジラインの
少し上(下)など、
根拠の崩れた場所へ設定すればいいです。

 

これらの場所は
相場参加者の多くが意識しているので
これらを上抜け(下抜け)すると、

「ここを抜けたらヤバイ」

と判断して、一斉に損切りが出て
トレンド転換が起きることが多いです。

 

もし、このことについて
具体的な内容を知りたい場合は
以下の記事も参考にしてみてください。
実践例を紹介!FXのトレードで損切りラインはどこに置く?

損切りを我慢すべき場所とそうでない場所とは?

 

ただ、
損切り位置に関しても、検証をしていれば
自分の手法に合った
損切り位置はわかってくるので
参考程度に見てもらえればOKです。

 

まとめ

今回は、私が損切りに慣れる為に

「わざと損切りになるようにトレードをする」

という謎の訓練をした結果について、
色々とお伝えしてきました。

 

上記でもお伝えしたように、
わざと損切りをしたところで、

“単純にお金だけを失う”

という事に慣れていない限り、
この訓練方法は
余計損切りができなくなります。

 

現実は、
FXで結果が出ていると言っても、
みんな似たようなものです。

損切りすれば悔しいし、
利食いをすればホッとします。

 

だから、
損切りに慣れる訓練なんてせずに、
まずは徹底的に検証をして
自分のトレードに対して
自信をつけるのが一番です。

そして、
リアルトレードで
経験値を積んでいけば、
安定した結果を
出せるようになるでしょう。

 

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