FXで通用する手法と聞くと、

“特別なインジケーターや、
複雑にテクニカルを絡めた手法”

というイメージを持つ人が多いのですが、
現実は、そんな事はありません。

 

FX定番手法で十分結果が出ます!

 

でも、定番の手法でも、
なぜ結果を出せるのでしょうか?

このことについて
今回は私の考えをお伝えしていきます。

 

定番の手法は再現性が高い

例えば、”定番の手法”と聞くと、

・押し目買い
・戻り売り
・ブレイク
・カウンター

など色々ありますよね。

 

ぶっちゃけ、
これらのどの手法を使っても、
FXで結果を出すことは可能ですが、
その主な理由としては、
再現性が高いことにあります。

 

例えば、
上昇トレンド中の押し目買いなんて、
FXでは再現性が高い
定番のトレード方法ですが、
多くの相場参加者が

「上昇トレンド中に押し目買いを狙うと、
勝率が高く、利益も伸びやすい」

という認識を持っているので、
その場面が来ると一斉に買いが入って
上昇しやすいのです。

 

逆に、テクニカルやインジケーターを
色々と入れた複雑な手法だと、
いく通りのものエントリー方法が出てきて、
その方法を使う人によって
エントリーもバラバラになるので、
再現性が低くなります。

 

また、手法を複雑にすればするほど、
エントリーチャンスも減っていき、
それでいて100%勝てるわけではないので、
資金も増えにくくなります。

その為、FXで使う手法は、
定番の手法でも十分結果を出せるのです。

 

実際に私自身も、
トレンド中の押し目買いや
戻り売りなど、
定番の手法でトレードをしていますが
安定した結果は出せています。

以下の記事で
実際のトレード結果を書いているので
興味があれば読んでみてください。
FXは簡単な手法で本当に勝てる?リアルな結果をお見せします

 

定番の手法でも負けてしまうのはなぜ?

上記では、定番の手法を使っても、
“FXでは十分結果が出る”
とお伝えしましたが、

「ブレイクは勝てない」
「カウンターは危険」

など、定番の手法であっても
通用しないようなことが言われています。

 

この主な理由としては、
適切な場面でその手法を
使っていないことが考えられます

 

例えば、ブレイク売りを狙う場合は、
サポートがバラバラな箇所で
エントリーをするよりも、
誰が見てもわかるような
キレイなサポートでの
ブレイクを狙った方が勝率は高いです。

 

このように、
定番の手法にも、
それぞれが力を発揮できる相場や
エントリーの仕方など、
ちょっとしたコツがあります。

 

このコツを知らずに、
適当にこれらの手法を使うから
負けやすくなって、

「定番の手法を使っても勝てない」

などの変な噂が飛び交うのです。

 

私からすれば、むしろ、
定番の手法だからこそ、
FXで結果が出せると考えています。

私のトレード手法も、
全て定番の手法です。

 

特に私のメインの手法は、
トレンドが出ている最中の
サポレジを使った、
単純な押し目買いと戻り売りです。

最近で言うと、
下記画像の黄色マルのエントリーが、
それに当たります。
(水色マルで利食い)

 

どうです?

定番中の定番ですよね(笑)

こんな単純な手法であっても、
この場面では+60pips取れてますから。

 

FXなんて正直なところ、
こんな単純な定番手法でも、
トータルでプラスにできます。

もちろん、リスクリワードを、
しっかり考える必要がありますが、
それでも、FXで結果を出すには、
単純な手法で十分です。

 

しかも、ここで言う”結果を出す”
というのは、一時的なものではなく、
安定して継続性のある結果です。

 

FXで結果が出ていない人は、

「勝っている人達は、
何か秘密の手法があるに違いない!」

と考えている事が多いのですが、
秘密なんて、どこにもありません。

 

私はたまに、
他人のFXブログを読む事があるのですが、
勝っている人のブログを読むと、
全員と言って良いほど、
シンプルで定番の手法を使っています。

ただ、それぞれ自分に合うように、
エントリーのポイントを少し変えたり、
利食いと損切り幅を調整したりして、
使っています。

 

それなのに、
FXで結果が出ていない人達は、
変に裏を探ってみたりして、
わざわざ自分から手法を複雑にして
迷走しています。

 

そして仕舞には、

「損切り不要のトレード手法」

といった、
意味不明な手法に手を出したりして、
更に迷路に迷い込んでいくのです。

 

定番の手法であっても検証は必要

定番の手法であっても、
FXで結果を出すことは可能ですが、
当然ながら検証も必要です。

 

なぜなら、人によって性格が違うので、
定番の手法であっても、

・エントリーポイントを少しずらす
・利食いをとことん伸ばす
・損切り幅を少し広げる

といったように、自分の性格や
生活環境に合わせて使わないと、
上手く力を発揮できない事があるからです。

 

その為、定番の手法であっても、
しっかり検証を行っていき、
自分に合う部分と合わない部分を
把握して、調整していく必要があります。

 

もし、手法の検証方法について
よくわからない場合は、
以下の記事も参考にしてみてください。
FXで勝てる手法を作れる具体的な検証方法とは?

FXの検証回数は最低100トレードは必要!その理由はなぜ?

一気に勝ち組へ!FXの検証で確認すべき項目とは?

 

大衆心理を考えることで定番の手法の精度が上がる

更に、定番の手法を使うにしても、
相場参加者の心理を考えることで、
手法の精度を上げることが可能です。

 

FXでのチャートというのは、
相場参加者の心理によって
作られています。

その為、この心理を考えることで、

「次にどっちへ動きやすいのか?」

ということを予測できるので、
手法の精度を高めることが可能です。

 

実際に私が使っているメインの手法も、
トレンド中の押し目買いや戻り売りですが、
相場参加者の心理を考えることで、
ピンポイントでエントリーが
できるようになりました。

 

もし、相場参加者の心理について
詳しく知りたい場合は、
以下の記事も読んでみてください。
FXでも相手の気持ちを考える事が重要です

 

もし手法作自体が定まっていないなら

もし、今現在、
手法自体が定まっていないなら
まずは手法を何でもいいので作りましょう。

今回お伝えしている
定番の手法でもいいし、
他人の手法を真似してもいいです。

 

何でもいいので、
まずは1つ手法を決めて
それを徹底的に検証するのです。

そうすることで
自分に合った手法が
徐々に出来上がっていきますから。

 

もし、手法をどうやって
決めればいいか悩んでいる場合は
以下の記事を参考にしてみてください。

自分に合った手法を決める
きっかけになるかもしれません。
FXで自分に合う手法のルール作りはどうやればいい?

 

まとめ

今回は、FXでは定番の手法でも
十分結果を出せる理由について、
私の考えをお伝えしてきました。

 

FXでなかなか結果が出ないと、

「手法を複雑にしないとダメなのでは?」

なんて考えてしまうのですが、
それは逆効果になります。

 

むしろ、
定番のシンプルな手法の方が
再現性が高くなり、
トレード内容も安定していきます。

 

ですから、もしあなたが今現在、
手法探しの旅に迷走しているなら、
一度、定番の手法を
徹底的に検証してみてください。

 

極端な話、15分足ぐらいで、
トレンドが出ている最中の、
押し目買いや戻り売りだけでも良いです。

リスクリワードを1:2以上にすれば、
勝率が50%ちょいになると思いますが、
トータルではプラスになるはずです。

 

そしてそこから、
自分に合うように手法を調整していけば、
それはあなただけの
オリジナルの手法へ進化していき、
安定した結果を得られるでしょう。

 

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