FXでは損切りができるようにならないと、
安定した結果というのはありません。

ただし、そうは言っても、
損切りをすると
単純に資金を失うだけなので、
物凄い苦痛なんですよね。

 

そうなると、
損切りを繰り返している内に、

「もう、損をするのが嫌だ!」

なんて感じ始めて、
損切りせずに放置したり、
ナンピンしたりして、
最後は資金を全て失うんですよね。

 

そんな事を防いだり、
減らしたりする為にオススメなのが、
大衆心理を使ったトレード方法です。

この方法を使えば、
損切り幅を最小限に抑えながら、
利益は大きく狙う事ができます。

 

大衆心理を使ったトレードを解説

例えば先日、
私は下記画像の黄色マルで買って、
水色マルで決済しました。

 

このトレードでは、
+46pipsで利食いができたのですが、
仮に損切りになっていたら、
-7pipsで済んでいました。

では、なぜこのトレードで、
損切りがたったの-7pipsで収まるのか、
解説していきます。

 

まず、私のFXでのエントリー方法は、
相場参加者の心理を読む、
大衆心理を使った方法になります。

 

このエントリー方法の特徴は、
スキャルであれ、デイトレであれ、
1分足を使ってエントリーをしていきます。

その為、
ピンポイントでのエントリーが可能で、
しかも損切り幅が小さく済みながらも、
利益を最大限に取る事が可能です。

 

例えば、先程のエントリーポイントを、
1分足に変えて細かく見てみると、
以下のようになります。

 

1分足で見ると、
ダブルボトムの右肩ですが、
このエントリー方法は、
大衆心理を使いながら、
考えてトレードした結果です。

まず、短期的な流れを見ると、
一方的に下げているので、
下落トレンドになっています。

 

そして、下げきったところで、
一旦、売っている人達の利食いや、
安値更新を狙った人達の損切りが出ます。

これによって、
一度反発していますよね。

 

ただし、この場面では、
一方的に下げていて、
売りが強い状態なので、

「戻ったら売りたい」

と考える人が多くいます。

 

そうなると、少し戻したところで、
今度は戻り売りが入ってくるので、
再度下落して、
安値更新を目指す形になります。

 

そして、ここからがポイントになります。

 

この安値更新を狙う動きが出て、
予定通り安値を更新して下げれば、
売っている人達は、

「まだまだ下がる!」

と判断して、利食いの決済をせずに
そのままポジションをキープします。

 

しかし、ここで”安値更新ができない”
という動きを見せると、
上から売っている人達や、
安値ブレイク売りをした人達は、

「あれ、安値更新しない・・!?」

と不安に思い始めて、
少しずつ利食いの決済や、
損切りが出始めます。

 

更にそこから、
数本ローソク足の動きを見ていくと、

“下に行ってもいいはずなのに、
下に行けない”

という動きがわかります。

 

エントリーの部分だけを拡大して、
画像を載せますね。

 

上記のように、下ヒゲが3本出た後、
下がってもいいはずなのに、
下がらずに小陰線で終わっているので、
これを見た時点で、

「売りの力が弱まったかも」

と判断ができます。

 

そして次の足を見てみると、
以下のような感じです。

 

この時点で、これ以上下がらずに、
上に行く匂いがプンプンしますね。

 

この強めの陽線を見た時点で、
上から売っている人達や、
ブレイク狙いで売った人達は、

「ヤバイ!ダメかも!」

と判断して、利食いや損切りをしてきます。

 

ここからは、エントリーポイントまで、
画像内で解説していきますね。

 

上記画像のような感じで、
1本1本丁寧にローソク足を見ていけば、
ピンポイントでエントリーができます。

そしてこのエントリー方法によって、
損切り幅を最小限に抑えられます。

 

仮に上記のエントリーだと、
損切りをする位置は、
直近の安値を更新した場所です。

 

なぜなら、
直近の安値更新に失敗して
ダブルボトムを作ることで、
そこを起点に買いが入っているからです。

 

よって、買いを入れた人達は、
ダブルボトムが崩れたら、

「買いが失敗した」

と考えてくるので、
損を最小限に抑える為に
ダブルボトムの少し下に
損切りを入れてきます。

 

その為、
仮にダブルボトムが崩れたら、
買っていた人達の損切りが
一斉に発動して、
大きく下げる可能性があります。

 

だから、損切りを設定する場所は、
ダブルボトムの少し下になるのです。

 

このように、大衆心理を考えると、
どのような動きをしたら、
損切りが出るかなどが
ある程度わかってくるので、
それに伴って損失も
最小限に抑えることが可能です。

 

今回であれば、損切りポイントは
エントリーポイントから
わずか7pipsしかありません。

それでいて、利食いポイントは、
直近の高値か、
もう1個上の高値まで狙えるので、
大体、35~50pipsは取れます。

 

そうなると、リスクリワードは、
1:5~7以上になるので、
損小利大のトレードが可能になります。

もし、これ以外にも
損切りについてのトレード例を見たい場合は
以下の記事も読んでみてください。
実践例を紹介!FXのトレードで損切りラインはどこに置く?

 

損切りを100%なくすことは無理

大衆心理を使ったトレードをすれば、
損失を最小限に抑えることが可能ですが、
損切りを100%なくすことは無理です

 

どんなに慎重にエントリーをしたとしても、
その後の動きというのは
誰にもわからないので、
逆行される場面は必ず出てきます。

ですから、「損切りは必ずするもの」
といった意識は持っておきましょう。

 

ただ、大衆心理が読めれば、
ピンポイントでエントリーできるので、

・損切りの回数を減らせる
・損切り幅も小さく抑えられる

といったことが可能になります。

関連記事:FXは損切りをしない方が良い?これホント!?

 

損切りは逆指値を使った方がいい

因みに損切りをする際は、
エントリー直後に
損切りの逆指値を入れておくのが良いです。

 

なぜなら、
手動で損切りをしようとすると、
いくら損切の場所がわかったとしても、
実際に損切りの場面になったら、

「ここから反転するのでは?」

なんて思ってしまい、
損切りに躊躇しやすくなるからです。

 

しかも、大衆心理を使った場合、

“そこを抜けたらレートが走る”

という場所が損切りになるので、
損切りに躊躇してしまうと
一気にレートが走って
損失が拡大してしまいます。

 

こうなってしまうと、
損切りをしようにもすることができなくなり、

・ナンピン
・塩漬け

といったことをしてしまい、
“最後は強制ロスカット”
なんて最悪の結果を
引き起こす可能性もあります。

 

ですから、損切りに関しては、
エントリー直後に
必ず逆指値を設定した方がいいです。

 

もし、損切り幅の設定方法について、
詳しく知りたい場合は、
以下の記事も読んでみてください。
自分の手法に合った損切り幅を見極める方法とは?

 

まとめ

今回は、

“FXで損切りを最小限に抑える方法”

ということでしたが、結局のところ、
エントリー方法の解説が
メインになってしまいましたね。

 

ただ、このエントリー方法を
見てもわかるように、
大衆心理を使ってトレードをすれば、
損切り幅は最小限に抑えられます。

だから、結局はこれが、
“損切りを小さく抑える方法”
につながります。

 

FXで安定した結果を出すには、
損切りは必須ですが、
実際に負けると悔しいし、
少なからずメンタルに影響してきます。

それであれば、大衆心理を使って、
損切り幅を最小限に抑えて、
損小利大のトレードを繰り返していけば、
メンタル負荷を抑えながら、
資金を増やす事が可能になります。

 

その為、もし、あなたが、

「損切りの方法がわからない」
「損切り幅を小さくしたい」

と考えているのであれば、
大衆心理を取り入れてみると、
トレード精度や資金の増減が、
かなり安定すると思います。

 

もし、大衆心理について、
もう少し詳しく知りたい場合は、
以下の記事も読んでみてください。
FXでも相手の気持ちを考える事が重要です

 

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